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KEIさんのコメント: 更新順

★4戦争のはらわた(1977/独=英)さすがに暴力ペキンパーが描く砲弾爆撃シーンは、圧倒的な迫力あり。クレジットオープンからどぎつい作品と思ったが、途中‘両手を無くした傷痍兵が将軍が差し出した手に握手出来ず、足を出す’シーンもあり・・・しかしラストシーンは予測不可能。凄い![投票]
★3DENGEKI 電撃(2001/米)中だるみがない。カーチェイスも悪くない。誰が敵か味方か分からない。ラストの三重どんでん返しは見たことがない。昼寝用に観たが、眠れなかった。[投票]
★4思い出のマーニー(2014/日)舞台は完全に怪奇ゴシック幽霊譚で、杏奈はだんだんと痩せてゆき・・・と思ったが、はずれた(笑)。優しく暖かいタッチで綴られて行くが、里親手当て・養育費なんて現実も垣間見させ、この物語はキビしい現実の上に成り立っているのかもと、思いを巡らせた。。[投票(1)]
★4ブロークン・トレイル 遥かなる旅路(2006/米=カナダ)名優ロバート・デュヴァルのじじいぶりが最高。当然ながら、映画ではなくてTV.無駄なセリフ、冗長なシーンも多い。その為か180分と長い。切り詰め2時間、譲っても2時間半だ。物語自体は面白く、中盤はなかなか見せる。[投票]
★4草原の野獣(1958/米)撮影に注目。クロースアップは極力少なくし、所謂ニーショット(膝から上)を多用。近年になるにつれ、被写体にどんどん近づいて行ったように思う。昔のゆったり感が好きだ。本作は佳作。男手一つで男の子を育てるとはこういうものだろう。ラストの涙に、涙する。[投票]
★5オーガストウォーズ(2012/露)違和感の面白さ。 [review][投票(1)]
★4赤いアモーレ(2004/伊=スペイン)不倫映画の典型的決定版。いつもいつもこういう展開になる。これは男の願望だろう。と思ったら、原作は女性。女の願望でもあるのかも?赤い靴が彼女の見栄、欲情又優しさまで表しているようだ。もっとも二人の恋は恋愛ごっこじみて、もう一つ心には迫らないが。[投票]
★3第九軍団のワシ(2011/英=米)ブリタニアは英国であり、ハドリアヌス帝の長城は史実(第九軍団は分からない)なので、題材は面白い。が物語の展開は型にはまり過ぎで面白さを欠く。ドルイド宗徒の攻撃は映像として面白い。最後の逃走(逆に見れば追跡)劇は原作の方が面白そう。3.5点。[投票]
★3就職戦線異状なし(1991/日)(織田を除く)仙道、和久井、本田のファンです。仙道さんって、どうしていつもあんな変な髪形なのだろう?本田さんは相変わらずの役ですが、今回はちょっと良し。和久井さんが一番存在感あり。本作と「息子」で日アカ助演女優賞。といっても「息子」でしょうが。[投票]
★4セレンディピティ(2001/米)K.ベッキンセールは余りにも整いすぎて印象に残らない。それより、次々と現れる‘運命の暗示’が面白い。中でも‘本の出現’が意表を突き、しかもテーマに沿っておりよく考えられていた。ヘルメスの店員が笑える。感動はないが、最後まで楽しい。。[投票]
★3クリエイター(1985/米)基調が明るく爽やか。主題曲も優しい。だがR2−D2のようなロボットとか「青い山脈」のような自転車颯爽シーンとか・・・一風変わった作品。考えるに、O'Tooleが飄々とした大学教授の役をやりたいなんて言い出し、それに2つの恋物語をくっ付けただけなのでは?[投票]
★3サラの鍵(2010/仏)語り口の上手さとM.マヤンスの好演により、幼いサラの一部始終は心に迫った。が、現代の話はジュリアの調査がしつこく続き、ジャーナリストの悪癖かと毒づきたくなった。そしてラスト。サラを身近に感じていたとはいえ、こんな事をするのは現実には有り得ないと思う。[投票]
★3エネミー・ライン(2001/米)ジーン・ハックマン、COOLだねえ。COOLといえば敵のジャージ服の男。ダムで、湖で彼がヘタを打つのはおかしいと思うけどね。ハッチの町で戦車が砲撃するのは普通の洋品店(百貨店?)。普通の人々が暮らす町中で戦争するなよと、大声で言いたい。[投票]
★4超高層プロフェッショナル(1980/米)舞台がビル建設現場と異色であり、アイディアが随所に光る原案が良い。撮影もコワ〜い高所をよく撮った。映画と言うよりTVドラマっぽいのが玉にキズだが、RGアームストロングの悪役もなかなかのもので、埋もれさすには惜しい作品。[投票]
★3キルショット(2008/米)ダイアン・レインの好演もあって、離婚間近の夫婦描写が意外と濃い。それなら妻か夫婦を主人公にして話を進め、殺し屋達への恐怖を盛り上げた方が良かったのではないか。しかしロークの主人公の存在感は圧倒的。結果、どっちつかずになった感がする。[投票]
★4武士道シックスティーン(2010/日)折れてこその心、折れることはいいことだ、今度はそれを鍛えよう。・・・私事だが嫌なことを思い出した。昔、ある部活を止めた。折れた心は、鍛えることもなく、そのままになっている。もう一度、青春に戻れるかなぁ?[投票]
★4宮本武蔵 完結篇 決闘巌流島(1956/日)3作目、脚本にキレがなくなってきた。いや、こちらがダレて来たのか?しかしここに来て三船がいい。いつもの自信過剰演技が影をひそめ、心に迷いを持つ‘弱い武蔵’が、出来た。他に「武蔵遅いぞ」「小次郎敗れたり」の名文句が無いが、すっきりとして悪くはない。[投票]
★5続宮本武蔵 一乗寺の決斗(1955/日)武蔵は天才である。だから私のような凡人の興味の対象は、又七であり、お通というより朱実だ。実力のない者は結局運命に流されていくしかない。そんな普通の人間を三国、岡田は十分に表現出来た。全体の広がりは少し欠いたが、2作目として勢いはまだまだある。[投票]
★5宮本武蔵(1954/日)素晴らしい映像。ほぼ完璧に近いカメラフォーミング。劇化(北条秀司)が良い−例えば原作は関ヶ原から始まるが、映画は時系列に並べられていて分かり易い。又佳いセリフ−例えば「火を囲んで話そうじゃないか」等もしっかり採られている。稲垣の自信が覗く会心作。[投票]
★4マダムと泥棒(1955/英)英国推理小説伝統の上質なユーモアミステリー+少しホラー。この小ホラーとか、玄関でのぶちまけとか煙の使い方は、映像でなければこれほど面白くはない。米アカデミー脚本賞にノミネートされたのも納得。[投票]