★4 | 爽やかな青春物語といった前半と、ドロドロしていて暗い後半との落差が激しい。それだけ時代の変遷をよく映しているということなのだろうか。とすれば、全体としてこれだけ上手くまとめてあるのはさすが。[ラピュタ阿佐ヶ谷] (Yasu) | [投票] |
★4 | これはとても幼い映画。ドアを背にした原節子の短いオーヴァー・ラップを繋げたシーンには笑ってしまった。黒澤もこんなことをやっていたのだ! [review] (ゑぎ) | [投票(8)] |
★4 | 後年の作品と比べれば、一段も二段も不器用な感じがするが、そこに巧みさを超えた真率な強さを感じる作品。田植えのシーンにはロシア映画のような素朴なエネルギーが満ちる。この映画を見て三船敏郎の出ない映画をもっと撮ってくれていたらと思う。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | 転向を強いられた久板の後悔の産物なのだろう。「配慮」を欠いた農村描写が強烈。学生時代の理想を再発見する不毛な社会人人生という切り口に、時代を越えた普遍性がある。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★4 | 無責任な言い方だけど、逆境をはねのけ、かえって質を良くしてこそが本物の監督だと思ってます。勿論黒澤明監督は本物って事です。 [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★4 | 眼力女王原節子映画。杉村春子と高堂国典の夫婦も大概だが、大河内傳次郎と三好栄子から原節子が産まれてしまうのだから映画とはかくも自由だ。原中心の支離滅裂なカッティングで無声映画のような画面が次々と繰り出される。そして後半が凄まじい。説教臭さの次元など遥かに突き抜けた最強の農作業映画。 (3819695) | [投票(3)] |
★5 | 僕は初めてみた時衝撃的だったなあ。2部構成になっているんだけど、前半の優雅なシーンより、後半の苦悩に満ちたシーンに引き込まれるんだよなあ。 (chokobo) | [投票] |