「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
マイ・ブロークン・マリコ(2022/日) |
飯を食う、飲み物を飲む、煙草を喫う映画。口に何かを入れる、と云ってもいいかも知れない。唐突な歯磨きも、そう考えると違和感がない。これらは、ほゞ主人公の永野芽郁一人によって体現される。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] | |
抱えた状況の重さと永野芽郁のブロークンぶりと原作由来の緩いユーモアの取り合わせがしっくりいっていない印象。シイちゃん(永野)の怒りの大きさを得心させるヒントがもう少し欲しかった。でないと最終カットに託された“伏せられた疎通”の深みが伝わらない。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
タナダユキのハードボイルド。タナダユキはいいヤツだ。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] | |
ヘヴィスモークやシケた中華屋のラーメンや居酒屋での1人酒などがヤサグレてんです私的な自己顕示でなく内実を伴う必然に見える。それは彼女の「生」への本能的希求が十全に描かれるからで、マリコを悼む、救えなかった自分を苛むからではない。真女性映画。 (けにろん) | [投票(2)] |