「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
パンク侍、斬られて候(2018/日) |
冒頭の街道の場面での、綾野剛と近藤公園のフルショットでのシネスコの使い方も良いと思うが、それ以上に、中盤までの屋内での画面造型とカッティングが面白い。例えば、豊川悦司と綾野のシーンの、2ショットでのカット割り。或いは屋内望遠カットの圧縮感も。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] | |
トヨエツの大人の論理のどす黒さは『空飛ぶタイヤ』の比ではなく、染谷のテンパリは“ゆとり”のリアルを悲しく代弁し、北川の「腹ふり」は彼女史上最も可愛い。何よりも、孤独なバカはバカとして解放し、群れるバカをちゃんとバカたど言い切る真摯さが素晴らしい。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(5)] | |
かくして全能の神は人類との交信を断ったのでした、という神話。むしろ黙示録。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(4)] | |
現代若者考的マイルド批評を呑んで溜めて丁々発止の台詞応酬が炸裂する前半が秀逸でトヨエツの自在さが映画を支配。橋本チック回想も良。だが、邪教集団・念動力・猿の3大ネタ投入で地の果てまで行く筈の世界はダウナー系に沈殿。景子が可愛い。 (けにろん) | [投票(2)] |