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フレンチ・カンカン(1955/仏)ファンのコメント

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洲崎パラダイス 赤信号(1956/日)************

★5川島雄三が見せる人生というロードムービーの一コマ。男と女は流れ、束の間天国(パラダイス)にたどり着き、そしてまた流れていく。[吉祥寺バウスシアター2] (Yasu)[投票(1)]
★5何もないように見えるところにこそ何かがある、というオトナの視点を教えてくれる映画。 (オノエル)[投票(3)]
★4色町の入り口といい、河っ縁といい、雨といい、頻出する小道具としての暖簾といい、映画的抒情をかき立てずには居られない魅力的設定の中で、人物を一刷毛の水彩で描いたような簡潔さが魅力。テーマの持つどろどろ感と表現方法の距離感が今もクールだ。 (ジェリー)[投票(8)]
★4原作からエッセンスを抽出し、それを映画的に映像のみで表現することにかけて、川島雄三に勝る人は、日本にはいない。物語のかたわらには常に、豊穣な文学性が寄り添っていて、だからラストの余韻もひとしおなのだ。この作品は特にね。 (町田)[投票]
★5背の高いビルのないこの頃、東京の空は広かった。そこへ、どうしようもない二人の焦燥・ヤケクソ・欲望の昂ぶりを余すところなく表した音楽が流れる。放浪と無所有への憧れに満ちて甘美。 ()[投票(1)]
★5すごく気に入った。子供の刀が川に流れていくショットすら好き。題名の、赤信号、っていうのがまたいい。 (tomcot)[投票(2)]
★5おいおいダメだよ場所が悪すぎるよ。恋人同士は不忍池でボートに乗っちゃいけないって言うでしょ。それと同じ。弁天様はね、芸事や盲人にはやさしいけど男女の仲にはめちゃくちゃ厳しいの。仲がよければよいほど嫉妬で怒り狂うの。下町暮らしなら知ってるでしょ。 [review] (tredair)[投票(1)]
★4繊細な猥雑さ。何かが起こりそうで結局起こらない、そんな感覚が妙にスリリングだ。 (赤い戦車)[投票]
★4観た後に爽快感が残る映画。二人の将来に何が待ち受けているか夢が持てる。 (りかちゅ)[投票(4)]
★4轟夕起子さんがまさにおばちゃん!って感じで抜群だし、何気ないエピソードを見せつつも浮かんでくる男と女の関わり合いなんかはすごく的確でリアルなことに感心させられる。でも視線はほんのり温かい。どことなくフランス映画っぽい感じもいい。 (ドド)[投票]
★5虚無とか不毛とか殊更に言わずとも地に足をついたアンチドラマチックな日常のドラマを描きながら例えようの無い無常感が滲み出ている。ちんけな憐憫も同情も拒絶したそれは川島が狙ったものではなく本質的な諦念に根差しているらしい。クールと思う。 (けにろん)[投票(8)]
★4消えた町を記録してしまった文化財映画。この前跡地を散歩してきたのだが、轟夕紀子さんの居酒屋跡と思しき場所にウヨった北方領土返還の大看板が立っていて驚愕。追善供養碑に参って周りの雑草抜いてきました。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★4まさに「縁(へり)」の映画。しぶといなあ、たくましいなあ、人間って、って考えさせてくれました。流れる玩具の刀を洲崎橋から眺める芦川さんのファンになった作品。轟夕起子河津清三郎が素晴らしい。 [review] (動物園のクマ)[投票]
★3本当はもっと悲惨な境遇なんだと思うけど、能天気だね。これで何とかでもやっていけるってのは、物凄く生きる才覚のある人たちなんじゃないか。 [review] (G31)[投票]
★4ドキュメンタリー以上のリアリティが本作にはある。 [review] (甘崎庵)[投票]
★4三橋達也が本当に情けなくて素晴らしい。人生なんて、前に進んでるつもりでも実は同じ場所をグルグル回ってるだけだったりするんだろう・・・それをポジティブに受け入れるかのようなラストの爽快さ。ジメジメしない、カラッとした人生観に嬉しくなった。 (太陽と戦慄)[投票(3)]
★3新珠三千代の、せっかちで男勝りで、蓮っ葉で男に甘い役が新鮮。宝塚の先輩・轟夕起子ともいいコンビ。川島雄三の陰の部分が色濃く出てると思うが、ラストは妙に明るい。['06.5.21VIDEO] (直人)[投票]
★5そば屋のお姉ちゃんが最高だあ。 (_)[投票(1)]
★5男と女の腐れ縁を描いた傑作。「女の人生男次第」(逆もまた然り)の言葉もあるが、相手にそうさせているのも、また自分。でも別れられない、これぞ宿命。 [review] (青山実花)[投票(5)]