「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
Keiko(1979/日) |
28年ぶりに再見して気づいたことは、芝居をしていないように見せる芝居の原点が70年代の自主制作映画、しかも女性映画にあったこと。それは、自分+何かになりたいという女特有の虚偽性で、その延長線上に生まれたのが井口奈己の『犬猫』(04)だという確信。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
昔のビニ本みたいな裏びれた雰囲気を妙にさわやかなBGMが中和する。 (TOMIMORI) | [投票(1)] | |
主体性のないニッポン普遍的OLのコンテンポラリーライフ。流される主人公は劇的修飾を加えられ『トパーズ』や『リップ・ヴァン・ウィンクル』へと連なる。生態記録のように作為を廃したアドリブ的臨場感は生々しい。それだけにラストのオチは不要だった。 (けにろん) | [投票] | |
台本が自由な映画だろうけどきたむらあきこの演技はその一歩上を行っている。 (kenichi) | [投票] | |
セミドキュメンタリー調で、録音がいい加減で科白がときどき聞き取れないが、非商業映画っぽくてウケたのか。オバサンふたりの主役とか他も全般にそんなものだ。シンセ多用のフニャフニャした劇伴は洋ピン系。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |