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寒山拾得さんのお気に入りあらすじ

空海(1984/日)★4 学問を修め、官吏になるため讃岐 から都へ出た佐伯真魚(空海:北大路欣也)は、いつの間にか大学を辞め、 諸国修行の旅をしていた。そして名を空海に改め、真の仏教を 究めるべく、遣唐使の留学僧として、中国へと向かった・・・。 弘法大師:空海の生涯を、当時の天皇、貴族たちの争いと 中国ロケを交えて描く制作費12億円の伝記大作。 登場人物と歴史事件と仏教用語など→ [more] (マグダラの阿闍世王)[投票(1)]
たそがれ酒場(1955/日)★5 市井のどこにでもある‘たそがれ酒場’。開店夕5時前の薄暗い店の中。老人江藤(小野比呂志)のピアノで歌曲「菩提樹」を練習しているのは、若い丸山(宮原卓也)。そこへ常連の梅田(小杉)が来る。一番端の常席にそっと座る。先生と呼ばれ、パチンコで生計を立てているが、昔は有名な画伯だ。店のマネージャー、女給ユキたちが三々五々やって来る。しばらくして、客たちが入って来る・・・。2つの大きな挿話(1つは有名な新日本歌劇団の重鎮が客の中に居て丸山に目を止める、という話。もう1つはやくざの鱒見(宇津井)が大阪へ高飛びするのに恋人ユキを連れて行く、という話)を中心に・・・(もう少し続く) [more] (KEI)[投票(1)]
ある機関助士(1963/日)★4 国鉄(当時)常磐線に勤務する機関士・助手たちをとらえた短編ドキュメンタリー。朝、上野から水戸へ蒸気機関車を運転し、休憩をとった後、夕方に再び東京へ別の列車を運転して戻る彼らの姿が描かれる。[37分/カラー/スタンダード] [more] (Yasu)[投票(2)]
浪人街(第1話〜第3話)(1928/日)★4 「浪人街」は第1話から第3話迄(4編)あるが、3話とも独立した物語。監督、脚本、撮影は変わらないが、登場人物が違うので、主要役のみ下記に併記する。 *第一話(28)美しき獲物 15巻(約120分)無声   登場人物:母衣ほろ権兵衛(南光明)、赤牛弥五右衛門やごえもん(根岸東一郎)、荒牧源内(谷崎十郎)、土居孫左衛門(河津清三郎)、おぶん(田島艶子)、お新(大林梅子) *第二話(29)楽屋風呂 第一篇 19巻(約150分)無声第二話(29)楽屋風呂 解決篇  7巻(約50分)無声   登場人物:不破伝五左衛門(南光明)、白河三十郎(津村博)、お紋(松浦築枝)、倉橋重兵衛(岡村義夫)、お吉(大林梅子)・・・第三話へ続く [more] (KEI)[投票(1)]
沈黙(1963/スウェーデン)★5 チチチチチ…暗闇にストップウオッチの音。明けて、もう若くはない姉妹と、妹の幼子が汽車の客室にいる。姉は随分具合が悪そうで、面倒を見る間、子どもは客室を追い出される。外を覗き込む子ども。動いているのか、停めてあるのか分からないが、何台もの戦車が車窓を流れていく。やがて一見平和そうな喧騒の町に到着。三人は、姉を休ませるため、この言葉も通じない町に宿を取ったのだ。妹と子どもは裸で寝ている。一枚扉隔てた隣の部屋で、幾分良くなった姉は、咳き込みながら煙草を吹かし、ウィスキーを呷り、翻訳の仕事を始める。瓶が空になった。仏語も英語も独語も通じなかったが、給仕に代わりの酒を運ばせた。「手」がこの国では「カジ」と言うのだと教えてくれた給仕が去る。ベッドに横になる。左のカジは乳房へ、右のカジは… [more] (muffler&silencer[消音装置])[投票(7)]
裸の大将(1958/日)★5 ボ、ボクは山下清(小林桂樹)っていうんだな。ボクは頭が悪いんだけどそれは何でかって言うと生まれる時に頭が悪かったからなんだな。学校でからかわれるので小学校も5年で辞めたんだな。それで何だかボクみたいな人がたくさんいる「学園」てところに入ったんだけど春になるとつい飛び出していってしまうんだな。そ、それでいろんな場所を放浪して回っておっ母さん(三益愛子)も死んだって嘘ついてまでゴハンを恵んでもらうんだな。でもボクの言うことはちょうど今戦争中の日本では結構浮くらしいんだな。な、何でなんだろうな。[92分/カラー/シネマスコープ] [more] (Yasu)[投票(10)]
愛と希望の街(1959/日)★4 中三の正夫ん家(ち)ってば、すげー貧乏。母親のくに子(望月優子)が駅前の路上での靴磨きと内職をして、ようやく暮しを立てる母子家庭。当時の日本じゃ、ちっとも珍しくもない貧乏ぶりだったけど●ある日、つがいの鳩を正夫が駅前で売ったら、一羽は鳩小屋に戻ってくる。鳩が巣に帰る習性を利用し、鳩売りを何度も繰り返して生活費の足しにしてたわけ。鳩を買った電器メーカー重役の娘・高二の京子は、正夫の担任女教師から正夫の暮らしぶりを聞き「まぁ、なんてカワイソー。あたしにもできること、ないかしら」。で、父の会社に正夫を入れようと画策する。ちょっとー、おねーさん甘くない、それ?●問題発言で引っかき回すのが得意な大島渚の劇場用デビュー【問題】作。 [more] (Amandla!)[投票(7)]
帰郷(1950/日)★3 太平洋戦争末期のシンガポール。ダイヤの買い付けのため滞在していた佐衛子(木暮実千代)は、守屋(佐分利信)という男と知り合う。彼はかつて海軍の士官だったが、上官の罪をかぶる形で軍を去り、世界各地を放浪する旅に出ていたのだ。そんな彼に魅かれる佐衛子。やがて終戦を迎え、東京に戻った彼女は、偶然守屋の娘・伴子(津島恵子)と出会う。守屋もまた帰国していることを知っていた佐衛子は、この父娘を引き合わせようと考えるが、伴子には母の再婚相手である隠岐(山村聰)という養父が既にいるという事実を、彼女は知る。 [more] (Yasu)[投票(1)]
婦系図(総集編)(1942/日)★3 スリの力(長谷川一夫)は、獲物と狙った大学教授の俊造(古川緑波)に見込まれ、彼の弟子になる。やがて力は主税と改名し、新型爆薬の開発に取り組む研究者になった。そんな中、主税は幼なじみの芸者・お蔦(山田五十鈴)と再会し、やがて愛しあうようになる。だが二人の関係を知った俊造は、お蔦の存在は主税の研究に支障があると考え、二人の仲を引き裂きにかかる。 [more] (Yasu)[投票(1)]
忠次旅日記(1927/日)★5 第一部「甲州殺陣篇」 :逃亡中の国定忠次が命を助けられた水晶掘りの姉弟を悪者から守る話(ウィキペディア要約)。尚、下記解説のように第一部は2015年現在現存していないというか未発見である。  第二部「信州血笑篇」 :役人に追われ逃亡の旅を続ける忠次は勘太郎という子を連れている。その子の行末を思い、忠次は顔役の壁安衛門に預かってもらおうとするが「昔の立派な忠次親分ならまだしも、子分が盗っ人を働くような親分のいう事は聞けない」と言われる。怒る忠次「人は斬っても子分は斬らねぇと言われた親分子分の結び付きだ。親分を辱めるようなマネをするはずがねぇ!」と。それを聞いて壁安は承知をするのだが、その時・・・ [more] (KEI)[投票(1)]
冬の光(1963/スウェーデン)★4 鐘の音もかじかんで聞こえる北欧の冬。日曜の午後。小さな漁村の片田舎の教会で、トーマスは、数日前に引いた風邪を押して、礼拝を行っている。参加者は数えるほどだし、賛美歌も全然揃わない。だが、そのうちの一人、オールドミスの小学校教師マッタの神父に注がれる眼差しだけが少し違う。そして一人咳き込みながらも、なかば機械的に淡々と聖体拝受を行うトーマス。やがて聖餐式は終わり、やれやれと倒れそうになりながら部屋に戻った彼に、漁師である夫ヨーナスを連れて妻カーリンが相談に訪ねてくる。ヨーナスは、中国が原爆開発を行っているのではという最近の報道で、漠然とした絶望感と虚無感にとらわれ、生きる意志を失いつつあるというのだった。 [more] (muffler&silencer[消音装置])[投票(4)]
風前の灯(1957/日)★3 郊外住宅の前で、不良たちが強盗に入る相談をしている。「この家は前から狙ってたんだ」「婆さん(田村秋子)はたんまり小金を貯めこんでるって噂だぜ」「遺産を狙ってる奥さん(高峰秀子)には渡さねえぞ」「ダンナ(佐田啓二)も懸賞で高級カメラを当てたそうじゃないか」「待て、奥さんの妹(小林トシ子)がやって来た」「カメラの話を知って借金の申し込みか」「もう一人の妹(有沢正子)も来た」「恋人に部屋を貸せだとさ!」「今度は婆さんの甥(南原伸二)だ」「何、こいつは昔この家を婆さんに横取りされた前科6犯の強盗だって!?」「なんだこりゃ、とんでもない家だな、オイ…」。[79分/モノクロ/スタンダード] (Yasu)[投票(1)]
ひとごろし(1976/日)★2  双子六兵衛(松田優作)は、武芸はまるでだめ、犬が苦手で饅頭が好物と、侍らしいところが全くなく、妹かね(五十嵐淳子)からも、しっかりしてくださいと言われる毎日だ。ある日、福井藩に仁藤昂軒(丹波哲郎)を、誰か上意討ちしないかという話がもちあがり、六兵衛は、男をあげるチャンスとばかりに名乗りをあげるのだが。  山本周五郎の原作を、『木枯し紋次郎』『子連れ狼』などを手がけた大洲監督が撮った唯一の劇場用映画。 (山本美容室)[投票(1)]
サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ(2012/米)★2 トーキー化、カラー化に次ぐ映画界第三の革命といわれるデジタル化。この20年の間に、制作から上映までデジタル化の波は急速に業界を侵食し、大手メーカーは映画用のフィルム事業から撤退し、配信・上映システムのデジタル化投資に乗り遅れた中小の映画館は生き残れないと言われ始めている。デジタル化推進の旗振り役ジョージ・ルーカス。フィルムにこだわるクリストファー・ノーラン。権威を失う撮影監督たち。果たしてフィルムシステムはもう無用なのか。デジタル技術全盛の功罪は・・・。俳優キアヌ・リーブスが、ハリウッド第一線の監督、撮影監督、編集技師、特殊効果技師など制作者たちを取材する長編ドキュメンタリー。(99分) (ぽんしゅう)[投票(1)]
カンザス・シティ(1996/米)★0 不況に喘ぐ1934年ミズーリ州の魔都カンザス・シティ。ブロンディ(ジェニファー・ジェイソン・リー)は恋人を黒人ギャングの首領セルダム(ハリー・ベラフォンテ)から取り戻すため大統領の政治顧問の妻を誘拐する。一方、セルダムが経営するナイト・クラブではレスター・プレス(大統領)・ヤング、ビル・カウント(公爵)・ベイシー、コールマン・ホーキンズらシティを代表するジャズメンが夜毎ジャムを繰り返していた。 シティ出身のジャズ狂ロバート・アルトマン監督がジャズ界の巨人達を現代のジャズメンに演じさせたこと(ばかり)が話題となった音楽ファン必見の作品。 (町田)[投票(1)]