★4 | ヴェラ・ドレイク(2004/英=仏=ニュージーランド) | あれっ、これで終わり?というラストだったが、このテーマでここまで詳細に描いていれば、これ以上は望めないか、とも思う。イメルダ・スタウントンの名演もさることながらマイク・リーの語り口の上手さが光る。、 | [投票] |
★4 | 熱狂はエル・パオに達す(1959/メキシコ=仏) | 理想主義を信奉する若者の政治活動と恋の顛末を描く。彼の結末が気になって見続けたが、ラストは安易すぎるか。ジェラール・フィリップはそのらしさがよく出ていた。95分とは思えない内容の濃さ。 | [投票] |
★4 | 大いなる幻影(1937/仏) | 異様な風貌と怪演で有名なシュトロハイムがひときわ目につく。貴族軍人姿がよく似合う。第一次大戦、まだ貴族が残っていた時代。やがて消えて行く貴族階級、台頭してくる庶民階級。 [review] | [投票] |
★3 | 都会のアリス(1974/独) | 主人公はカッコよく言えばジャーナリスト、悪く言えば食い詰めたフリーター。70年代、ヤワなインテリゲンチャーを如実に描いている。 [review] | [投票] |
★4 | 冒険者たち(1967/仏) | 若者は、友がいて金があれば・・・いやいや友さえいれば、冒険は大いに楽しいものになる。何となく現実っぽくない物語だが、だからこそ若者の夢物語というか理想の物語なのだろう。 | [投票] |
★4 | プライドと偏見(2005/英) | 男と女のドロドロした愛憎劇ではない。春の雨のような優しさに包まれた若者たちの愛である。当然いろいろはあるが、むしろさっぱりとした印象を受ける。それは主人公の性格によるのかもしれない。主人公K・ナイトレイはその持ち味を十二分に生かし切れた。良作。 | [投票] |
★3 | サブウェイ・パニック(1974/米) | 70年代作だからか、現代ものに比べ緊張感がもう一つ足りないのが気になった。物語としては十分楽しめる。分類分けが大切なわけではないが、ラストがミステリーになっているのは、ご愛嬌だろう。 | [投票] |
★4 | 東京オリンピック(1965/日) | 下世話なこと−誰が勝ったか、負けたのか−を観る映画ではないんだね。オリンピックという舞台に関わったすべての人(選手はもちろん、スタッフ、観客他)そして建物までものその時その時の表情、筋肉、その思いを克明に映した。第2部(休憩)以後が俄然面白くなる。 | [投票] |
★4 | アジョシ(2010/韓国) | ありふれたともいえる物語だが、格闘シーン、乱闘シーンが圧巻で見応えあり。最近の韓国アクション映画の実力を示す1本だ。彼は、ちょっとカッコよすぎる。 | [投票] |
★2 | 余命1ヶ月の花嫁(2009/日) | 脚本がボロボロな感じがする。確かなストーリー展開もないし、セリフも甘い。演出ももう一つ。実話ということとか、TVドキュメンタリーを意識し過ぎたせいか。そんな中で瑛太だけが、まだ観れた。榮倉は発展途上。 | [投票] |
★3 | 奇跡(2011/日) | はっきり言って、128分かけて語る話とは思われん。ガキのやり取りは面白く、彼らが現実の中でもう1歩進むことが出来たというええ話だというのは分かるけど、何でこんなに点数高いのんか(2014.1.13現在4.0点)、意味よう分からへん。 | [投票] |
★3 | 沓掛時次郎(1961/日) | 原戯曲では、おきぬが生まれてくる子の為に自分の半纏を産着に仕立て直す場面があるが、映画にはない。原作の方が、貧乏なやくざ渡世のリアルさが方々に滲み出ている。又助っ人料1両が映画では十両。30年間の物価高で10倍。時代考証?よく出来ていると変な所で感心した。 | [投票] |
★3 | 刑事コロンボ 溶ける糸(1973/米) | ラストは“いつも冷静なスポックが”とも掛けて皮肉ったのか。冒頭の彼を犯人として目を付けるシーンも毎度お馴染だが、説得力がある。 | [投票] |
★4 | ワイルド・レンジ 最後の銃撃(2003/米) | 撮影がとにかく素晴らしい。最上級の出来だ。難を言うなら、ストーリーラインが単純すぎ面白くない所か。例えば、最初の少年のポーカーのエピソードも伏線として使うとかのヒネリが欲しかった。もっとも演出は上手く、銃撃戦、人物描写のリアルさはよく出ていた。 | [投票] |
★4 | ロング・ライダーズ(1980/米) | 実話に近い話なのだろうが、しっかりした時代考証が深い彩を添えている。音楽の充実が高い。北軍、南軍で流行った歌。くちびるハーモニカ?教会での弔歌等。彼らは、南北戦争後の猥雑とした時代の象徴者といえる。そして時代が彼らを追い越して行くラストは可哀想だった。 | [投票] |
★4 | 歓喜の歌(2007/日) | これは原作がいいのだろう。それ以上でもそれ以下でもない感じがする。しかし期待もしていなかった為か、素直に感動出来て良かった。 | [投票] |
★5 | おおかみこどもの雨と雪(2012/日) | 不安を抱えて生きていく彼らは、今の我々の姿だ。そして三者三様(いや四者)の生き様に勇気をもらう。特に雷雨中を去って行く雨の後ろ姿−人生の選択−は強烈だ。物語は雨の話だけがはっきり一区切りついており、雨−未知の世界に挑んでいく若者−を特に描きたかったというのは極端か。 | [投票] |
★5 | ニューイヤーズ・イブ(2011/米) | ハイグル(ケータリングシェフって?)デ・ニーロ(さすが)ファイファー(ニューヨーク隠れた名所にびっくり)ヒラリー(2回だまされた)ベリー(泣いた)ミシェル(Auld Lang Syne「蛍の光」詞ロバート・バーンズは生涯、家庭に恵まれなかったとか)泣いて笑って楽しんで。 | [投票] |
★4 | ビフォア・サンセット(2004/米) | セリーヌが魅力的な女になっていた。そしてラストが・・心憎い。「生きている限り、思い出は変えられる」―そうか、そうなんだ。良い言葉をありがとう。 | [投票] |
★1 | ダフト・パンク エレクトロマ(2006/仏=米) | しょうむない映画。BGもたいしたこともなく、たらたらと進んでいく。あるシーンで女体が出てくるが、メッセージ性も低く児戯に等しい。 | [投票] |