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ぽんしゅうさんのあらすじ: 更新順

★2ガラスの中の少女(1960/日)中学卒業後、町工場で働く陽一(浜田光曠)は、同級生で今は名門女子高にかよう靖代(吉永小百合)を駅で見かけ声をかけた。大学助教授の厳格な父親(信欣三)と古風な母(轟夕起子)との生活に、どこか息苦しさを感じていた靖代。そして、酒びたりで失業中の父(大森義夫)と喧嘩の耐えない母(小夜福子)と暮らす陽一。二人は、いつしか惹かれあい、待ち合わせてはデートを重ねるようになった。それは恋愛と呼ぶにはあまりに幼い感情の芽生えだったのかもしれない。そんな靖代一家に、北海道転勤の話しが持ち上がる。多感な少女の危うい純愛を描く日活映画。(64分/白黒/ワイド)[投票]
★3父と娘の歌(1965/日)ピアニストを目指し、アルバイトで資金を貯めながら音大の受験準備に励む紘子(吉永小百合)。交響楽団のクラリネット奏者だった父道一(宇野重吉)は、今はクラブ周りのバンドマンで決して家計は豊かではなかった。一方、紘子の才能にいち早く気づいた音楽業界で働く阿川(浜田光夫)は、彼女に高名なピアニスト江戸(神山繁)のレッスンを受けさせようと尽力していた。そんな折、心臓を患い医者からクラリネットを吹くことを止められてしまった道一は、紘子には内緒で町工場で働き始めるのだった。音楽教師だった亡き母(奈良岡朋子)への想いを胸に、ピアニストを目指す娘と父の絆を描く音楽青春ドラマ。(95分/白黒/ワイド)[投票]
★4釣りバカ日誌スペシャル(1994/日)宝石店社長山内(西村晃)は息子(加勢大周)が想いを寄せる相手が、鈴木建設の社員の娘だと知り、学生時代からの親友の鈴木社長(三國連太郎)のもとを訪れた。何と相手は鈴木の釣りの師匠浜崎(西田敏行)の上司で、真面目だけが取り得の佐々木課長(谷啓)の娘志野(富田靖子)だった。一方、釣り談義したさに浜崎家を訪れたスーさんは、浜ちゃんが出張中にもかかわらず酩酊し家に帰れずじまい。翌朝、みち子さん(石田えり)と二人でいるところを近所の連中に目撃され、有らぬ噂を立てられてしまった。「男はつらいよ」併映作から独立して夏季に公開されたシリーズ7作目。(106分/カラー/シネマスコープ)[投票]
★2レッツゴー!若大将(1967/日)若大将こと京南大学サッカー部の田沼(加山雄三)は、全日本学生選抜メンバーとして香港遠征に参加することになった。メンバーに選ばれなかった青大将石山(田中邦衛)も父親の仕事にかこつけて飛行機に乗り込んだ。それを知って、田沼に想いを寄せている澄子(星由里子)も、今まで渋っていた勤め先の専務との香港出張に同意したのだった。現地でのデートを楽しみしていた澄子を前に、香港のレストランの令嬢美芳(陳曼玲)が田沼を気に入り放そうとしない。石山の方は仕事そっちのけ。女と遊びまわった挙句、父から預かった金をマカオのカジノで全部すってしまった。若大将シリーズの第九作。(91分/カラー/東宝スコープ) [投票]
★2釣りバカ日誌5(1992/日)長男・鯉太郎もヨチヨチ歩きを始めて可愛いくてしかたない浜ちゃん(西田敏行)は、今や釣りバカを返上して親バカ丸出し。釣りに身の入らない浜ちゃんに不満をつのらせるスーさん(三国連太郎)は、上京してきた浜ちゃんの母たき(乙羽信子)とも大喧嘩してしまい浜崎家に近づけなくなってしまった。そんなある日、ひょんなことから浜ちゃんが会社に連れて行った鯉太郎が行方不明に。社内は文字通り上へ下への大騒ぎ。責任をとらされて左遷された浜ちゃんは、京都の丹後半島へ単身赴任を命じられ鈴木建設のバブルの後始末プロジェクトで前途多難な「すっぽん養殖場」を担当することに。シリーズ第5作。(96分/カラー/シネマスコープ)[投票]
★3釣りバカ日誌4(1991/日)釣りバカコンビ・鈴木建設の平社員浜ちゃん(西田敏行)と社長のスーさん(三國連太郎)は、今日もまた磯釣り三昧。愛妻みち子さん(石田えり)の妊娠で浜ちゃんは絶好調。一方、仕事に追われ自分の子育てには失敗したと反省するスーさんの今の悩みは、後継者にと入社させた甥の和彦(尾美としのり)をどうやって一人前に育てるかだ。のんびり屋でマイペースの和彦は、そんなスーさんの悩みを知ってか知らずか、同じ課の浜ちゃんを慕って仕事への積極性はいまひとつ。その和彦が釣り船屋の八郎(アパッチけん)の妹町子(佐野量子)にひと目ぼれ。みんなをあっと驚かせる行動に出たのだった!(96分/カラー/シネマスコープ)[投票]
★4釣りバカ日誌2(1989/日)働きすぎで体調をくずし医者から引退を薦められたスーさんこと鈴木建設社長の一之助(三國連太郎)だが、ワンマンゆえに後継者が育っていないのが悩みの種だ。釣り三昧で出世のことなどまったく頭にない平社員の浜ちゃんこと浜崎伝助(西田敏行)の生き方に、ふと心を動かされたスーさんは釣り道具一式をかかえて姿をくらませてしまった。スーさんを捜して欲しいと奥様(丹阿弥谷津子)から頼まれたハマちゃんは、行き先は以前二人で話題にした愛知県渥美半島にちがいないとにらんで直行。なんと、そこで憂いをたたえた謎の美女弥生(原田美枝子)と高級ホテルに同宿しているスーさんを発見した!(96分/カラー/シネマスコープ)[投票]
★3こんにちは赤ちゃん(1964/日)停泊予定が急遽一日になって船員たちは定宿「かもめホテル」で右往左往。五郎(山内賢)と実(杉山俊夫)はフロントのとも子(和泉雅子)に求愛合戦。そこに五郎の母親(北林谷栄)が参入し大混乱。恋人が現れないケニイ(E・H・エリック)はイライラ。大野(藤村有弘)は女房(若水ヤエ子)の目を盗んでバーのママ(久里千春)とデートに。出産間近の妻(新井麗子)に迎えられた菊次(桂小金治)は悦びいっぱい。船長(清水将夫)も娘(吉永小百合)との再会を楽しんでいた。そんな中、航海士(川地民夫)の友人・洋子(芦川いづみ)が赤ん坊を抱いて訪ねてきた。(78分/カラー/ワイド) [more][投票]
★3勝利者(1957/日)チャンピオンの一歩手前で挫折した元プロボクサーの山城(三橋達也)は、婚約者夏子(南田洋子)の父が経営する店で支配人におさまっていた。しかし、過去の挫折を振り切るために山城は結婚を先延ばしにし、自らの手でチャンピオンを育てる夢を追い続けていた。そんな山城は、荒削りだが才能を秘めた青年夫馬(石原裕次郎)を見い出し旧知のトレーナー(殿山泰司)に託す。一方で彼は、バレリーナ志望の踊り子マリ(北原三枝)のパトロンとなり彼女をレッスンに通わせるのだった。山城を兄貴と慕う夫馬、先生と呼んで尊敬するマリ。そんな彼らの関係に、微妙な空気が流れ始め愛憎劇が繰り広げられるのだった。(98分/カラー)[投票]
★2青春大統領(1966/日)日本貿易振興会の峰岡(石原裕次郎)は休暇中のシドニーから急遽、日本に呼び戻された。大村物産の社長が有害との疑いのある薬品とともに姿を消してしまったというのだ。そして、社長の大村(二谷英明)は峰岡の大学の同級生でもあった。同じころ、やはり大学の後輩で今は人気上昇中のアイドルグループ・ジャニーズ(飯野おさみ真家ひろみ中谷良あおい輝彦)のマネージャーを務める京子(浅丘ルリ子)もまた大村の行方を捜していた。そんな峰岡らの前に、大村の身辺をかぎまわる日本通信社の記者水野(鈴木瑞穂)が現れたのだった。石原プロ制作の日活サスペンス・アクション。(91分/カラー/シネマスコープ)[投票]
★3大当り三色娘(1957/日)小島家のお手伝いエリ子(美空ひばり)は、夫人の弟宏(江原達怡)と親友で板倉家のお手伝いミチオ(雪村いづみ)を見合いさせるはずが、ひょんなことから小島家の書生・京須(宝田明)をひき合わせてしまった。ミチオは、京須を宏だど思い込みひと目惚れ。京須に思いを寄せるのはミチオだけじゃない。岡田家のお手伝いトミ子(江利チエミ)も彼に夢中なのだ。そして、本当はエリ子(ひばり)だって・・・。そんな時、トミ子(チエミ)にも、昔馴染みの罐詰屋の息子吉岡(山田真二)との見合いの話しが持ち上がる。ミュージカルコメディ・三人娘シリーズ第三作。東宝スコープ第一回作品。(カラー/94分/東宝スコープ)[投票]
★3ひばり チエミ いづみ 三人よれば(1964/日)父に代わって料亭を切り盛りする喜美枝(美空ひばり)。テレビ局の男まさりのディレクターとし子(江利チエミ)。フランス帰りの新進美容師恵子(雪村いづみ)。三人は高校の同級生だ。恩師の清国先生(清川虹子)から見合いを勧められた三人は、決まった人がいると断るのだが、だったら相手を連れてくるよう強く言われてしまう。喜美枝(ひばり)は踊りの師匠友之輔(宝田明)、とし子(チエミ)は同僚カメラマン青木(夏木陽介)、そして恵子(いづみ)はしつこく付きまとう振付師の石岡(岡田真澄)のことが頭に浮かぶのだが、いろいろと問題が。7年ぶりに復活した三人娘シリーズ第四作。(カラー/91分/東宝スコープ)[投票]
★3ひばり民謡の旅 べらんめえ芸者佐渡へ行く(1961/日)佐渡旅行の懸賞に当たった芸者の小春(美空ひばり)は、同じく当選者の刑事杉村(木村功)、社長の御曹司田代(今井俊二)、トラック運転手の竜太(高倉健)とともに新潟行きの列車に乗り込んだ。そのころ、懸賞主催者のもとに当選くじをスリに盗まれたという女(桜京美)が現れた。ということは、新潟行きの一行の中に犯人がまぎれ込んでいることに・・・。4人は疑心暗鬼のまま佐渡に着いたのだが、そこにはロープウェイ建設工事にからむ、もっと大きな事件が待ち受けていた。ニュー東映製作のラブロマン・スコメディ。べらんめえ芸者シリーズの第5作。(87分/カラー/ワイド)[投票]
★2おしどり囃子(1956/日)宮神楽の踊り手菊次(大川橋蔵)と料亭琴川の娘おたね(美空ひばり)は、互いに惹かれあう仲だが勝気な二人はすぐに喧嘩を始めてしまう。ある夜、料亭琴川では旗本組頭の大庭(阿部九洲男)が深酒の末、「江戸で一番の獅子舞を見せろ」と菊次の実の父であり次回の御番入りになる能見(明石潮)にからみ悪態をつき始めた。見かねたおたねは菊次を呼び獅子舞を見せるようたのみ、宮神楽以外の演目を禁じられている菊次は、師匠の総右衛門(高松錦之助)から破門される覚悟で実父のために獅子舞を踊るのであった。そして、流浪の旅に出た菊次を追って、おたねもまた江戸を後にするのだった。東映京都作品。(80分/白黒)[投票]
★3眠狂四郎炎情剣(1965/日)「助太刀するは、お主の恥じ」・・・・夫の仇を追い詰めたぬい(中村玉緒)に請われ、仇討ちを手伝った眠狂四郎(市川雷蔵)にそう言い残して浪人は息絶えた。そして、ぬいは助太刀の礼は自分の体で返すと狂四郎に約束するのだった。翌日、狂四郎のもとへ役人に追われた一人の男が助けを求め駆け込んできた。狂四郎に冷たくあしらわれたその男もまた、「鳴海屋」というひと言を残し役人に連れ去られたのだった。やがて狂四郎は、海賊の財宝をめぐる江戸家老跡部(安部徹)と鳴海屋(西村晃)の陰謀の渦に巻き込まれていく。第2作『眠狂四郎勝負』の三隅研次監督が再びメガホンを取ったシリーズ第5作。(83分/カラー/大映スコープ)[投票]
★3不機嫌な男たち(2004/韓国)作家を目指し会社を辞めたムノ(チョン・チャン)と研究所に勤めるジョンギュ(キム・ヨソク)。いつも倦怠感を漂わせているムノは妻と娘がありながら、ネットで知り合ったOLユンジョン(ユン・ジヘ)をデートに誘い出す。ユンジョンは上司と同僚を天秤にかけながら付き合う打算的な女だ。一方、勤務態度が悪く仕事に身の入らないジョンギュは、学生時代の後輩で今は結婚し大学の研究室に席を置くスヒョン(シン・ソミ)に未練を持ち続けていた。30歳を過ぎた二人の男は漠然とした喪失感の中、それぞれの女と交わり合う。それは、果たして現実なのか、ただのありえたかも知れない可能性なのか。(114分/カラー/ヴィスタサイズ) [more][投票]
★3許されざるもの(2005/韓国)兵役のため入隊した大学生スンヨン(ソ・ジョンウォン)を待ち受けていたのは、同年代の古参兵による教育という名の理不尽な行為だった。その不条理な生活は、読書を愛する柔和なスンヨンにとって到底受け入れがたいものだ。不安に脅え萎縮する彼の前に現れた悪評高い兵長は、なんと中学の同級生テジョン(ハ・ジョンウ)だった。兵長の忠告を聞かず、古参兵に反抗的なスンヨン。そんなスンヨンもやがて、新兵ジフン(ユン・ジョンビン)の教育係りを務めることになる。一年後、除隊した元兵長テジョンの携帯に、兵長に昇進したスンヨンから突然連絡が入った。どうしても会って話したいことがあると言うのだ。(121分/カラー/ヴィスタ) [more][投票]
★4キムチを売る女(2005/中国=韓国)中国東北部に暮らす半島出身の朝鮮族チェ・スンヒ(リュ・ヒョンヒ)と息子チャンホ(キム・パク)は、母子二人で線路沿いの粗末な家で暮らしていた。自らのルーツに誇りを持ち、いつか故国で暮らすことを思い息子にハングルの勉強をさせながら、無許可の露天でキムチを売り生計を立てる母スンヒ。そんな彼女に好意を持ち、妻がありながら言い寄る同じ朝鮮族のキム(ジュ・グァンヒョン)。しかし、キムの裏切りでスンヒは逮捕されてたあげく、顔見知りの警官ワン(ワン・トンフィ)からも思わぬ仕打ちを受けるのだった。そして、彼女の心に静に、しかし激しい復讐の炎が芽生え始める。(109分/カラー/ヴィスタサイズ) [more][投票]
★3かえるのうた(2005/日)朱美(向夏)は、一緒に暮らしている良雄(吉岡睦雄)の女癖の悪さに爆発!アパートを飛び出し、深夜の漫画喫茶でキョウコ(平沢里菜子)と知り合った。縫製工場で地道に働き、どこか子供っぽく良雄のことが忘れられない朱美。気丈だが友達もおらず、援助交際で稼ぎながら漫画家を目指す孤独なキョウコ。行き場所のない朱美と、なんとなく彼女が気になるキョウコ。正反対の性格だが、世間に居場所を見つけられない二人は似たもの同士だ。キョウコの部屋に転がり込んだ朱美に、キョウコは一緒に援助交際をして稼ごうと勧めるのだが。ピンク映画「援助交際物語 したがるオンナたち」としても劇場公開。(65分/カラー/ヴィスタサイズ)[投票]
★3ミラーを拭く男(2003/日)交通事故を起こしてして以来、勤(緒形拳)は、定年間近かだというのに会社を休み家の中に引きこもったままだ。怒鳴り込んでくる被害者にも会おうとせず対応は妻の紀子(栗原小巻)にまかせきり。息子(辺土名一茶)と娘(国仲涼子)も諦め顔。そんなある日、勤は事故現場のカーブミラーをピカピカに磨きだした。そして市内の全てのミラーを拭き終わった勤は北海道に渡り、そこでもカーブミラーを拭き始めた。日本中のミラーを全て拭くのだという勤にテレビ局が目を付け、彼の行く先々を取材し始めるのだった。梶田征則監督、劇場長編映画第一作で02年サンダンス・NHK国際映像作家賞受賞作。(117分/カラー/ヴィスタサイズ) [投票]