「世界素敵オヤジ発見」(炭酸飲料)の映画ファンのコメント
kionaのコメント |
許されざる者(1992/米) | 西部劇は食わず嫌いだったが、その伝統も歴史も知らずに見て、なお意匠にうなった。伝説はこうして作られる。 | [投票(2)] | |
ディパーテッド(2006/米) | デイモンのキャラクター処理は良かったが、ディカプリオの魅力的な初期設定が途中から霞んでしまった。 [review] | [投票(12)] | |
パルプ・フィクション(1994/米) | 気恥ずかしいですが、、今生きている監督の中ではやっぱりタランティーノが一番好きです。レビューは、キャラクターの特質について、またジュールスの台詞に関する訂正と追記。。 [review] | [投票(7)] | |
デス・プルーフ in グラインドハウス(2007/米) | まともな人は前半終了と同時に席を立つべきなんだ。 [review] | [投票(18)] | |
クリムゾン・タイド(1995/米) | ハゲ頭を掻き毟るハックマン。頑固一徹、百戦錬磨のつわものが焦っている瞬間まで表現しきる。アクターだ! | [投票(5)] | |
ザ・ロック(1996/米) | 幽閉されたまま年老いたボンドが、ツェッペリンのライブで出会った女との間にこさえちまったまだ見ぬ娘を一目見ようと、サンフランシスコの平和を乱しまくるという、前半の全く余興でしかない壮絶な余興のバカさ加減に、ハードロックの熱を感じ、断固支持。 | [投票(5)] | |
天国と地獄(1963/日) | どう考えても尻切れトンボ。いや、違う。我々は、切り離した尻尾をシャッターの向こうに追いやり、その切断面をただ見つめることしかできなかったトカゲなのだ。 | [投票(6)] | |
アンタッチャブル(1987/米) | 「じゃあ、あんたは何だってんだ?」「俺か? 俺はこれだ。」そう言って、ガツッと警棒をバッチに当てるだけ。誇りとはこういうもの。 | [投票(10)] | |
スペース カウボーイ(2000/米) | 緻密さよりも勢い。理屈よりもハート。この人は人生に媚びることを知らない。 | [投票(4)] | |
ルパン三世 カリオストロの城(1979/日) | 大人は“こんなのルパンじゃない!”と考えるが、子供は“今度のルパン優しい!”と感じる。「俺のポケットにはでかすぎらぁ…」との台詞はルパンの惚れ過ぎない美学を顕在化させており、この映画は子供の感性の味方として正しいのだと思う。 [review] | [投票(8)] | |
セブン(1995/米) | 失った同僚の名前も思い出せないほど徒労するのに報われない、被害者への鎮魂歌。吐き気催す現実の残酷さに、求められる意味などありはしない。食卓を囲めば込み上げてくる自嘲。それでも共に笑ってくれる人間だけは信じたい。 | [投票(4)] | |
ゴッドファーザー(1972/米) | 『卒業』な生き方が許されない凡人マイケルにとって、妻一人を幸せにする事がどれ程難しいかを見落としがちだ。重責のために妻を犠牲にしたのは、マイケルの弱さではない。普通の男という神ならぬ生き物の宿命だったのだ。 [review] | [投票(13)] | |
大脱走(1963/米) | 兵(つわもの)が集う高揚感、兵が各々の仕事をこなして行く充実感、兵がそれぞれの道を絶たれる…絶望感?いや、違う。最後のマックィーンの疾走は、絶望的であるにもかかわらず、決して絶望ではなかった。この感覚を表現しうる言葉は無いな。 [review] | [投票(17)] | |
十二人の怒れる男(1957/米) | 往年のお見事映画。演出にも脚本にもテーゼにも何一つ文句は無くて、キャラの書き込みも演者も過不足ないんだけれども、現場検証の未熟と弁護士のいい加減さが陪審員を探偵に仕立てるのはファンタスティックだし、そもそもテーゼを破綻させない規模の事件をチョイスしたなあ、との後出し所感も。。 | [投票] | |
ロード・オブ・ザ・リング(2001/米=ニュージーランド) | 前人未踏の世界観構築に感心しつつも、物語と人物描写には心酔できず。この『旅の仲間』なら、『風の谷のナウシカ』の方が遙かに好きだ。 [review] | [投票(6)] | |
ショーシャンクの空に(1994/米) | この映画が教えてくれた大事なこと。人生に屈しないとはどういうことか? たとえケツの穴を許す羽目になったとしても、口だけは許すな。時に人は、運命に犯され娼婦に貶められるが、娼婦にも持つべきプライドがあるということ。 | [投票(5)] |