「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
ロマンス(2015/日) |
タナダユキにしては低調だろう。「若年女優に、彼女が誕生する以前の流行歌を歌わせる」のはひとつの定型として確立しているようだが、この「いい日旅立ち」はたとえば『超能力研究部の3人』の「喝采」より芳しくない。『麦子さんと』堀北真希の「赤いスイートピー」はよかったなあ。趣味の問題かしら? (3819695) | [投票(3)] | |
大島優子のどんぐり眼は雄弁だ。普段は忘れている心に刺さった小さな棘の違和感を見事に映し出す。癒しがたい悲しみなどではなく、極私的な苛立ちだからこそ、誰もが共感できる小さな物語。だから観終わた後、すぐに忘れて日常に戻れるのもこの物語の美点。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
ロマンスと紙の月。所詮箱根止まりの女って話(仙石原には行ったようだが) [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] | |
自分探しとかではなく失われたと思い込んでた過去を見つける旅路である点に於いて『四十九日』と通底すると言うかこれしかないんかとさえ思わせたが、臨界線上の男を描く腰の座りが優子の「ま、いいか」的開き直りと共振する。確かにそんなもんだと思う。 (けにろん) | [投票(3)] |