ペンクロフさんのコメント: 更新順
オデッセイ(2015/米) | 好きなものしか出てこないので、当然楽しい。足の引っ張り合いのない宇宙は全編ギークの夢だ。ただ、米中の民衆が街頭テレビに集まる場面はあからさまな嘘で鼻白む。 | [投票] | |
フォックスキャッチャー(2014/米) | 『マネーボール』も今作も低体温のインテリが高い芸術性でスポーツの世界に斬りこんじゃいました的な映画で気に食わねえ。その世界はお前らインテリではなく我々大衆が支えているのだ。ソウル五輪前にUFCの描写があるあたり、お話にならん。 | [投票(1)] | |
コクーン(1985/米) | 限りなく優しいブライアン・デネヒーに胸打たれる。淀川さんが惚れるわけだ。 | [投票] | |
クリード チャンプを継ぐ男(2015/米) | 街は今も小さな人生を灯す [review] | [投票(8)] | |
機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル(2015/日) | 無口すぎるキャスバル坊やの人格がよく判らず、全然盛り上がらない。シャアは言葉を弄して人を欺くようになってからがシャアなんだよな。キシリアとの深夜会談も平板。かつてララアを演じた声優の娘さんが幼いアルテイシアを演じており感慨深い。 | [投票(1)] | |
人間の條件 第1部純愛篇・第2部激怒篇(1959/日) | 仁義なきドブネズミの如き日本人の中で仲代ひとりが男の中のヒューマニスト、というヤクザ映画にも見える。所長が山守親分っぽいんだ。 | [投票] | |
スター・ウォーズ フォースの覚醒(2015/米) | 貧困スカベンジャー少女が名もなき脱北少年兵と出会い、花開く自らの可能性に打ち震えながらティターンズ気分のネトウヨとの闘いに身を投じる。現在進行形のお話として見応えがあり悪くない、新しくはなくとも。 | [投票(3)] | |
セッション(2014/米) | 迫力あるし面白いけど、この映画の音楽は常に一方通行。クライマックスを我々映画の観客は楽しめても、2人の物語を共有していない劇中の聴衆たちは置き去りにされる。『カリフォルニア・ドールス』と同じ問題が生じている。ショウビズ舐めてんのかと思う。 | [投票(1)] | |
スパルタの海(1983/日) | 大映テレビのドラマみたいなルックと展開ながら、演者たちの熱演は立派。DVDのジャケのコピーが「暴力か!体罰か!」で笑った。どっちもアウトや。 | [投票(1)] | |
テキサスの五人の仲間(1966/米) | 落語の如き軽妙な味の小さな佳作。実にいいですね。役者がみんな楽しそうで生き生きしている。 | [投票] | |
俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク(2013/米) | 9年ぶりでも相変わらずで、結局面白いのは各局バトルロイヤル。 | [投票] | |
ホビット 決戦のゆくえ(2014/米) | 原作通りとはいえビルボが活躍しない物語の弱さを、現象と細部の魅力のみによって成立させた一編。まー確かにエルフ王の乗るヘラジカとか2時間でも見ていられるので、中つ国の観光映画としては満点。 | [投票] | |
カサンドラ・クロス(1976/独=伊=英) | 政府への不信の象徴・防護服の男たちは『E.T.』に影響を与え、クライマックスの常軌を逸したクドさは韓国映画の傑作『政治犯・金賢姫 犯罪史上衝撃の大韓航空858便爆破事件 真由美』に影響を与えた(と思う)(たぶん)。 | [投票] | |
るろうに剣心 伝説の最期編(2014/日) | シリーズ総じて空虚な印象。時折目を見張るアクションやカメラワークがあるものの、生きたキャラクターが存在しないせいで「この人はこういう思想だからこういう闘いかたをする」といった描き分けが弱く、体を張った役者には申し訳ないが退屈してしまう。 | [投票(1)] | |
るろうに剣心 京都大火編(2014/日) | カット割りすぎカメラ近すぎ問題が改善され、いくらか見やすくなった。殺陣が香港式でアクロバティックなので、日本の剣術という感じは全然ない。 | [投票] | |
俺たちニュースキャスター(2004/米) | 男たちが男社会で大はしゃぎ、女はただセックスとセクハラの対象。男尊女卑の70年代を滑稽と笑えるようになった21世紀、まこと健全になり申した。男のロマン、各局バトルロイヤルが果てしなくくだらなくてよい。 | [投票] | |
トランスポーター2(2005/仏=米) | プラスチックの如く何の味もない、サクサク見やすいだけのベッソン式スナック菓子。そんなに嫌いじゃない。 | [投票] | |
ピッチ・パーフェクト(2012/米) | 『ブレックファスト・クラブ』への言及がホントにただの言及にすぎず、唖然とさせられる。「部長の頭がカテエ」というチンケながら劇中最大の問題は台詞でアッサリ解決。こいつら「わかりあう」気なんかねえのさ。 | [投票] | |
トランスポーター(2002/仏=米) | 冒頭で提示される主人公のキャラクターが全然活かされてない。てめえで決めたルールを序盤で破りまくり、仕事への潔癖すぎる几帳面さもすぐに忘れて凡百アクション映画文法の荒くれ定型キャラへと吸収される。なんという腰の弱さ。 | [投票] | |
るろうに剣心(2012/日) | 総じて剣戟場面がカメラ近すぎカット割りすぎ。できない演者で成立させる誤魔化しの手法だが、観客は「できる」演者が観たいんだよな。主人公の背をカメラが追いかけるカットなど、いい画もたまにある。台詞はひどい。自分で「剣客」とか言うか? | [投票] |