木魚のおとさんのコメント: 点数順
八つ墓村(1977/日) | 落ち武者の人数が七人だったら、村を救った英雄になったかもしれない。落ち延びたのが一人多かっただけで、一転祟りをなす怨霊に変わってしまう数の不思議 → [review] | [投票(12)] | |
ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001/日) | 今まで見たゴジラ「シリーズ」とは確実に違うゴジラ、ヤツは街を壊すのではなく、ヒトを殺すのだ。 [review] | [投票(9)] | |
マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009/米) | この映画を見てマイケルに対する認識を改めた。 彼は巷で言われているようなボロボロの虚像なんかじゃなかった。 これからも、もっとずっと高く飛べるはずだった。 初めて彼の死を悼む気持ちになった。 [review] | [投票(6)] | |
ラスト サムライ(2003/米=ニュージーランド=日) | 「オールグレン大尉の修養時代」ともいうべき大河ビルドゥングス・ロマン。 トムを除いて皆完成された人格を持つ。 彼に影響を与える渡辺謙も真田広之も、一貫して迷いがないから映えるのだ。 異文化に触れ、成長するのはオールグレン大尉只一人。 ――いやもう一人……。 [review] | [投票(6)] | |
地獄の黙示録(1979/米) | 近くに爆弾が落ちようと、銃弾がかすめようと微動だにしないキルゴア中佐。 彼もまた、敵の弾は当たらないアメリカン・ヒーローのひとりである。 | [投票(6)] | |
スウィングガールズ(2004/日) | 最初っからずーっとぶーたれた表情しかしないギターとベースが、最後の最後でチラリとはにかんだ笑みを浮かべる。 予定調和だけど、そーゆーのをホゥホゥと目を細めて楽しむ映画。 悪い人がひとりもいないのも嬉しい。 | [投票(5)] | |
ロード・オブ・ザ・リング(2001/米=ニュージーランド) | ホビットにズボン吊りはよく似合う。また主人公以外の3人が、イメージしたまんまのホビット顔で、大げさな身振りで登場するたびに笑っちゃいました。(Reviewはサムの「フロド様」の理由について) [review] | [投票(5)] | |
獄門島(1977/日) | 石坂金田一の第3弾。原作と犯人を変えてあるため、作品の構成に無理が生じている。だが、それを補って余りある脇役の存在感に注目したい。鏡に映るピーターの妖美さ、太地喜和子のしたたかさ、大滝秀治の凄み、東野英治郎、草笛光子、小林昭二・・・。謹んで彼らに4点をささげる。 | [投票(5)] | |
江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者(1976/日) | このアパートの住人は、部屋でエッチなことしかしないのか! [review] | [投票(4)] | |
カサブランカ(1942/米) | ボガートは、カエルの声にウサギの前歯の持ち主だけど、やっぱりカッコイイ。 | [投票(4)] | |
ハムナプトラ2/黄金のピラミッド(2001/米) | 前作では田舎の高木美保っぽかったレイチェル・ワイズが、本作では田舎のマリアン風に(笑) でも戦闘力は100倍UP! 母は強し! | [投票(4)] | |
赤線地帯(1956/日) | 「戦争が終わってアメリカさんが来たら、素人さんを守ってくれ、防波堤になってくれなんて、いーい調子でおだてられちまってね」というセリフは事実。 (レビューはなぜか赤線の背景について) [review] | [投票(3)] | |
群青の夜の羽毛布(2002/日) | ほんじょさんの透明感、は演技ではなく持ち前。 だからここでは、藤真利子の存在感を特筆しよう。 お母さん、コワすぎです。 ほんじょさんと一緒に怒られてるみたいに、ビビってしまいました。 [review] | [投票(3)] | |
007/ダイ・アナザー・デイ(2002/英=米) | とりあえずオープニングのガン・バレルを元に戻せや、コラ。 感想は[review]に→(ただし、Qの開発した最新技術で、サーバ混雑時には見えないようになっています)[ ] | [投票(3)] | |
仁義なき戦い 完結編(1974/日) | 第一部の坂井鉄也、頂上作戦の藤田正一、そして本作の市岡輝吉と、回を重ねるごとに松方弘樹の目つきが、どんどんヤバくなってきている。 | [投票(3)] | |
アザーズ(2001/米=仏=スペイン) | 舞台設定や彼女の役柄が錯覚を起こさせているのかもしれないが、ニコール・キッドマンがグレース・ケリーやバーグマンという大女優たちに、肩を並べた歴史的瞬間を見届けた気がする。 [review] | [投票(3)] | |
007/ゴールドフィンガー(1964/英) | Qの開発した小型発信装置やGPS(カーナビ)、それにケンタッキー州のフライドチキンまでもが身近にあふれる時代になったが、ボンドガール級の女性とだけは、いまだにお近づきになれたためしがない。 | [投票(3)] | |
バスを待ちながら(2000/独=仏=スペイン=キューバ=メキシコ) | かーっ、マジすかッ! 泣く泣く4点。 [review] | [投票(3)] | |
光の雨(2001/日) | 苦い薬をオブラートでくるんで飲まされたため、オブラートの味しかしない映画。だが、それだけ中の薬はキキメが強い。毒かと思えるほどに・・・。 [review] | [投票(3)] | |
刑事コロンボ 殺人処方箋(1968/米) | 主人公はどう見てもジーン・バリー演じる精神科医のほうで、本作でのコロンボの扱いは、完全に「殺人者」の心理を写し出す鏡の役割である。ピーター・フォークの好演でTVシリーズにならなかったら、コロンボは嫌味な刑事役の代名詞として後世に名を残したかもしれない。 | [投票(3)] |