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シーチキンさんのコメント: 更新順

★1ねらわれた学園(1981/日)同じ原作を使いながら、この4年も前に製作されたNHK少年ドラマシリーズの傑作「未来からの挑戦」とは雲泥の差。あまりの情けなさに涙も出ない。[投票]
★2レッド・ブル(1988/米)この時期のシュワルツェネッガーは、どうしても「ターミネター」の印象とだぶってしまい、何をやっていてもターミネーターに見えてしまう。[投票]
★3燃えよ!ピンポン(2007/米)小ネタがそれなりにくすっと笑えて、そう悪くはないが、小さく無難にまとめた映画という感じもする。バカ映画の部類なだけに、もっとこう、突き抜けるようなものがないと、もの足りない。 [review][投票]
★4アメリカを売った男(2007/米)20年以上の長きに渡って、二重スパイをしてきた男の心とは、深い闇に覆われてとても他の人間には窺い知る事はできないのではないか。そう思わせるだけのクリス・クーパーの巧みな演技が素晴らしい。 [review][投票(1)]
★4金環蝕(1975/日)政治ドラマとして実に型通りの描き方で、その意味ではあっと驚くような意外性はない。ただこれが1970年代の空気だという気がしないでもない。 [review][投票]
★4バンテージ・ポイント(2008/米)キャッチコピーでかなり損をしている映画。凝った脚本でなかなか楽しませてくれるし、大迫力のカー・チェイスは出色。シーンとタイヤの悲鳴がピタリとあって、何も考えるゆとりもなくスクリーンに釘付けになる。 [review][投票(11)]
★4にっぽん泥棒物語(1965/日)本作は学生時代に一度見逃した、という思いが強くて過剰な期待を抱いていたかもしれない。ようやく見ることが出来たが、ある意味で、社会派エンターテイメントとしての山本薩夫の特徴と限界を表した一作といえるかもしれない。 [review][投票(1)]
★4異聞 始皇帝謀殺(1996/中国)一貫して中国統一を追求しそのために全てを律する秦王に比べて、カオの心情は振れ幅が大きくて何を考えているのかわからない点はある。しかし、そういうことが気にならないスケールの大きなセットや軍勢、荘厳な宮殿のなど、見応えのあるシーンが楽しめる。[投票]
★4ユゴ 大統領有故(2005/韓国)ドタバタと事態がすすむからこそ、時折あらわれる滑稽な場面が、一種異様な緊迫感とリアルさを醸し出している。 [review][投票]
★2日本以外全部沈没(2006/日)オスカー俳優とその妻エリザベスには、正直、心を打たれた。ただ、こういう観客を試すような作品は同時に製作者も試されているということを肝に銘じるべきだ。[投票]
★5悪い奴ほどよく眠る(1960/日)見終わって無茶苦茶、胸糞が悪くなる。チャップリンの『殺人狂時代』を連想させるが、それよりはるかに痛烈に「どうだっ!」と突きつけられた映画だった。 [review][投票(2)]
★2エリザベス ゴールデン・エイジ(2007/英=仏=独)ケイト・ブランシェット主演の『エリザベス』の続編というよりも、キルスティン・ダンストの『マリー・アントワネット』、ヘレン・ミレンの『クィーン』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズに便乗しただけの映画に見える。高揚感がなくて、くささだけがやたらと目についた。 [review][投票(4)]
★3ぜんぶ、フィデルのせい(2006/伊=仏)映画の中身云々よりも、とにかく子役のニナ・ケルヴェル・ベイがとてつもなく魅力的。この子だけでも見る価値のある映画だ。これほど、寛容の心を持って生意気だなあ、かわいいなあと思わせる娘はいない。その意味で完璧でさえある。 [review][投票(2)]
★4ヒトラーの贋札(2007/オーストリア=独)史実を基にしながらも、巧みな脚本で、事態の経過、本質をより鮮やかに浮び上がらせた映画。同時に、しびれるような魅力をもってプロの犯罪者を描いた、男の映画でもある。 [review][投票(3)]
★3アメリカン・ギャングスター(2007/米)そつのないつくりで悪くはないが、愚直で豪放磊落な刑事ラッセル・クロウと、勤勉実直で自制心のかたまりのようなボスデンゼル・ワシントンという配置は、あまりにも型通りに見え、今ひとつ面白みに欠ける。それに中盤を端折っているせいか、最後の方の展開は、ちょっと唐突な感じがする。[投票]
★4北辰斜にさすところ(2007/日)まずもって、タイトルからして格好よい。そして徹頭徹尾、格好よい。できることなら私も口にしてみたい。「貴様、生まれはどこか」「北辰斜にさすところ」と。。。 [review][投票]
★3ジェシー・ジェームズの暗殺(2007/米)ブラッド・ピットの演技が出色、それにかっこいい。本物の無法者、アウトローとしての凄みと怖さを身体中にまとって圧倒的な存在感があった。ただ、彼以外は何だかあまりにもちまちまとした小粒な雰囲気で、だらけた印象がある。 [review][投票(1)]
★5母べえ(2007/日)山田洋次が描く戦闘シーンが一切ない、迫真の戦争映画。そして吉永小百合の最後の台詞に、彼の明確な、強烈な自己主張を見た。 [review][投票(10)]
★5男はつらいよ 寅次郎恋やつれ(1974/日)山田洋次は男の夢を描くことに才長けた監督ではないだろうか。それになにより、最初のエピソードで胸をズドンとやられた。 [review][投票(1)]
★2バッドボーイズ2バッド(2003/米)可もなく不可もないとは思うが、なんとも印象の薄い映画。ウィル・スミスはけして悪い役者ではないと思うが、ある意味、彼を象徴している映画ではないだろうか。[投票]