ペンクロフさんのコメント: 更新順
人間の條件 第3部望郷篇・第4部戦雲篇(1959/日) | 仲代達矢がひどい目にあいまくる六部作の中盤戦。田中邦衛のくだりは完全に『フルメタル・ジャケット』(当然『人間の條件』の方が早い)。戦闘する前から、軍隊の内務班でいじめが蔓延り人が死んでゆく地獄。日本人らしいよな。 | [投票] | |
エクス・マキナ(2015/英) | なにしろエヴァちゃんが魅力的なのだが、それがかえってSFを映画でやることの限界を感じさせる。 [review] | [投票(7)] | |
シティ・スリッカーズ(1991/米) | 都会人が牛追いツアーで人生の中に何かを見つけるというベタな筋書きだが、終盤は役者たちの顔つきが明らかに変わっており感動的だ。ビリー・クリスタルが前半でかぶっていたヤンキースのキャップが都会の象徴か。 | [投票] | |
脳内ニューヨーク(2008/米) | なにがなんだかわからない… | [投票] | |
ナイトクローラー(2014/米) | 『遠い空の向こうに』の夢見る少年ジェイク・ギレンホールが、こんなになっちまって。 [review] | [投票(4)] | |
フォーリング・ダウン(1993/米=仏) | 人間なら当然抱いてしかるべき衝動を解放してくれる夢のような映画。特にバットを振り回す前半は、精神と運動が同期しており爽快。 | [投票] | |
ヴィジット(2015/米) | シャマラン先生が久々に本領発揮して最高に面白い映画だが、カメラがうますぎる。フェイクドキュメンタリーにおいては「カメラの演技」が極めて重要となる。もうちょい「下手なカメラ」を演じてほしかった。 | [投票(1)] | |
大いなる西部(1958/米) | 終始丸腰を貫くペックを大人として、メンツ重視の西部の連中をガキとして描く。男らしさにおいて西部劇の上位概念足りえるのは「船乗り」の世界ぐらいのものだろう。板子一枚下は地獄、あいつら半端じゃないんだよな。 | [投票] | |
ジャイアンツ(1956/米) | 訳の判らぬ大河感はたっぷり。身のこなしが重くなってゆく田舎オヤジロック・ハドソンに比べ、ナイーヴ気取ったジェームズ・ディーンの老けは白々しくて見ちゃいられない。小さな変化の積み重ねで時代の変遷を見せる脚本は見事。 | [投票(2)] | |
シェーン(1953/米) | シェーンのアイドル性、人たらしっぷりが凄まじい。農夫とは友情で結ばれ、その妻ともいい雰囲気、子供には憧れられる。そればかりか悪の牧畜王からも誘われ、殺し屋からも一目置かれる。みんなシェーンを好きすぎる。誰のものにもならないんだけど。 [review] | [投票(2)] | |
センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島(2012/米) | 我はヴェルヌ原理主義者なれど、もはや真摯な映像化にさしたる期待もなく、ゆえに失望もない。原作「神秘の島」というより、『SF巨大生物の島』のリメイクなのだろう。妙に元気なマイケル・ケインと、ロック様の妙技を味わうのみ。 | [投票] | |
モンスター上司2(2014/米) | 名優たちの自由演技。コメディ映画における「野試合」でこそ、演者の実力は白日のもとに晒される。ケヴィン・スペイシー、ジェニファー・アニストン、ジェイミー・フォックスの三者は流石。 | [投票] | |
駆込み女と駆出し男(2015/日) | 女たちのエピソードがバラバラのうえ、上っ面を撫でるだけで踏み込まないので全然入り込めない。「最強の愛嬌」大泉洋をもってしても、たかだか143分が長尺に感じられる。脚本に難がある。 | [投票(1)] | |
ジュラシック・ワールド(2015/米) | 「旧パークの恐竜は本物の恐竜だったが…」という台詞があって唖然とさせられる。 [review] | [投票(3)] | |
アダルト♂スクール(2003/米) | こりゃあー面白くない。いくらなんでも笑うとこのないコメディは褒められない。 | [投票] | |
ライラにお手あげ(2007/米) | ミランダさんが特別いい女に見えず、ちょっと弱い。そのためベン・スティラーに肩入れしづらく、もうひとつ乗れなかった。 | [投票] | |
ドラゴン・ブレイド(2014/中国=香港) | ジョン・キューとの話はいいのに、エイドリアン・ブロディ登場から一気に雲行きが怪しくなる。純朴なる平和への希求と、結局は悪党を倒してめでたしとする展開に生じる齟齬のためだ。 | [投票] | |
コップランド(1997/米) | 生涯に一度の勇気で善を行う決心をするも、惚れた女は保身に走り、信じた友も手を汚していた。しかしやるのだ。 [review] | [投票(4)] | |
兵隊やくざ(1965/日) | コロコロした勝新の魅力が爆発。キツい状況下で結ばれた野郎の絆は血より濃く、女さえ「共に食った飯」「共に飲んだ酒」の扱いになる。とはいえ女郎の淡路恵子は無頼のダンディズムを漂わせ、いちばん男前に見える。 | [投票] | |
テッド2(2015/米) | お話は散漫の一言に尽きるが、マーク・ウォールバーグの背後にトランスフォーマーが見切れ続けるコミコンのシーンなど小ネタは面白く、退屈はしない。 | [投票] |