「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
ヒットラーの狂人(1943/米) |
チェコの風景をモルダウの流れとの二重写しで見せた美しい画面、続いて、ヒロイン、パトリシア・モリソンの家族の朝食風景という牧歌的なシーンから始まる。しかし、タイトルで分かる通り、非常に陰惨なお話で、ナチスによる一村の大虐殺という実話に基づいてプロットは収束する。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
ナチの保護官を演じるジョン・キャラダインの細身の長身に鋭利な刃物のような目鼻立ちは村に取り憑いた“悪魔”の様相を呈している。相手が娘であろうが神父であろうが容赦のないこの男は、きっと人間が嫌いなのだ。だから抵抗の歌は亡霊の警告に引き継がれる。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
ジョン・キャラダインのハイドリヒの傲慢もの凄く、この悪役造形は針が振り切れており忘れ難いものがある(含『母と暮らせば』のネタバレ)。 [review] (寒山拾得) | [投票] |