★3 | 中井−村木の画は黒澤ばりで魅せるが、物語は肝心な処でしっくりこない。フランキー堺はアイヒマンではないのか。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★5 | ラストの嘆きが心に響く。名演。名作。92/100 (たろ) | [投票] |
★3 | 「戦争の被害者」としての日本人。責任者の不在、曖昧。 [review] (鷂) | [投票(4)] |
★3 | 嫌だと断れない状況、それが戦争。上官の命令は天皇の命令・・・か。馬鹿馬鹿しいと笑えないから辛い。 [review] (青山実花) | [投票] |
★3 | 特別好きというわけではないが考えさせられる作品であることは確か。フランキー堺には脱帽する。 (ドド) | [投票] |
★4 | 監督がもしも小林正樹だったら…とかつい思ってしまった私は不謹慎でしょうか。 [review] (づん) | [投票] |
★5 | 戦争に行き、シベリアで2年抑留されて日本に帰ってきた父が、私が子供の頃から「『私は貝になりたい』は観た方がいいぞ。」と繰り返し言っていた。30年以上経って実家で一緒に鑑賞した。再び不本意に連れ去られ、結局戻れなかった男のことをどう思うかは聞けなかった。 (カレルレン) | [投票] |
★4 | 確かに賢明ではなかったかもしれない。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |
★4 | 庶民の鑑は血塗られ輝き失せ、教科書のページには戦勝国の論理と変節した国の煌々と輝く凡庸さだけが逆説的に記録されていく。むなしさだけが心に残る。読みたいことがそこにある。泣きたいこともそこにある。 [review] (ジャイアント白田) | [投票] |
★3 | 静かに反戦を訴えているだけに、心に残る。フランキー堺のユーモアある演技が逆に胸に迫る。妻役の新珠三千代も印象的。['03.8.15京都文化博物館] (直人) | [投票(1)] |
★5 | 三上寛は激情の中で「誰を恨めばよいんでございましょうか」と歌ったが、清水豊松は絶望的な無力感の中で「私は貝になりたい」と呟いた。法と政治、戦争と平和の狭間に存在する陥穽、ブラックホールに落ち込んだ憐れな犠牲者よ、本当に申し訳ない。悲しいことに俺は貴方の為に何も出来ない。 [review] (町田) | [投票(6)] |
★3 | 欠落があると思う。フランキー堺は名演。 [review] (t3b) | [投票] |
★4 | 偉い人達だけでなく一般市民にも戦争責任はあるということなのか。もしそうならば(あるいはそうでなくとも)戦争はやはり全力で回避されねばならないものだ。 (ハム) | [投票(1)] |
★5 | 戦勝国による審判というしくみの是非を訴える作品でも、被害者意識の塊になって責任を一部に押し付ける作品でも、一億国民すべて懺悔すべきだと言う作品でもない。この映画では、土佐の高知の海がすべてを静かに語る。「加害者になるな」と。 (ジェリー) | [投票(2)] |
★4 | シリアスドラマとしてはフランキー堺の最高傑作。泣かせるフランキーも笑わせるフランキーに劣らず素晴らしい。 (熱田海之) | [投票] |
★5 | 我々は貝になってはいけない。 [review] (takud-osaka) | [投票(2)] |
★4 | 考える時間も立場もなかった主人公に、いったいどうすることができたのでしょうか?今の私が、もし同じ状況に置かれたならば私も……と思います。「NO!」と言える倫理観を持てない… (高橋慶彦) | [投票] |
★5 | 静かに「戦争は嫌だ」、というメッセージがフランキー堺の迫真の演技によって伝わり涙が止まらない。あれは演技ではないのかもしれない。なぜなら実際に戦争を知っている人であり、きっと主人公のように無念さを噛み締めて死んでいった人達の魂を汲んだのだろう。戦争を実際に知らない今の我々には作れない作品。 (タモリ) | [投票(6)] |
★4 | 理容店を一人で切り盛りし、夫の帰りを待っている妻がとても痛々しい!! (大魔人) | [投票(2)] |
★3 | 一種冤罪事件の様にも見えるが、しかし豊松(フランキー堺)は確かに兵士として出征し、米国人捕虜を刺した。この映画を観て米軍の裁判にばかり怒ったり「全然悪くなんかない」と思うとしたら、その心は危険である。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(3)] |
★5 | 時々疲れ果てて「次に生まれてくるときは辛子明太子になろう。人さまをチョットだけピリッとさせて、それだけでいい。後はただ黙ってうずくまっているの」なんて思う。 [review] (はしぼそがらす) | [投票(4)] |
★5 | 相手を殺したくなければ隊長に逆らえばいいじゃん、とスクリーンのこちら側の「現代の」冷静な観客は思ってしまう。それでも戦争というものは人を狂わせる。人殺しが日常であり必然となる。現代に生まれたことのありがたさ。リメイクして欲しくない作品。 [review] (tkcrows) | [投票(7)] |
★5 | 重く力強い演出。フランキー堺の表情の凄みは見る者の心をえぐる。 (chilidog) | [投票(2)] |
★5 | 小学4年生位のとき見ました。強烈に印象に残っています。子供心に理不尽なのを憶えています。 (セント) | [投票(1)] |
★5 | これは、子供心にすごく残っています。フランキー堺さん、熱演でした。 (ganimede) | [投票(1)] |
★5 | 特別な人間の話ではない。私達の父や祖父もこうなる可能性があったのだ。フランキー堺のあの声を運の悪かった「同僚」「同期」の声として聞いた世代は恐怖に慄きながら聞いたはずだ。 [review] (sawa:38) | [投票(4)] |
★4 | テレビの再放送で観ました。当時「私は貝になりたい」という台詞が流行りました。何かめげる事がある度にこの台詞。馬鹿な子供時代でした。 [review] (さいた) | [投票(3)] |
★4 | 中学校の全校集会で見せられた映画。「私は貝になりたい」この科白が、胸の奥にグッサリと刺さった。しかし飽食・平和な現代、「私は猫になりたい」と思ってしまう。 (peacefullife) | [投票(3)] |