★3 | こういう男のクズみたいのが主役の映画って嫌だね。この病気は一生治らないんだ。またぞろ始めるさ。その場しのぎの嘘をつくのもたまらんね。後の4人はさらりと流されちゃって可哀想。でも、それなり青春。 [review] (セント) | [投票(2)] |
★3 | すでにネオレアリズモ特有の情緒的な現実描写から無意識に離脱し始めているようで、夜中の彷徨の孤独感や、文字通りの上へ下への乱痴気パーティーの破天荒、三流田舎芝居の役者たちの胡散臭さといった、後のフェリーニのオリジナルな世界観の萌芽が見えて面白い。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | モラルドはちっともいい奴なんかじゃない。世話焼きで臆病なだけだ。そんな自分に嫌気が刺しての出向は、過去の自分と故郷に残してきた悪友に対する過酷な決別宣言ととれる。断絶の先にこそ希望はある。 (町田) | [投票(2)] |
★3 | 仏ヌーヴェルバーグの形而上的モラトリアムと違い、リアリズムに自堕落なだけでしんどい。フェリーニの後に見られる誇張趣味も未だ無く起伏が無い展開は単調ですらある。『アメグラ』とコンセプトは同じだが、突き放し方が容赦なくラストの痛切感は強烈。 (けにろん) | [投票] |