★4 | 本物の兄弟俳優4組が西部劇史の兄弟達を演じる趣向は勿論見所なのだが、それ以上にスタイリッシュな映像詩としてのルックの統一と映像に調和するライ・クーダーの音楽が忘れがたいジェシー・ジェームズ・ギャング譚。ウォルター・ヒル演出がやや一本調子なのとラストの突き放しをもう少し鮮やかに見せてほしかったという不満はある。 (ゑぎ) | [投票] |
★4 | 80年代風味のアクションといったら、ヒル。が、80年代的香りをかぶせた発展西部劇。一見の価値十分にあり。 (ALPACA) | [投票] |
★4 | 西部劇と言うよりもアクション活劇といった色合いが強いのがウォルター・ヒルらしさ。兄弟俳優の競演は、誰が誰か分からなかったりもするが、そんなものお構いなしに突っ走る映像の迫力が素晴らしい。ライ・クーダーとのコンビもやはりこれが最高。 (ナム太郎) | [投票] |
★3 | 兄弟俳優の競演というある意味で役者を小馬鹿にした反則ギリギリの奇手と、ハイスピード撮影による殺戮描写から意味を消去することで、これこそが死の美的表現だと勘違いさせ、どうにか生き延びようと試みた遅れて来た賞味期限切れアメリカン・ニューシネマ。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 本来は汚泥と混濁の中でこそ語られるべき西部はスタイリッシュな硝煙と粉塵の中にその姿を埋没されてしまう。ペキンパーが泣いているだろう。オリジナリティは兄弟俳優を何組も使うってアイデアだけで他はよそからの借り物ばっかりだ。 (けにろん) | [投票(1)] |