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水那岐さんのあらすじ: 更新順

★2TAJOMARU(2009/日)室町時代。管領・畠山家の次男、直光は盗人の少年を救い、桜丸と名づけて家来に取り立てた。立派な青年として成長した直光(小栗旬)は、兄である信綱(池内博之)が管領と家督を継ぐのが正当と考え、自分は昔馴染みの大納言の娘、阿古姫(柴本幸)とともに権力とは無縁に暮らそうとしていた。しかし大納言夫婦は伝染病に倒れ、誰かが阿古を娶り大納言の家を継がねばならなくなった。ここに至り、忠実な家臣を演じていた桜丸(田中圭)は野心を起こし、信綱に弟が大納言家を継ごうとしていると讒言する。兄の誤解を解くべく、直光は阿古と共に家を出る。だが、山道を通るふたりの前に、悪名轟く盗賊、多襄丸(松方弘樹)が現われた。〔131分/カラー〕[投票]
★1PLASTIC CITY プラスティック・シティ(2008/ブラジル=中国=香港=日)80年代、アマゾンのブラジル国境地帯で両親を殺された少年キリンは、同行していた中国人ユダに引き取られ、親子同然の間柄になった。そして2008年。ユダ(アンソニー・ウォン)はコピー商品の製造販売で笑いの止まらぬ状態になり、キリン(オダギリジョー)は儲かった金をビルの屋上からばら撒いて、皆を喜ばせる享楽的な青年になっていた。そんな時同業者のコエーリョ(アントーニオ・ベトリン)と話をつけたユダは、偽造品摘発の芝居に乗るが、彼のみは本当に投獄されてしまった。牢獄の中で刺客に殺されかけたユダの惨状に憤り、キリンは商売敵の元に殴りこもうとするが、ユダは暴力で応える事を戒める。だが、事態は思わぬ方向へ向かう。〔95分/ヴィスタ〕[投票]
★3ベルサイユの子(2008/仏)失業者の女ニーナ(ジュディット・シュムラ)は、実子エンゾ(マックス・ベセット・ドゥ・マルグレーヴ)をつれて昼は会社を巡り、夜は雨露をしのぐ屋根を探す生活を送っていた。そんな二人はヴェルサイユ公園の森で放浪者ダミアン(ギヨーム・ドパルデュー)らの歓待を受ける。一夜の後彼を信じ、息子をダミアンに預け仕事場に向かうニーナ。帰らぬ母を恋しがるエンゾをダミアンは厄介に思うが、やがて彼の未来を考え教育を受けさせる決意をする。一方、仕事に慣れ始めたニーナはダミアンのバラックに戻ってくるが、そこに二人はおらず焼け落ちた残骸が残るのみであった。〔113分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★120世紀少年<最終章> ぼくらの旗(2009/日)暗殺から劇的な復活を遂げた「ともだち」が、世界大統領の地位に納まって二年。投獄されていたオッチョ(豊川悦司)は、城壁に囲まれた東京に侵入するが、そこは少年達の記憶によって復元された狂気の街だった。その中でユキジ(常盤貴子)が、ヨシツネ(香川照之)が「ともだち」打倒のために戦っていた。そしてケンヂ(唐沢寿明)の姪カンナ(平愛梨)は、生ぬるいヨシツネらの組織から脱退し、「氷の女王」なるテロ組織を結成して決起の日を待っていた。やがて「ともだち」が終末の予言を口にした時、ギターを背負った謎の男が東京にバイクで向かっていた。彼は密かにブームを呼んでいる「グータラ・スーダラ」なる曲の歌い手だった。〔155分/カラー〕[投票]
★3シリアの花嫁(2004/仏=独=イスラエル)シリアのイスラエル領飛び地。シリア愛国派の硬派親父、ハメッド(マクラム・J・フーリ)の娘、モナ(クララ・フーリ)が結婚する。花婿はシリアの俳優タレル(ディラール・スリマン)だ。各国から兄たちが祝福のため帰ってくるのだが、つねにモナの側にいて慈しんできた姉アマル(ヒアム・アッバス)は彼女を心配していた。飛び地の人々は無国籍と看做されており、シリア領に立ち入ったが最後シリア国籍を強制され、二度と故郷には足を踏み入れられなくなるのだ。家族たちはそれぞれにモナを祝福し、タレル側の家族たちと喜びを分かち合おうとするが、国境警備員たちは怠惰で頑固であり、意に介することもなく家族の出会いを認めようとしなかった。〔107分/カラー〕[投票]
★5カムイ外伝(2009/日)非人階級に生まれ、強く生きるために、少年カムイは忍びの道を選んだ。修行の一環として抜け女忍び・スガル(小雪)を狩る追っ手を命じられたカムイは、長じておのれも自由のために抜け忍となり、追っ手と立ち向かう暮らしを強いられるのだった。カムイ(松山ケンイチ)は大頭(イーキン・チェン)と下忍たちとの戦いの中、釣具に使う馬の蹄を求めて大名の馬の脚を斬りおとし、逃亡しようとする男・半兵衛(小林薫)に救われ、海へと同行する。そこにいたのはかつて死んだ筈のスガルであり、半兵衛との間の娘・サヤカ(大後寿々花)であった。スガルはカムイを追っ手として警戒するが、半兵衛は平和に生きよと抜け忍たちを諭す。〔120分/カラー/スコープ〕[投票]
★2罪とか罰とか(2009/日)ひとりの男がある事件を目撃してトラックに轢かれた。その一部始終を目撃していたのが売れないアイドルのアヤメ(成海璃子)である。彼女は同期のモモ(安藤サクラ)に完全に差をつけられていた。しかもグラビア雑誌でアヤメの写真だけが逆様に印刷されているのを目撃し、モモに嘲笑されている幻覚を見て逆上、思わず雑誌を握って走り出してしまった。万引き犯にされてマネージャーの風間(犬山イヌコ)にとりなしてもらったアヤメは、何の因果か、一日警察署長を務めさせられる。しかも秘書官を務める春樹(永山絢斗)は彼女の元カレであり、精神的に危険な性格を秘めた死刑になっても可笑しくない男だった。〔110分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★2石内尋常高等小学校 花は散れども(2008/日)大正12年。石内尋常小学校の市川教諭(柄本明)は、情に厚く子供のために辛苦を惜しまない教師として人望を集めていた。居眠り続きの三吉には、彼が親の仕事を朝まで手伝うが故と知り許しを与え、道子先生(川上麻衣子)との結婚時には特別に自習の日を設けてやる。30年後、そんな彼が退職すると聞いた三吉(六平直政)は級友を集め同窓会を開く。場所は副級長のみどり(大竹しのぶ)が嫁いだ「海楽亭」の一室であり、参加者のうちには彼女がかつて恋した級長の良人(豊川悦司)がいた。今は東京で脚本を書いているという良人に、みどりは十五年待ち続けたと語った。彼女は失った炎に油を注がれたように、良人の愛を求める。〔118分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★4女の子ものがたり(2009/日)マンガのことなど何処吹く風で、ぐうたら生活を送る漫画家、なつみ(深津絵里)。担当の財前(福士誠治)は業を煮やし、恋人も友人もない漫画家に人情の機微を描けるか、と口走る。その言葉になつみは過去を思い出す…。小学生のなつみ(森迫永依)は義父の関係で引越しし、気のいい友達、みさ(佐藤初)ときみ子(三吉彩花)と知り合い意気投合する。それぞれに家庭に問題を抱える三人だったが、その仲は堅固だった。やがてなつみ(大後寿々花)も高校時代を迎え、みさ(高山侑子)やきみ子(波瑠)とともに恋人のことで悩むようになる。そして友人たちが不幸な恋に溺れてゆく中、なつみは才能を認められる。〔110分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3魔法遣いに大切なこと(2008/日)母(永作博美)と二人暮しの「魔法遣い」の少女ソラ(山下リオ)は、立派な「魔法士」を目指して旭川から上京してきた。目的地の「魔法局」への道順を聞こうとしたソラは、やむを得ぬ事故から通行人を救うために、敢えて無許可で魔法を使い、到着に遅れる。が、先のソラの行動を揶揄した少年・緑川(岡田将生)ら三人の候補生たちと席を並べ、これより「公認魔法士」となるべく訓練を重ねてゆくことになった。ソラと緑川は、同じ研究所で公認魔法士の原(田中哲司)と白石(木野花)に教えられつつ生活を共にする。翌日からソラは研修員となり、原について一般家庭を訪れ、魔法を必要とする人々に奉仕する訓練を始めた。〔100分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★2サマーウォーズ(2009/日)ネットによって世界が繋がれる「仮想都市・OZ」の末端サービスのアルバイトをしていた高校生・健二(神木隆之介)は、憧れの先輩・夏希(桜庭ななみ)に、一緒に彼女の故郷に行ってくるだけのアルバイトを頼まれ、乗り換える。だが夏希の田舎は政界・財界にも顔がきく陣内一族の屋敷であり、健二はそこで夏希の彼氏としてふるまえということだった。陣内家の当主である曾祖母・栄(富司純子)はエリート学生に化けた健二を曾孫のBFとして認める。健二が息をついたのも束の間、彼のケイタイに突然謎の数式が現われる。数学だけが取り柄の彼はそれを解くが、それはOZを含む世界を混乱に陥れる事件の幕開けだった。キャラデザイン:貞本義行〔114分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★4真夏の夜の夢(2009/日)精霊キジムンの王、タンメー(平良とみ)に見守られた世嘉富島で、少女ゆり子(柴本幸)は育った。キジムンと人間の間に生まれた悪戯者、マジルー(蔵下穂波)と仲良しになったゆり子は、マジルーに自分を守ってくれるお礼に、いつまでも精霊のことを覚えていてくれと約束させられる。そして年月を経て、東京で恋に疲れたゆり子は島に戻って来、マジルーと再会する。恋人(和田聰宏)の追跡を逃れて村に駆け込んだゆり子は、村長の息子の結婚式での出し物でヒロインとして出演することになってしまう。ゆり子を守ろうとするマジルーは、恋の薬で恋人の愛の対象を別の女性に向けるが、大騒動が起こったのはそれから間もなくだった。〔105分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★4セント・アンナの奇跡(2008/米)1983年、NY。黒人郵便局員ヘクター(ラズ・アロンソ)は切手を買いに来たイタリア系の男を拳銃で撃った。ヘクターの家を捜索した刑事は、その部屋でナチスが破壊したイタリアの橋を飾っていた「春の女神」の彫刻を見つける。果たして彼の過去に何があったのか?…1944年、トスカーナ。黒人部隊は無謀ともいえる渡河作戦を命じられていた。ヘクターの戦友トレイン(オマー・ベンソン・ミラー)は一軒の小屋に入り、少年アンジェロ(マッテオ・スキアボルディ)が爆撃で柱の下敷きになっているのを発見する。彼を見殺しにできない兵士たちは、英語を使えるレナータ(ヴァレンティナ・チェルヴィ)の家に一時逗留を求める。〔160分/カラー/スコープ〕[投票]
★4扉をたたく人(2007/米)孤独な大学教授、ウォルター(リチャード・ジェンキンズ)は、妻の残したピアノを心の拠りどころにしつつも、才能のないことを自分でも理解していた。ある日用事でニューヨークの別宅を訪れたウォルターは、見知らぬ夫婦に出会い肝を潰す。ふたりはジャンベ(ドラム)奏者のタレク(ハーズ・スレイマン)と、青空マーケットでアクセサリーを売るゼイナブ(ダナイ・グリラ)であり、詐欺にあってこの部屋を借りていたのだ。同居生活の中で、人懐こいタレクはウォルターにジャンベを教え、公園でのセッションに誘った。久しぶりに充実を感じたウォルターだったが、タレクはある日微罪で逮捕され、不法滞在を見抜かれてしまった。〔124分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3夜も昼も(1946/米)エール大学法学部のコール・ポーターケイリー・グラント)は音楽にのめり込み、些か学業がおろそかになっていた。師にして友であるウーリー教授(モンティ・ウーリー)には、自分は弁護士より作曲家が向いていると吐露するほどだった。クリスマスに帰郷したコールは、馴染みの歌手グレイシー(ジェーン・ワイマン)に曲を提供して舞台に立たせるが、戦争の勃発によりショウは失敗した。そんな時幼なじみのリンダ(アレクシス・スミス)の励ましを受けたコールは、戦地に従軍、足を負傷するも彼を追う様にやって来たリンダの看護を受けるのだった。その蜜月の中で、名ナンバー「夜も昼も」は作られる。〔125分/カラー/スタンダード〕[投票]
★4ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009/日)海外におけるエヴァパイロットの一人、マリ(坂本真綾)は、使徒との対決のうちに自らの機体を失い、その爆炎の中から脱出する。その頃ゲンドウ(立木文彦)に自らの行動を認められることで、シンジ(緒方恵美)はエヴァ初号機に乗る目的を見い出そうとしていた。そんな中で新たな「選ばれた子供」であるアスカ(宮村優子)が海外より帰還し、彼女が拠りどころとする天才性を明らかにすることで他のパイロットたちに実力の差を誇示していた。チームワークの育成のために骨を折るミサト(三石琴乃)。意外なことに、そこでレイ(林原めぐみ)がシンジとゲンドウの和解のために小さな努力を為す。絶対的な破局はその時訪れた。〔108分/カラー/ヴィスタ〕 [投票]
★2MW -ムウ-(2009/日)[ネタバレ?(Y1:N3)] 孤島・沖之真船島で、16年前米軍による謎の事故があった。多くの島民はその「何か」の被害を受けて悶死し、残された者たちも米軍の特殊部隊の処理によって全滅したかに見えた。だが、ふたりの少年が生き残っていた…。その一人、賀来(山田孝之)は神父として穏やかに暮らしていたかに見えたが、その実、もう一人の生き残りである美貌のエリート銀行員、結城(玉木宏)が復讐鬼と化して事件に関わるものたちを手にかけ続けていることを知っていた。大手企業の役員、岡崎(中村育二)にターゲットを絞った結城はそのジャンキーの娘を人質に彼を引き摺り回す。そして刑事沢木(石橋凌)の尾行を前に大胆な行動に出るのだった。〔129分/カラー/スコープ〕[投票]
★4グーグーだって猫である(2008/日)独身少女漫画家の麻子(小泉今日子)は、三連徹の翌朝、飼い猫のサバが死んでいるのを発見する。15年前、中堅だったときに子供たちから託されて以来の付き合いだ。アシスタント達は、仕事の手の止まった麻子に困惑するが、その中のナオミ(上野樹里)は、なまじ麻子に憧れてこの道に入っただけに、彼女の打ち沈む横顔を見てはいられなかった。だが、ペットショップで麻子と一匹の子猫は見つめあい、契りを交わす。グーグーと名づけられたその猫は麻子のお気に入りとなった。そして麻子の全集刊行を期に、編集者はナオミに麻子への励ましを依頼する。そんな時いなくなったグーグーを探す麻子は、青自(加瀬亮)という青年に捕まえて貰う。〔116分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★5いけちゃんとぼく(2009/日)ヨシオ(深澤嵐)のそばに何時もいる不思議な友達、いけちゃん(声:蒼井優)は、色と大きさを自在に変えることのできるオバケ。いけちゃんは父ちゃん(萩原聖人)があっけない最期を遂げたときも、悪童二人組にどつきまわされたときも、何時もヨシオを見守っていて、なんと言うことはないアドバイスを与えてくれるのだった。仲間達が報復を恐れ逃げ去ったとき、ヨシオはいけちゃんが見守ってくれることで二人組に応戦できた。もっとも、密かに心を寄せる女学生(蓮佛美沙子)とお喋りするときには、いけちゃんは怒って真っ赤になるのだが…。いけちゃんとは何者かを知る前に、ヨシオにとっては避けて通れない変節がある日訪れる。〔107分/ヴィスタ/カラー〕[投票]
★1愛を読むひと(2008/米=独)西独で弁護士を生業とするマイケル(レイフ・ファインズ)は、離婚を経験して初めてある計画を実行に移そうとしていた…。時は遡り、1958年。少年マイケル(デヴィッド・クロス)は急病に陥ったところを通りすがりの女性に助けてもらった。彼女はハンナ(ケイト・ウィンスレット)、路面電車の車掌だった。彼女から性愛の手ほどきを受け、歓喜に打ち震えるマイケル。しかし彼女はいつしか、愛の行為の前に本を読んで聞かせるように頼むようになった。半ば面白がってハンナの欲求にマイケルは応えた。だが彼女は突然行方を眩ましてしまう。1966年、法科の学生となったマイケルは戦犯裁判の席で思いがけず彼女と再会する。〔124分/カラー/ヴィスタ〕[投票]