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KEIさんのコメント: 更新順

★4砂漠の鬼将軍(1951/米)ロンメルと言えば、あの北アフリカ戦線の猛将―その後の彼がどうなったかは、誰もが知りたい所だろう。本作はフィクションではなく、ノンフィクションの映画化―更に興味をそそる。90分台にまとめたのが良かった。さすがに120分なら、だらけたかも。[投票]
★4search/サーチ(2018/米)1つの実験映画。それ以上でも以下でもない。だから評価のポイントは、物語上モニターを使う必要性があるかどうか、だろう。物語の転換点となるシーンが3つある。 [review][投票]
★3ザ・サークル(2017/米)カメラ、24時間、マーサ、チップ、脳性マヒ、選挙etc問題提起は多いが、突っ込み不足で半端な終り。問題提示作品?が、今(2021)観ると物足りない。時代に耐えない作品か。可愛いエマが1人頑張るが、最後の笑顔は異様な感じ。皆な異様になって行くのかもしれない。[投票]
★4紳士協定(1947/米)2つの物語を1つにする構成は良かったが、原作の面白さと言える。カザンの仕事は、それを原作通りに観客に提示出来た事だろう。同僚のファッション担当(セレステ・ホルム)は一風変わったキャラだが、魅力があった。可哀想でもあった。[投票]
★3ハスラー 2(1986/米)トムがいい。生きがいい男だ。ニューマンが、渋く恰好いい。打ちひしがれたシーンも良かった。ウィテカーもいい。おどけた様子が楽しかった。 [review][投票]
★3ボヘミアン・ラプソディ(2018/英=米)人生のタイミングだろうか、クイーンは全く聞いていない。これは、創作か?いや現実の見方の問題だろうが、仲間、帰る場所、難病エイズに焦点を当て、まさに今風の物語だ。失礼だが、クイーンはこの映画によって伝説になったのか?ともあれ今更ながら聞いている。[投票]
★3斬人斬馬剣(1929/日)ガクさん(月形)が27才、とにかく若い。(丹下左膳ばりに)片手斬りで暴れ回り、アクションスターだ。もっとも伊藤は前年‘丹下左膳’を撮っており、それが頭に有った?全編観れば、伊藤らしくかっちりした話、情に絡んだ話もあったと思うが、26分では致し方無い。[投票]
★3アリスのままで(2014/米)実話かと思ったが、ベストセラー小説の映画化。こういう映画は幾つかあるが、皆な実話のように思える。誰にでも起こり得るからか。 [review][投票]
★4ベニスに死す(1971/伊)天才には狂気と邪悪が必要だ。主人公は真面目で、まっとうな精神の持ち主。つまり凡才。凡才故に完璧な真理、純粋な美(イデア)を求め続けた。現実には無いイデア。神は、観客が観ている以上のものを彼に見せたのだろう。死臭漂う迷路又靄った朝焼け夕焼けの中で。[投票(2)]
★4カラミティ・ジェーン(1953/米)実に楽しい。歌がいい。「Secret love(アカデミー歌曲賞)」「Blackhills of Dakota」etc。特に「夢追い人のように〜」と「故郷へ帰りたい:take me back to Blackhills」の詞に聞きほれる。ヒコックのテノールもいい。そう、撮影も悪くない。 [review][投票]
★3ジャンパー(2008/米)ワームホール、ジャンプスカーと実に楽しい。が物語が進むにつれ段々と失速。そして、何も解決してないじゃん!えっ解決しなくっていい話?パラディンって何よ?続編は当然・・・えっ、無いの!(You tubeにある・・・でも違う−よく分かんなーい)。 [review][投票]
★3アメリカの悲劇(1931/米)前半は、火サス(死語か)そのもの。後半は、当然の成り行き。母親の態度にむしろ違和感を覚える。アメリカだけでなく自由主義社会のどこの国でも現代は、そんな悲劇が悲劇でなく、当たり前の時代になってしまったようだ。[投票]
★5流れる(1956/日)原作よりはるかに分かり安い。これは原作の主人公女中を脇に退けた脚本と演出、何より女優陣のキャラ分けを成し得た演技力によるものだ。しかし、観客の固定した(頼るべき)視点が無くなり、(特に後半)不安定になった点は欠点だと言わざるを得ない。  [review][投票(2)]
★5愛人ジュリエット(1951/仏)いつもの如く、邦題はお粗末。記憶が消えてゆくシーンが切ない。‘想い出を売る店’の1点物がgood!長い階段は2人の距離を表わすのか。カンヌ祭音楽賞のテーマ曲が優しく甘美だ。それに溺れてしまいそうになる自分がいる。1級の幻想映画。[投票]
★4モスクワは涙を信じない(1979/露)実は鑑賞前から、ストーリーはすべて知っていた。にも拘らず、面白かった。演出の力だろう。  [review][投票]
★2サカサマのパテマ(2013/日)このSFアイディアは素晴しい。‘重力をエネルギーに変える実験’なのだ。‘重力を消す’はよく有るが、これは聞いたことが無かった。そして、その結果、真逆になった人々。これも素晴らしい。4点か5点かと観始めたが――、以下2点への降下が続く。    [review][投票]
★41リットルの涙(2004/日)奇をてらったところが無く、素直な脚本、演出、撮影。おとなし過ぎる程だ。とても静かな印象を受ける映画だが、その分伝わってくるモノも多い。安っぽい映画のように「さぁ、泣くのはここですよ」という演出ではない。  [review][投票]
★4パンと恋と夢(1953/伊)鑑賞後、本作がベルリン映画祭金熊賞受賞作品であることを知った。このラブコメのどこを評価したのか、少し考えてみた。   [review][投票]
★3RENT レント(2005/米)いつの時代も青春は、何も分かっていなくて考えていなくて、金が無くても騒いでいて愛がすべて、それだけだ。それを映しただけの本作はその分薄っぺらで、歌曲も何となく小粒になった。‘あるのは今日だけ’と言うが、青春映画はやはり‘明日への希望’が欲しい。[投票]
★3フェイクシティ ある男のルール(2008/米)F・ウィテカーが好きで観たが、最後迄楽しく面白かった。H・ローリーもシブくて、本当にいい俳優だ。カッコいいキアヌが、短気で‘人殺し刑事’に見えない。もっと派手な演出をすべきでは?ウィテカーとローリーに挟まれて押されていた。3.5点[投票]