★3 | まあ雰囲気は悪くないし確かに映画的な興奮もあるのだが、しかし気取りすぎだろう。ジャン・ピエール・メルビルを狙ったのかも知れないが、メルビルはもっとスッキリしている。
(ゑぎ) | [投票] |
★4 | この頃の崔洋一はスタイルも定まっておらず洗練もされていないのだが、今作の雰囲気は悪くなく、時折ハッと思わせるショットもあってなかなか捨て難い。むしろここまでのハードボイルドタッチを作り上げたことをそれなりに評価すべきかとも思ってしまう。 (ナム太郎) | [投票(1)] |
★3 | 崔洋一監督の持ち味は、骨太な無骨さだと思うのだが、初期の作品にはそれが全て不器用さとなって現れてしまう。形式をなぞりつつ緻密に計算された演出が必要なハードボイルドにおいて、その不器用さは致命的となる。要するにカッコ良くないのだ。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 日本映画には珍しい本物のハードボイルドの臭い。原作通りの北日本では多分キザが表に立ちすぎてしんどかったろうが、緩い沖縄のムードが中和剤となり又そこはかな神話味も付与。出色な出来。脇に回ると最強な原田・倍賞・室田も安定感がある。 (けにろん) | [投票] |
★1 | 藤竜也、倍賞美津子、原田芳雄はいずれもハマリ役で格好良いが、原田はいなくても良かったと思う。良くも悪くも無かったが、こーゆーのがハードボイルドなのかなぁ?って感じ。悲しい位に後に何も残らない。音楽は格好良いが。['04.11.22VIDEO] (直人) | [投票] |