★3 | シーザーとクレオパトラ(1945/英) | 劇作家B・ショーの脚本。「アントニーとクレオパトラ」はシェイクスピアだが、本作はその前日談。触発されて書いたのは間違いないだろう。ところで調べてみると、時にシーザーが52歳、クレオパトラが19歳(諸説あり)。老境にさしかかる男と、まだ少女さが残る女。 [review] | [投票] |
★4 | さらば冬のかもめ(1973/米) | 何というキャラだ。自分の事を「バッド アス(たちが悪い)」と呼んでくれと言い、ハッタリをかましたり、言いたい放題、やり放題。しかし、若者の親の事まで考えていた(少し押し付けがましくは有ったが)。そんな彼をバカにしていた自分を少し恥じた。 | [投票] |
★4 | 合葬(2015/日) | 原作漫画は、杉浦特有の絵巻物のような絵で登場人物の感情が、よく伝わってこなかった(というより、こちらの感性の無さによるのだろう)。が、映画は色、音、を生かして、歴史の中でもがく若者たちを活写し、分かり易かった。 [review] | [投票] |
★4 | 君の名は。(2016/日) | で、結局、三葉と瀧は三歳違いってことですね・・・?? | [投票] |
★4 | イップ・マン 葉問(2010/香港) | 主題曲がいい。1とメロディは変わらないが、オーケストラを後ろに回し二胡を前面に出すことによって、広がりが出て来た。アクションはサモ・ハン・キンポーの登場で1以上だが、物語の興味が勝ち負けだけに移って行ったのは残念だ。 | [投票] |
★4 | イップ・マン 序章(2008/香港) | ドニー・イェンの真面目そうな風貌が、金持ちで穏やかで達人という主人公そのものだ。更に魅力的なのは流れるような撮影だ。そしてどこの国にもいるバカは別として、特に日本人を悪く描いている訳ではないように思う。 | [投票(1)] |
★3 | 左ききの拳銃(1958/米) | アーサー・ペンの処女作という事を一旦知ってしまうと、(過大?)評価しがちになり、どうもいけない。処女作という事でのみ価値のある作品ではないか。ただ、ニューマンの(青臭い)演技は主人公に合っており、印象には残る。 | [投票] |
★4 | LEGO ムービー(2014/米) | いろいろな映画のオマージュが楽しい。更に言うなら、 [review] | [投票] |
★3 | ラストベガス(2013/米) | 70歳ほどの老人たちの話なので、経験も豊富だろうし色々な物語に出来たと思うが、うわべだけの何という事のない話に終始した。その割に出演大物たちがその役柄をしっかり演じており、余計に物足りなさを感じる。 | [投票] |
★4 | スイング・ホテル(1942/米) | 物語展開にスキ、甘さがあるが、中味はスレ違い、とちり、勘違いが沢山あって実に楽しい。アステアの爆竹ダンス、酔っ払いダンスは最高だが、圧巻は言うまでもなく、クロスビーの‘ホワイトクリスマス’。更に言うなら、この映画は年末に観るべき作品だろう。 [review] | [投票] |
★3 | カラーパープル(1985/米) | 少しコミカルな作風にしているが、それは間違いで、真正面から描くべきだったと思う。それと、不要なアフリカ描写もあり、ゴチャゴチャとしている。全体に的を絞ってすっきりとまとめて欲しかった。しかし撮影は美しい。副主人公シャグも美しい。 | [投票] |
★3 | ベイマックス(2014/米) | 善行も、その志しがズレていれば、評価すべきではないだろう。 [review] | [投票] |
★4 | ヘッドライト(1955/仏) | 邦題が良い−暗い夜道を走る、明日の見えない2人の生き方を表した。女は父性を求めた?しかし互いに魅かれたのは間違いない。世紀の大恋愛も週に2回15分の逢瀬も、燃える男と女には同じ事だろう。2Fの小階段、坂途中の連れ込み宿、霧に浮かぶ工事中看板、忘れられない。 | [投票(2)] |
★3 | マチェーテ・キルズ(2013/米=露) | えっえっと意表を付く展開の連続連続。段々マヒしてどうでもよくなって来る。荒唐無稽を通り越して面白いのか否かよく分からない。これが現代のB級映画か。真っ正直なマチェーテが作者ロドリゲスにいい様に扱われて可哀想、という変な感想を持った。 | [投票(1)] |
★4 | イースター・パレード(1948/米) | アステアのダンスをこれだけ見せて、歌曲をこれだけ歌ってもらえば、物語の内容の無さは諦めるしかない。歌曲`Happy Easter’と`君と踊る時だけ’は全く楽しい。「雨の日まで恋を取っておいた娘を探そう」は素晴しい詞だ。 | [投票] |
★3 | いとこ同志(1959/仏) | 遊び人社会の中に真面目な男を入れたらどうなるか、の検証。それがこのラストだろう。その持って行き方はやや強引で、ラストが先に有って、その後に前を組み立てた様な違和感がある。 | [投票] |
★4 | 怪物はささやく(2016/米=スペイン) | 少年の精神的通過儀礼の物語。各々の‘真実の物語’は大人にとっても面白いし、又教訓になる。更に言うなら、4つ目の衝撃的な物語は、子供にとってはハード過ぎないか。しかし、・・・ [review] | [投票] |
★4 | カサンドラ・クロス(1976/独=伊=英) | 大味だが、楽しめるエンターテイメント。予測が次から次へと裏切られ、実に楽しい、‘列車もの’の佳作。一番の出来は俳優でも、撮影でも、監督でもなく(皆な上出来だが)、音楽だろう。巨匠J・ゴールドスミスの実力を示す47歳時の作品。 | [投票] |
★3 | カフェ・ソサエティ(2016/米) | キャッチコピーはビタースウィート、大人のおとぎ話だが、ビターでもおとぎ話でも無い。真面目な男は気の強い派手な女に憧れるものだが、所詮上手くは行かない。合うのは同じ真面目な女だ。そんなキャラの色分けがよく出来ている。シックな衣装はシャネルだそうだ。 | [投票] |
★3 | シン・ゴジラ(2016/日) | 進化するというアイディアと政治描写に時間を割いて、今迄との差別化が出来た。早口なセリフは観客を集中させる為か?松尾諭の真面目な役に違和感。國村隼は変わらず渋い−尤もセリフはゴルゴ13の‘It's my business’と同じだが、良かった。 | [投票] |