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uswingさんのお気に入りコメント

告白(2010/日)★5 子供と一緒に観たくない圧倒的ホラー。殊更に血を見せる必要はないとは思うものの、だからこそ起きている異常な世界が強調されるという皮肉。自分の子供だけはこうではないと観ている親たちは皆思うだろうが、たぶん作中の親たちもきっと同じ、という恐ろしさ。いつも画に凝る監督だが、今回はこう来たか。見事だ。 (tkcrows)[投票(2)]
かいじゅうたちのいるところ(2009/米)★4 タイトルロールとエンドロールの出る瞬間にこの監督のセンスが光っている。かいじゅうたちのリビドーのままの展開に戸惑うが、どの童話にも潜む残酷性を、省略せずに描いたのは英断だと思う。子供の目線で見たら、現実の大人たちなんて、きっとあのかいじゅうたちのように見えるんだろうな。 (tkcrows)[投票(3)]
下妻物語(2004/日)★5 少し考えてみたが、5点をためらう理由がなかった。 [review] (カルヤ)[投票(2)]
インビクタス 負けざる者たち(2009/米)★5 生まれた瞬間、すでに古典になっているという恐るべき傑作。 [review] (林田乃丞)[投票(9)]
ゆれる(2006/日)★4 リアルな描写と、役者の演技、大胆な脚本。この三者が奇跡的なバランスで噛み合った良作だと思う。 [review] (伊香)[投票(1)]
ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000/英=独=米=オランダ=デンマーク)★5 救いを感じた。・・何がその人にとって、いちばん大切なものなのか。そこに生き様を見る。 [review] (ムク)[投票(17)]
かいじゅうたちのいるところ(2009/米)★5 正直、島での物語が少年の魂の救済に寄与する枠組みは見えてこない。が、この愛と孤独にのたうつ者たちのコミューンの崩壊と再生譚は60年代カウンターカルチャーの愛すべき芳香に充ちている。キャロルの真摯とKWの包容力。今こそ思い出すべき大事なもの。 (けにろん)[投票(6)]
幸せのレシピ(2007/米)★4 いかにもハリウッドらしい小品。キャサリン・ゼタ・ジョーンズの不器用なシェフが、仕事にも生活にも気を張りつめているあたりは、普通人として共感できるものだ。アーロン・エッカートのテクニカルな生き方もまた人の個性。アビゲイル・ブレスリンは幼い瞳でそれを見抜いているように思える。気取ったフルコースとしてではなく、パンケーキの気軽さで楽しみたい。 (水那岐)[投票(1)]
イン・ハー・シューズ(2005/米)★4 わざとかもしれなけど [review] (きわ)[投票(4)]
ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト(2008/米=英)★5 This is Rock'n Roll [review] (chokobo)[投票(2)]
私の中のあなた(2009/米)★4 配給元のコピーは、「あなた史上最大の涙を誘う」などとタワケた事をほざくが、観るかぎり信頼によって結ばれた姉妹の健康的思考に、思わず襟を正さずにはいられない理性的な物語だ。カサヴェテスがそうした物語を欲したにも関わらず、ストーリーを分断するセンチメンタルな描写の頻発に齟齬を感じずにはいられない。 [review] (水那岐)[投票(4)]
ドッグヴィル(2003/デンマーク=スウェーデン=仏=ノルウェー=オランダ=フィンランド=独=伊=日=米)★4 社会学的実験映画。 [review] (新人王赤星)[投票(19)]
アメリカン・ヒストリーX(1998/米)★4 エドワード・ノートンが刑務所で改心する過程は多少インパクトに欠けるが、暴力で暴力は解決しないというメッセージは十分に伝わってくる。この映画では人種問題に焦点が絞られているが、全ての暴力・差別に共通する問題だと思う。 [review] (青山実花)[投票(1)]
初恋のきた道(2000/中国)★4 誰の口に入るかも分からない昼食を、そのわずかな確率に賭けて懸命に料理するチャン・ツィイーのいじらしくも切ない恋心が心に沁みる。誰もいない教室の障子紙を貼り替え、綺麗な切り紙の飾りつけをする彼女の姿に、自然に涙がこぼれた。 [review] (青山実花)[投票(5)]
ディファイアンス(2008/米)★3 ストーリーにおける幹が複数存在し、その序列がはっきりしないため散漫な印象を受ける。どれでも良いのだが何をメインにしたいのかは明確にすべきであった。 [review] (Master)[投票(1)]
チェンジリング(2008/米)★4 1920年代のアメリカの混乱期を知るには最適の映画でした。正義の実現の困難さが丁寧に描かれています。ただ,予告編で受ける印象とはかなり違う映画で,単なる親子愛を観たい人には重すぎるテーマですので要注意かと。 (teobit)[投票(1)]
ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト(2008/米=英)★5 キースは代替不能なキャラだがミックの地平は数億光年超えてる。60代の爺いがケツ振り20代の「スタート・ミー・アップ」を歌う凄さ。一方、これは琥珀の映像の珠玉の宝石箱。9割ストーンズに負うがスコセッシの品ある統制力あればこそ。 (けにろん)[投票(10)]
我が至上の愛 アストレとセラドン(2007/仏=伊=スペイン)★3 牧神の午後的アンニュイと神話性を伴い老練な無駄のない闊達さで物語は進むのだが、肝心のギアが何時までたっても入らない。で、あろうことかシェークスピア的女装ネタに突入。もうドン退きとなってしまった。リアリティは要らんが…でも有り得んやろ。 (けにろん)[投票(1)]
マンマ・ミーア!(2008/米)★4 ABBA大好きな私がこの映画を嫌いなわけがない。音楽にノレるだけで最高に幸せ♪もちろんストーリーも俳優さんたちの演技もとても良かった。劇団四季の舞台も悪くなかったけど、やっぱり私は演劇より映画派だと再認識した作品でもある。 [review] (青山実花)[投票(5)]