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ジョー・チップさんのコメント: 更新順

★2日本沈没(2006/日)前半は樋口監督のリ・イマジネーション(死語)映画と割り切ればまあまあだが、後半の展開はひど過ぎる。まさか初代『ゴジラ』の後半を意識してましたなんて言わないだろうな。(注・『惑星大戦争』『新幹線大爆破』のネタバレがあります。) [review][投票(5)]
★4王様と鳥(1980/仏)鳥=自由の象徴、というのはいかにもベタな表現だが、鳥さんを初め、あらゆるキャラクターに魅力があり過ぎる。「世界はひとつの不思議です」という歌を歌う小鳥さんたちがカワイイ。DVD出てます。(『やぶにらみの暴君』も参照のこと)[投票]
★2ほしのこえ(2002/日)大変な努力をして作成されたのは分かりますが、独力で『TVアニメ』を作ることに何か意味があるんですか? [review][投票(1)]
★2ULTRAMAN(2004/日)大人向けのリアルウルトラマンというから、ものすごく後味の悪い話でお父さんと一緒に来ていた子供に一生残りそうな心の傷を与えるようなものを期待していたのだが、実際にはよくあるお父さん奮闘記といった話だった。 [review][投票(2)]
★4密告の砦(1965/ハンガリー)白黒映像も美しい、360度地平線のハンガリー大草原で繰り広げられる醜い密告リレー。ラストシーンには思わず「あ〜〜あ」とうめいた。[投票]
★5牧笛(1963/中国)中国アニメに出てくる動物たちは確かに擬人化されているのだが、現実の生物としてのリアルな動きもちゃんと再現しているところがすごいと思う。[投票]
★3銀河ヒッチハイク・ガイド(2005/米=英)テリー・ギリアムが監督だったら・・・と言っても詮無いことですが。この手の吾妻ひでお風ドタバタごった煮哲学SFにしては、演出に毒がなくインパクトがなさ過ぎる。冒頭の「イルカの歌」がいい。 [review][投票(4)]
★3復讐するは我にあり(1979/日)俳優はそれぞれ大熱演なのだが、案外理屈をつけて小さくまとまってしまっているのではないかと思う。ただ殺人のシーンは本当に現場に遭遇しているような生々しさがあった。 [review][投票(1)]
★3震える舌(1980/日)鬼畜』に続く幼児虐待(?)映画。医療というのは、病気を直しているはずなのに、傍から見ると虐待か拷問にしか見えないところもあり、しかも親はそれを見ていることしかできない。その辺の苛立ちをよく表現していると思う。 [review][投票(2)]
★2八つ墓村(1977/日)「物的証拠は?」と問われて、「いやそれよりも重要なことがあるんです」って・・・金田一さんの立場は探偵というより、『妖怪ハンター』(by諸星大二郎)に近い。正直言って、影丸穣也による劇画のほうが面白い。 [review][投票(5)]
★5鬼畜(1977/日)野村芳太郎の演出は演技、構図、照明、編集・・・ともに余計な感傷を排した「揺るぎがない」演出で実にいいと思う。映画演出のお手本という感じで、フリッツ・ラングすら彷彿させる。 [review][投票(4)]
★4砂の器(1974/日)これは推理ものではない。前年の『日本沈没』の脚本家橋本忍丹波哲郎が送る現代日本の叙事詩である。そして『幻の湖』への第一歩。 [review][投票(8)]
★2亡国のイージス(2005/日)ひょっとしてこの映画は、娯楽映画として当然見せるべきシーンを見せない、盛り上がりを欠いた淡々とした演出をすれば「高級な映画に見える」という途轍もない勘違いをしているのではないか? [review][投票(6)]
★3金環蝕(1975/日)派手な演出はないのだが、登場人物のキャラが面白すぎて最後まで目が離せない。特に宇野重吉はすごい。百鬼夜行の中、宇野重吉が仲代達矢に見せる執念だけが人間らしい感情に思える。 [review][投票(2)]
★5豚と軍艦(1961/日)今村といえば昔は『にっぽん昆虫記』だったが、今だととこちらの方が入門編にはふさわしいかもしれない。悲劇的で恐ろしい題材を力技で喜劇に仕立て上げています。まさに重喜劇。丹波哲郎とラストの豚は必見。 [review][投票(6)]
★3ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒(1999/日)前半の「復讐の連鎖」というテーマを最後まで突き詰めれば、今頃「テロの時代を予言した映画」とか言われて一目置かれていたかもしれないが、後半はオカルトに逃げ込んでしまったのは残念。 [review][投票(8)]
★4許されざる者(1992/米)普通の怪獣映画で、ビルの下敷きになる人々のことはあえて問わないのと同様、西部劇においても悪人を銃で撃つことの倫理的問題については問わないのが普通だが、そこをとことん追求した映画。 [review][投票(12)]
★4スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐(2005/米)よく知られた歌舞伎の演目を観ているような気がする。CGという書き割りの前で演じられる大仰な芝居、しかしこういうのが結構好きだったりする。 [review][投票(2)]
★4ミリオンダラー・ベイビー(2004/米)宗教や民族のことが分からないと完全に理解したことにはならないそうだが、私はこう解釈しました(多分的外れ)。分かるのはイーストウッドはこれからも面白い映画を作り続けるだろう、ということだ。 [review][投票(8)]
★3宇宙戦争(2005/米)現代のアメリカ人に『シンドラーのリスト』を体感させるシミュレーション映画。監督が真にやりたいことはこういうことだったのか? [review][投票(25)]