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KEIさんのコメント: 投票数順

★3天河伝説殺人事件(1991/日)3分で犯人が分かったというと、失礼か。お能本家の騒動、能面の使い方、過去の逸話と要素は悪くないが、解決篇が小粒でつまらない。原作未読なので何とも言えないが、元々のマズさか。横溝と内田では、やはり差があるなぁ。[投票(1)]
★4利休(1988/日)本作の同年にもう1作の利休もの「千利休〜本覺坊遺文:監督熊井啓」が作られている。2作を並べて比較してみると各々がよく分かる。 [review][投票(1)]
★48月の家族たち(2013/米)葬式に集まった人たちの言葉の応酬、秘密の暴露に気を取られ、肝心の死んでいった人の事を忘れていた。彼の人生に思いを馳せてみた。 [review][投票(1)]
★4イレイザー(1996/米)これはもうシュワ=スーパーマンだ(笑)。のっけからヒロインはハラハラドキドキ。彼が現われると、もう大丈夫と観客は一安心。これがシュワちゃん映画だ。ノンストップアクションでラストまで1本道。ラストが更にうならせる。ラストの凄い映画ベストの1本だろう。[投票(1)]
★3最初の晩餐(2019/日)食べ物と家族の話の組み合わせは、goodな着想だ。ただ、何となくわかりづらいし、すっきりしない。  [review][投票(1)]
★4新網走番外地 さいはての流れ者(1969/日)高倉はこれ迄突っ張ったカッコ付け過ぎる若僧だったが、今回は少し引いた無愛想だが存在感のある、健さんらしくなった。また佐伯らしい外連味のない端正な作品に仕上がっている。悪徳田丸(須賀)の生い立ちに触れたのは村尾らしい。主題歌が5番まで聞けるお得編。[投票(1)]
★3大菩薩峠(1960/日)原作読破。片岡より雷蔵の方がいい(私好み)。今更だが‘狂四郎’はこれを真似たのだろう。浜役 玉緒が力演。寅之助役の島田が貫録―「静の島田」を見せつけた。山本はいつ見てもきれいだ。本郷は見劣りする。笠はいつも老け役です(当年54才見えない)。[投票(1)]
★3座頭市(1989/日)いい画が撮れている。特に室内のがいい。新機軸は5巴(ともえ)になるところ。だが、せっかく種まいたのに、刈り方がお粗末。緒形拳の扱いも同じだ。これは正に―「河流れの雑魚だな」「へぇ?」「救いようがないって」。3.6点[投票(1)]
★4「A」(1998/日)ドキュメンタリーとして‘中立、公正’に撮れたか―を監督は心配しているが、私のみる限り、結構シビアな質問もしているし、監督を信頼する荒木に「ホントに私が見ていいんですか」と逆に突っ込んだりしている。良いと思う。 [review][投票(1)]
★4マグニフィセント・セブン(2016/米)フークワは見せ方が本当に上手い―西部劇としての。更にあの名曲を流す所も考え抜かれている。中味は原作の要素を忠実にリメイクしている。ただ恋愛と、後半の武器には盛り上がりに欠けたと言わざるを得ない。その他は上出来です。[投票(1)]
★3ブリット(1968/米)証人保護の物語は多々あるが、これは面白い。この形は初めてだ。本作はマックイーン物として有名と思っていたが、稀有な話として有名なのだ、と推測する。推測ついでにもう1つ。 [review][投票(1)]
★5大樹のうた(1959/インド)厳しくて、優しい映画だ。全2作に比べ、高みに行った感じがする。人間も自然ももう1歩踏み込んだ形、はっきりした形で描かれている。傑作と評価したい。‘友達になろうよ’は、人間関係において、1つの希望だと思う。[投票(1)]
★5銀座化粧(1951/日)銀座は化粧をしている。華やかな化粧。その裏、素顔の銀座には毎日を地道に生きる人々がいる。昭和25,6年の社会風俗(貴重!)を映す男、女そして多くの子供たち。原作、脚本が良い。成瀬も人の表情を丁寧に撮っている。暗くなっていないのがいい。佳作。[投票(1)]
★4日本の黒い夏―冤罪―(2000/日)この事件はオンタイムで知っているが、被疑者は物静かで落ち着いた印象があった。こんな人でなければ、非情な取り調べに嘘の自白を早々にしていたのではないか。本作は、原作戯曲があるが、‘若い目’を切り口にした時点で、もう半分成功したといえると思う。[投票(1)]
★3地獄の7人(1983/米)米の悪行三昧のベトナム戦争―枯葉剤、北爆、ソンミ村他の大虐殺。そして、放置行方不明米兵2500人。言いたい事やりたい事をブチ込んだいい脚本だが、出来上がりは緊張感緊迫感に欠けた。ハックマンは別格として、フレッド・ワード始め6人の出来は悪くない。 [review][投票(1)]
★4マルタの鷹(1941/米)メアリー・アスターはいい女だ。スペードが語る男女の洞察が興味深い。又「何も分かっていないのかもしれない」とも言う。マルタ騎士団は今でも存在する。‘大男’ガットマンが求めるのはロマンではないか。いや、私も何も分かっていないのかもしれない。[投票(1)]
★3メンフィス・ベル(1990/米)言葉では「故郷の父や母が・・・」とか「20万人死亡・・・」とか言っているが、内容は「やったー、やったー」という若者の英雄談だ。でもこれが現実なのだろう。何も分かっていない若者に戦争ゲームの楽しさを教えて、加担させていくという恐ろしさがそこに在る。[投票(1)]
★5ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書(2018/米)一気見必至。鑑賞時私はいつもメモを取るのだが、余りに展開が面白く忘れていた。スピルバーグは上手いなぁ。演出もだが、メイン2人が凄い。メリルが主役で、より凄い。 [review][投票(1)]
★4チップス先生さようなら(1939/米)グリア・ガースンといえば、ミニヴァー夫人(42)。本作では更に若く可愛い。この笑顔でファンになった人も多いのでは?音楽=校歌が歴史を語る。誰にでもその人だけの歴史がある、と心暖かくなる。ユ−モア、くじけない心、伝統、礼儀、品性、そして歴史への敬意。[投票(1)]
★4グラン・ブルー(1988/仏)前半はロケーションも良く、物語も圧倒的に面白かったが、それ以降は普通。やはり、49分は不要だろう。ジャックは我々とは違い、体質も感覚も異質だ―愛についてもね。溺れた経験を持つ私には海は魔物だ、本当に怖い所です。[投票(1)]