[コメント] マリア・ブラウンの結婚(1979/独) - 更新順 (1/1) -
いきなりエンディングの考察から書こうと思う。このラストは矢張り、ヒロインでタイトル・ロール−ハンナ・シグラの意志が招いた結果だと私は思う。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
戦後生まれのファスビンダーが描く戦後10年史。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] | |
ファスビンダーに演出力が備わっているのは自明のことだが、どうも私とは役者の趣味が合わない。ハンナ・シグラも含め、わざと映画向きでない顔を選んでいるようにさえ思える。 (赤い戦車) | [投票] | |
オープニングとエンディングのかっこ良さったらない!! (味噌漬の味) | [投票] | |
この女異常です。 [review] (かねぼう) | [投票] | |
吹き飛ぶヒトラーの肖像(レビューはラストに言及) [review] (グラント・リー・バッファロー) | [投票] | |
日本と同様に、ドイツ(この作品では西ドイツ)も敗戦国としての戦後を迎え、そこから復興を遂げていったということを改めて教えてくれる作品。 (TM(H19.1加入)) | [投票(1)] | |
[ネタバレ?(Y3:N1)] 倫理を重んじる為にハッピーエンドを避けようとする映画なら良く見掛けるが、この映画の場合は、本来ならハッピーに終わるはずの物語をどうにかしてバッドエンドに変えてやるぞ!という監督の意地の悪さが随所に感じられる。ラストの「不運」な爆発事故こそあらゆる倫理を踏み躙る【ファスビンダー】の面目躍如。 (SODOM) | [投票(1)] | |
マリアが懸命に生きようとすればするほど漂うやるせなさと閉塞間。その運命を静かに見つめながら送り続けられる「赤い」バラは、東から西への愛憎の象徴。交わるべくして交わることができない戦後ドイツのしこりとジレンマ。何と「政治的」な結婚。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
ハンナ・シグラがいてこその骨太の映画。どちらかと言うと芸術映画じゃないんだけど、ドイツ史まで踏み込んだ技法がみずみずしい。ファスビンダーの代表作たる所以。ファスビンダー、もっと紹介して欲しい。 (セント) | [投票] | |
敗戦国の戦後という退廃を旨とする作家の自家籠中世界のヒロインが一途な愛を貫くのが泣かせるが、一方で切り捨てられる数多の男たちは哀れだ。スペクタクルな世界に毒と純情を程よくブレンドしファスビンダーが大衆寄りに転回した記念碑。 (けにろん) | [投票(1)] | |
ファスビンダーが映画人であることの確固たる事実。そしてハンナ・シグラの執念。無名時代を共にした二人のお互いの執念の結実、そして愛。憎悪と無情の愛。可愛さ余って憎さ100倍。 [review] (chokobo) | [投票] | |
彼女の名前はマリア・ブラウン。誰よりも誰よりも、自由な女。 [review] (にくじゃが) | [投票(2)] | |
誰ひとり幸福にならないのが凄い。特にラストには呆然。いやな映画です。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] | |
悪女だけど良妻、良妻だけど悪女。 (りかちゅ) | [投票(1)] | |
まるで日本の敗戦当時を描いた成瀬監督のような物語だが。ファスビンダーは、女マリアを見事に描ききるのと同時に、ドイツが放り込まれた歴史も鮮やかに切り取った。 (ALPACA) | [投票(2)] | |
私にはもう、彼以上に愛せる人はいないんだよ。みたいな。そういう情念のようなものが、マリアの強靭さとともにビシビシ伝わってくる。 [review] (tredair) | [投票(1)] | |
時代の復興に逆行していく悲劇を、決然と享受する主人公。列車の進行方向に座るのが苦手という事に、鮮やかに集約されている。 [review] (くたー) | [投票(4)] | |
ヒロインの心情と戦後ドイツの歩みを二重写しに描く。音の処理も編集も申し分ない。間違いなく傑作。 (_) | [投票] | |
ニュー・ジャーマン・シネマの至宝!ということですが、なかなか楽しめました。ハンナ・シグラはほんとにすばらしい。 (ころ阿弥) | [投票] | |
世間知らずの私には、女性の心理はよく理解できないと思った。 (丹下左膳) | [投票] |