★5 | 肉体ではなく精神が躍動する美しさ。デフォルメされた音響により、その躍動美は観る者の精神をさらなる高揚へと導く。勝敗はもはや意味を失い、そこにスポーツの本質が露呈する。祭典に集う人々の心を映像と音で捉えようと試みたスポーツドキュメンタリーの傑作。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(9)] |
★5 | これはビックリ!とにかくビックリ! [review] (ペペロンチーノ) | [投票(4)] |
★5 | 会場を作るために東京を破壊するところから始まるんですね。ここはすごい。依田郁子の王将の鼻歌、普通の選手の人間味。都市の再生まで表現して市川昆の最高作。 (セント) | [投票(3)] |
★5 | カメラアングルがすごい。特に足に注目したアングルが素晴らしいですよ。この映画を観た後は、走るよりも、運動する人を撮りたくなってくる。 [review] (スパルタのキツネ) | [投票(2)] |
★5 | 単なるドキュメンタリー記録映画と思うなかれ。非常に叙情的な感性の光る詩的な作品。スポーツの躍動と内面的な部分を見事に描ききっています。色あせない名作。 [review] (TOBBY) | [投票(2)] |
★4 | 開始5分で涙腺が緩み、20分後には涙が止め処も無く流れた。絶対悪だった「日本」へ聖火と世界中の人々が集まってくる。もてなす日本。「すべて」を過去形にする事が出来た日本人最良の日々を描く30分間。 [review] (sawa:38) | [投票(4)] |
★4 | NHKでやるような記録映画を想像していると、オープニングから市川崑らしい不気味さで、いきなり普通の記録映画では無い。['07.3.20DVD] [review] (直人) | [投票(4)] |
★4 | まさかオリンピックのドキュメンタリー映画で泣いてしまうとは思ってもみませんでした。 [review] (づん) | [投票(3)] |
★4 | スローモーション使ったスタート前のピン打つシーンとか、できあがった画面考えてやってるな、と思いました。ドキュメンタリーは演出の力が大きいと思い知らされた。 (ぱーこ) | [投票(3)] |
★4 | もしかしたらもっと違う形での素晴らしい記録の残し方もあったかも知れないものの、やはりこれはこれで素晴らしい、ときっとこれからも語り継がれるだろう。そうと断言できるこだわり抜いた末の良質の成果。 [review] (おーい粗茶) | [投票(2)] |
★4 | まだ、商業主義に毒されておらず、純粋にスポーツの、そして平和の祭典であったオリンピックを芸術的に記録しています。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票(2)] |
★4 | 52年後(2016年)に観るとなんとも複雑な感覚を覚える作品です。 [review] (ゆーこ and One thing) | [投票(1)] |
★4 | 芸術作品。ドキュメンタリーではなく市川監督の芸術作品。 (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★4 | あの時の日本は強かったなあ。 (りゅうじん) | [投票(1)] |
★3 | この映画の退屈さは、修辞的な美しさばかりに捉われ音律(躍動)を伴わないポエムの退屈さに似ている。第一、市川は普段、こんなこまっしゃくれた表現をしていない。 (町田) | [投票(2)] |
★3 | 今と違って整然とした行進や簡素な点火式に泥だらけのトラック等・・・、興味ない競技が延々続くと少しダレるが、いちいち発見があって飽きない。 (TOMIMORI) | [投票(1)] |
★3 | オリンピックをスポーツの祭典としてというより,人間ドラマとして綴った秀作。これは単なる記録映画ではない。 [review] (ワトニイ) | [投票(1)] |
★3 | 露骨な日本人選手びいきの映画ではなかった。後半チャドの選手にフォーカスがあたってて、彼が選手食堂で一人で食事してるシーンは物悲しい。ウェイトリフティングは今はスナッチとジャークだが、昔は3種類あったというのはびっくり。ドイツと言ってたけど、当時は東ドイツと西ドイツに分かれてたはず。統一チームだったのか。(2023/06/25/NICL) (USIU) | [投票] |
★3 | さすがの市川も、「外人こんなに来日してます、すごいすごい、日本は完全に復興しました。」という幼稚な喜びが見え隠れして観ていてちょっと恥ずかしくなった。リーフェンシュタールには完全に負ける。 (りかちゅ) | [投票] |
★3 | 政治に敏感な眼差しとしては、肉体そのものに向かってはかえって気まずい。肉体はメカとセットで考えてやることで中性化し、それでも不足とするなら、運動の線形そのものまでに抽象化したくなる。エンジンと瓦屋根、タイプライターの鍵盤と人の皺、そして重力に抗う筋肉と懸架のたわみ。 (disjunctive) | [投票] |
★3 | 事前取材で固めた筋書きから踏み出せない現在のスポーツドキュメンタリーと比べると、ある種、無頓着の爽快さを感じることは確か。 [review] (G31) | [投票] |