ペンクロフさんのコメント: 点数順
羅生門(1950/日) | 大魔神が殴ったかのような半壊の羅生門。バカげた勢いで落ちてくる痛いような大粒の雨、森の熱気に喉が乾き、夢のように清清しい一陣の風にウットリ。生々しい実感の連続! やりすぎぐらいがちょうどいい。 | [投票(10)] | |
プロジェクトA(1984/香港) | 予算もなけりゃ船もない、ボンクラ揃いの水上警察が知恵と勇気と体力だけで海賊退治にまっしぐら。血沸き肉躍る冒険ロマンは、ただの自転車すら世界で一番イカす乗り物に変えるんだ! | [投票(10)] | |
サイコ(1960/米) | テクニシャン・ヒッチコックの作品の中で、テクニック満載の本作こそがオレにとっては最も心を揺さぶる映画だった。 [review] | [投票(10)] | |
世界大戦争(1961/日) | 物干し場でのフランキー堺の叫びにボロ泣きした。 [review] | [投票(9)] | |
フリークス(1932/米) | 「失われた伝統芸」小人プロレスというたいへん素晴らしいものが、つい最近まで日本にありました。 [review] | [投票(9)] | |
八月の鯨(1987/米) | 高校生の頃、映画館で観た。 [review] | [投票(9)] | |
ガメラ2 レギオン襲来(1996/日) | 街を戦車が行く。ファミレスの中、テーブルの上の砂糖入れが戦車の振動でカチカチカチ・・・と音を立て震える。こんな描写がある映画、傑作に決まってる! | [投票(9)] | |
岸和田少年愚連隊(1996/日) | 劇中の喧嘩全てに先手必勝の原則が貫かれていて、感激した。 | [投票(9)] | |
八つ墓村(1977/日) | イヤなものをしつこく見せる、ショック映画としての『八つ墓村』 [review] | [投票(8)] | |
八月の狂詩曲(1991/日) | 忘れられない映画。ダメな映画だって事はわかってます。でも、やっぱり忘れられない大好きな映画です。これから観る皆さん、途中で「なんだこりゃ学芸会か?」と思っても、どうか最後まで観てください。 [review] | [投票(8)] | |
レベッカ(1940/米) | 見えざるレベッカの「もういないこと」の恐怖、ダンバース夫人の「いつの間にかそこにいる」恐怖。どっちも本気でイヤです。再見したいのだけど怖いので迷ってます。 [review] | [投票(8)] | |
乱(1985/日) | 数多の悲劇のその果てに待つ圧倒的無常感。ここまで来てしまうと他の日本映画とは志が違いすぎて、比較のしようがない。黒澤明が『乱』で到達した境地まで、今後の日本映画は永久に辿り着けないのではなかろうか。 | [投票(8)] | |
ヒドゥン(1987/米) | 低予算SFとしては、『ターミネーター』に匹敵する面白さ。 [review] | [投票(8)] | |
最後のブルース・リー ドラゴンへの道(1972/香港) | コメディタッチの本作で垣間見たブルース・リーの無言の思想に、メチャクチャ感動した。 [review] | [投票(8)] | |
ドラゴン怒りの鉄拳(1972/香港) | この映画でのブルース・リーの怒りは、世界中の被差別者の勇気になった! [review] | [投票(8)] | |
狼 男たちの挽歌・最終章(1989/香港) | 「あんたの名前も知らない」「名前など… 水くさい!」「本当の友達だ」 ここでストップモーションをかますウーはまぎれもなくド本気。オレはシャレにまぎれてしか本音を吐けなくなった自分が恥ずかしくなって男泣き! | [投票(8)] | |
震える舌(1980/日) | 此岸の『エクソシスト』 [review] | [投票(7)] | |
世界残酷物語(1962/伊) | 傑作中の傑作ドキュメンタリー。「残酷」という視点から世界を見渡してみせたというだけで、永久に映画史に残っていい。世のドキュメンタリー作家は、全員まず『世界残酷物語』を観ろと言いたい。 [review] | [投票(7)] | |
マルコヴィッチの穴(1999/米) | 破壊なくして創造なし! 小学生の妄想が、映画の可能性を広げる。ものすごくくだらない、その一歩を踏み出す勇気に感動した。 [review] | [投票(7)] | |
ポリス・ストーリー 香港国際警察(1985/香港) | 映画監督ジャッキー・チェンの凄み [review] | [投票(7)] |