★4 | 前半は少々だれるのだが、しかし中盤からは全くバッチリ決まった演出だ。ヴィム・ヴェンダースは『さすらい』の後にこんな映画を撮ってしまうのだから恐れ入る。私の見たヴェンダース映画の中でも最も好きな映画。全く見事な出来映え。 (ゑぎ) | [投票] |
★3 | ベンダースの日常を異空間に変転させたような画作りに終始魅了されるのだが、デニス・ホッパーとブルーノ・ガンツが、その風景の中に溶け込んでしまったかのようでサスペンスとしての緊張感が今ひとつ。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | この映画と『悪魔のいけにえ2』でデニス・ホッパーのその後の役者人生が定まった!(気がする) [review] (ボイス母) | [投票(5)] |
★4 | 物語から風景を作り出すのではなく、風景から物語を作り出す姿勢を強めていった結果、もはや物語は解体され断片のみが連なる構成に。そういう意味では70年代ヴェンダースの到達点。地下鉄と列車の場面は、こんなサスペンスフルな画面がこの作家に撮れたのかと驚く出来だし、何よりラストのキレが抜群だ。 (赤い戦車) | [投票] |
★5 | フォルクスワーゲンとカーボーイハットに感謝。 (stereotype) | [投票] |
★3 | 物語を正面から語れない典型的シネフィルの「ごっこ映画」でヒッチもどきの列車内サスペンス等パロディにさえなっていない稚戯の極みだ。しかし、不遇のホッパーを掘り起こしコッポラへと繋いだ慧眼などキャスティングセンスは伊達じゃない。 (けにろん) | [投票(3)] |