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KEIさんのコメント: 更新順

★4デッドマン・ウォーキング(1995/米)好きなショーンが、相変わらず癖のある役をやらされ(?)ているが、演技派の彼のことで十分評価できる出来だ。テーマは‘神の赦しと救い’だが、もう一つ死刑制度の是非も俎上に載せているが―。 [review][投票(1)]
★3エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023/米)往年のスターが続々出てきたお祭り騒ぎは何処へ行った?それが売りじゃなかったのか?厚化粧のミーガンは演技下手で萎える。それと、セリフは「fuck!くそっ」ばかりのこの脚本はどうにかならないのか。ステイサムが何とか形を作ってくれたのが唯一良かった。[投票]
★3上海バンスキング(1984/日)劇は未見なので、台本を読了。比較して分かったのは、本作は良くも悪くも職人の仕事だという事だ。台本をかみ砕き取捨選択、大小の変更、再構築、得意な映像と歌曲をたっぷり使って(台本9曲、本作20曲程)、全くの娯楽作に仕上げている。欠点は・・・ [review][投票]
★3エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014/米)今回は往年の更に大物揃いじゃないか。皆の顔を見ているだけで楽しい、老けたなぁ(失礼!) 物語展開も無理がないし、話も新・旧の要所々を抑えていい脚本だと思う。ハラハラドキドキは全くしなかったけど。アズメニスタンという国は有りそうで、無いですね。[投票]
★4ツユクサ(2022/日)ツユクサは何処にでもある草花。どこにでも居そうな40代の女たちのどこにでも有りそうな男模様を描いた。どこにでもというリアルさ、重さを軽い笑いのオブラートで包んでいる。しかし綻びからリアルな女の顔が見える。 [review][投票(1)]
★5緋牡丹博徒 鉄火場列伝(1969/日)まず、待田の昇格=親分役は残念ながら努力賞。タイトル通り、盆の緊迫感は今迄の作品以上でまさに‘鉄火’場。そして本作の最大のポイントは、お竜が自分を見つめ直すという点だ。ホン屋笠原が実力を見せたといえる。 [review][投票(1)]
★3緋牡丹博徒 二代目襲名(1969/日)さすがに原作が文学家火野葦平で、あの時代の川筋者と陸人足の争いをうまく使っている。物語はやや平坦気味。ポイントは二代目襲名式になるが、それとは別に、高倉がいい。 [review][投票]
★3甦える大地(1971/日)昭和40〜50年代の所謂大作ものに見られる脚本の欠点。すべてを描こうとして描けず、中途半端のまま残す。或いは困難難事をあっさり解決する。疑問点をいっぱい残して話はどんどん進んでいくのだ。 [review][投票]
★4鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023/日)ラストで水木の「墓場の鬼太郎」に結びついて、何はともあれ一安心。戦争のあほらしさもしっかり描けて、良し。奇跡とも言われた敗戦復興を日本が何故出来たのかがよく分かった。でも今の日本をみるとまだ狂骨が居ると、思いませんか?音楽が出色の出来で4点。[投票]
★4緋牡丹博徒 花札勝負(1969/日)官幣社熱田神宮修復大勧進賭博。‘やくざの体質改善’は大笑。先の読めない面白さ。偽者登場、ロミオと・・、タイム・・とよく有るネタを上手く絡めた。高倉登場は興味津々。藤の下手な殺陣は、撮影でカバー。やくざは無職ぶしょく、私は仕事にあぶれた無職です。[投票]
★5緋牡丹博徒 一宿一飯(1968/日)いいホン(野上龍夫)だ。3つの愛を漏らさずしっかり描いた。特におれんと半目の安(西村晃)は、中途半端に描けば単なるゲテ物だった。主人公の簪のシーンも粋―簪にはプロポーズの意が有る。お竜23才(役、本人共)、周44才(本人)、色恋には歳は関係がない。[投票]
★3緋牡丹博徒(1968/日)日本侠客伝(64〜71)、昭和残侠伝(65〜72)の真っ最中に作られた女侠客お電伝。ではなく単に藤純子売出し目的の企画。山本麟一、沼田曜一の好演、特出高倉も押しのけて、唯々熊本弁が見事な藤の際立つ美しさが光る。藤と待田の道行は、苦笑するのみ。[投票]
★4侍タイムスリッパー(2024/日)最初ゲラゲラ笑わせて段々と真面目(リアル)な話に移行。これがタイムスリップ物のパターンだが、本作は笑いもリアルも程良い加減で十分練られたホンだ。低予算の賜物(笑)。山口は 秋山大治郎役が良かった。長いと何かいいこともある。あきらめるのは今ではない![投票]
★4チリンの鈴(1978/日)児童アニメとは思えないハードさ。生き方を変えるなら、得るもの失うものすべてを受け入れる覚悟が必要だ―地獄で生きていくという事だ。覚悟して、後悔しても、それでいいと笑える人生が一番だ。主題歌はブラ・フォーだ。本国より日本での人気が高かった。[投票]
★3ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023/米)見せ場、見せ場をつないで行く。そのつなぐ物語の流れは、お粗末すぎないか?物語をセリフで言ってしまうシーンも有った。全て、既視感の有る物ばかり。が、従来よりもう一歩踏み込んでいる。これもいつも通り。結局安心して観れるのもいつも通りだ。[投票]
★5怪物(2023/日)ちょっと悲しい映画。作者の憤りが伝わってくる。本当の怪物は誰だ?社会だと言ってしまえば。責任を逃れたようで心が軽くなるけど。第3パートは仏映画を見ているようだった。「ブタの脳」って悲しすぎる。瑛太は良かった。田中は助演賞(笑)。 [投票]
★4ある兵士の賭け(1970/日)本作は実話だが、一部創作がある、という。それは記者(石原) を登場させた(或いは実際の記者に創作を加えた)ことではないか?人は人の行動の理由をとかく知りたがる。その最前線にいるのが記者だろう。脚本家が創作するにはうってつけの人種だ。 [review][投票]
★3座頭市御用旅(1972/日)今迄になかったエピソードもあるし、音楽が村井邦彦(翼をください、ざんげの値打ちもないetc)も面白い。更に玉川勝太郎の浪曲も入るが、65%はやはり市の魅力で引っ張っていく。三国は相変わらず、厚い。森繁は物足りない。大谷は美しく撮られている。[投票]
★4PLAN 75(2022/日=仏=フィリピン=カタール)メインアイディアが抜群。各所の安手な作りはこだわるまい。生きてるだけで老害と言われる日本の現状を、まざまざと見せつける。社会はそうだが、個人のつながりに希望を見る。死んでしまえばそれで終わり。死なないでよかったと思う時が必ず来る―と信じたい。[投票]
★4アニマルぼくたちと動物のこと(2021/仏)昨今環境問題の映画が、数多い。がどうも被害の酷さのみ強調している―それは全くいいことなのだが。ではどう対処すればいいのか、という解決策探しがなされていない。 [review][投票]