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★3アバター(2009/米)技術によってコーティングされ再演された「人間」の物語。それが未知との遭遇でないことだけは、確かなこと。 [review][投票(4)]
★3カールじいさんの空飛ぶ家(2009/米)カールじいさんの「落ちない」家。 [review][投票(2)]
★2ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない(2009/日)観終えて思うは、「頑張る」ことはそんなにエラいことなのか、という根本的なことだ。作劇的な都合である予定調和への志向の為に、そこにあるはずの構造的な現実の問題は有耶無耶に…。本当の敵は森本レオであるはずなのに、そこを軽い皮肉で流すなよ。[投票(1)]
★3悪夢のエレベーター(2009/日)この映画で佐津川愛美という名前を覚えた。その強烈な印象を生み出せただけでも、演出家の仕事は為されていたのではあるまいか、とは思う。どれだけ負け続きの人生でも、それでも戦い続けることは必要だと言う、そのメッセージに説得力はあった。ラストの余韻にも肯いた(「おまけ」の戦慄にも)。[投票(1)]
★3GSワンダーランド(2008/日)個人的には栗山千明萌え…だけで十分観賞に堪えるのだが(個人的にはケバい女装もカワイい男装もどっちもOK!)、それでなくともテンポよく進む展開で程よく楽しめる。この監督さんには、それなりの才はある(と、思う)。[投票]
★3空気人形(2009/日)敢えて言えば、今更、なんだ。みんながみんな「空っぽ」だ、なんて。でもほんとうのほんとうにそうなのか? その先の物語は語られないのか? この一見美しい寓話に仕立てあげられた自己完結した物語に感じるのは、そういう欲求不満だった。しかしペ・ドゥナさんのダッチワイフぶりには参った。〔3.5〕 [review][投票(4)]
★3観察 永遠に君をみつめて(2007/日)緒川たまきを見たくて見た。何でもなかったようで、何かではあったような話を、二部構成という趣向できれいに纏める。こういう「距離」の「関係」も、あながちウソではないと思わされたのだから、これは成功しているのだろう。 [review][投票(1)]
★3楳図かずお恐怖劇場 蟲たちの家(2005/日)緒川たまきの横顔が美しい。 [review][投票]
★3人のセックスを笑うな(2007/日)映画的に「狙った」と思えるようなシーンには正直魅力を感じない。で、永作博美絡みのシーンよりも、蒼井優絡みのシーンに魅力的なものが多い。恋愛はやはり、若者のものですよ(と、この人達のちょうど真ん中の年代の自分は思った)。 [review][投票(1)]
★2インストール(2004/日)普通少女の妄想と希望。そして彼女が身に纏うのは女子高生エロス。女子高生であるということは、つまり制服を着ているということ。容器が中身を決定する。そして容器によって決定される中身とは、つまり「空っぽ」。 [review][投票]
★3ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ(2009/日)松たか子も勿論いい(心を感じる)けど、自分には浅野忠信が面白い。いや、映画の中のこの人はいつも面白いんだけどね。何がどう面白いのかは曰く言い難い。でも面白い。セリフを喋っていても、天然の道化の如き愛嬌をふりまく。可愛い男がそこにいた。[投票(3)]
★4宇宙戦争(2005/米)個人に於いて、ましてや戦争に於いて、全体としての「世界」は「物語」として見通しの効く物事などではなく、只管「状況」に於いて体験されるものでしかないという確信。あるいは開き直り。その潔い開き直りが、この映画の可能性を開いた。面白かった。 [review][投票(5)]
★2ドゥームズデイ(2008/英=米=南アフリカ=独)またつまらんものを観てしまった…。世界観のごった煮にかたちばかりの血肉祭り。…イメージがまるきりだせえ、だせえよ。…いや? それがいいのか? いや、いくない、いくないよ。[投票(1)]
★3ハッピーフライト(2008/日)ディテールによるプロフェショナリズムの映画。思うに、飛行機のような巨大なテクノロジーの塊というモチーフは、もとより優れて映画的なモチーフなんじゃないかしら。だからそれを維持運用するプロフェッショナリズムをディテール豊かに描き出せれば、それだけで映画になる。〔3.5〕[投票(1)]
★3私は貝になりたい(1959/日)「戦争の被害者」としての日本人。責任者の不在、曖昧。 [review][投票(4)]
★2二十歳の原点(1973/日)自由自在に自意識のツンデレを演じて見せたあの魅惑の言葉達にくらべて、この映像はあまりに俗悪、愚劣で正直見るに堪えない。彼女の生と死を俗悪、愚劣な推察に任せたのは痛恨の失敗だったのではないか。 [review][投票]
★3ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009/日)人類補完計画の罠。〔3.5〕 [review][投票(2)]
★3狂った果実(1956/日)うちよせる波、ギラつく水面、軽口を叩き合う若者達、通奏低音としてのジャズ、見る間に艶かしくなっていく北原三枝と青臭さをそのままに生きる津川雅彦、モーターボート、その逡巡と暴発。のっぴきならない夏の空気が全編に横たわる。〔3.5〕[投票(1)]
★3猿人ジョー・ヤング(1949/米)淀みのないストーリーテリングと見せ場の連続で押すクライマックス、そしてほんとは気は優しくて力持ちなジョー・ヤング! 見終って清々しい、まことに清々しい気持ちになる特撮娯楽映画の秀作。ただ惜しむらくは、それが『キング・コング』の二番煎じでしかないというところだろう…。〔3.5〕[投票]
★3ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007/日)何の為? [review][投票(2)]