★4 | ワイルド・レンジ 最後の銃撃(2003/米) | 撮影がとにかく素晴らしい。最上級の出来だ。難を言うなら、ストーリーラインが単純すぎ面白くない所か。例えば、最初の少年のポーカーのエピソードも伏線として使うとかのヒネリが欲しかった。もっとも演出は上手く、銃撃戦、人物描写のリアルさはよく出ていた。 | [投票] |
★4 | ロング・ライダーズ(1980/米) | 実話に近い話なのだろうが、しっかりした時代考証が深い彩を添えている。音楽の充実が高い。北軍、南軍で流行った歌。くちびるハーモニカ?教会での弔歌等。彼らは、南北戦争後の猥雑とした時代の象徴者といえる。そして時代が彼らを追い越して行くラストは可哀想だった。 | [投票] |
★4 | 歓喜の歌(2007/日) | これは原作がいいのだろう。それ以上でもそれ以下でもない感じがする。しかし期待もしていなかった為か、素直に感動出来て良かった。 | [投票] |
★5 | おおかみこどもの雨と雪(2012/日) | 不安を抱えて生きていく彼らは、今の我々の姿だ。そして三者三様(いや四者)の生き様に勇気をもらう。特に雷雨中を去って行く雨の後ろ姿−人生の選択−は強烈だ。物語は雨の話だけがはっきり一区切りついており、雨−未知の世界に挑んでいく若者−を特に描きたかったというのは極端か。 | [投票] |
★5 | ニューイヤーズ・イブ(2011/米) | ハイグル(ケータリングシェフって?)デ・ニーロ(さすが)ファイファー(ニューヨーク隠れた名所にびっくり)ヒラリー(2回だまされた)ベリー(泣いた)ミシェル(Auld Lang Syne「蛍の光」詞ロバート・バーンズは生涯、家庭に恵まれなかったとか)泣いて笑って楽しんで。 | [投票] |
★4 | ビフォア・サンセット(2004/米) | セリーヌが魅力的な女になっていた。そしてラストが・・心憎い。「生きている限り、思い出は変えられる」―そうか、そうなんだ。良い言葉をありがとう。 | [投票] |
★1 | ダフト・パンク エレクトロマ(2006/仏=米) | しょうむない映画。BGもたいしたこともなく、たらたらと進んでいく。あるシーンで女体が出てくるが、メッセージ性も低く児戯に等しい。 | [投票] |
★4 | 大自然の凱歌(1936/米) | 男人情派ワイラーはラスト1シーンで、この映画を「男の凱歌」の作品に仕立ててしまったが、筋立ては男の身勝手な話でもあり、もし女流監督なら違ったラストで「男の哀感」を描いたに違いない。 | [投票] |
★3 | 海の牙(1946/仏) | 一番コワかったシーン。このコワさが権力というものか。 [review] | [投票(1)] |
★3 | 恋人までの距離〈ディスタンス〉(1995/米) | ストーリーも会話も現実そのもののようだ。若い観客は、会話をメモするかも。主人公と同じ年頃の観客は、俺だったら私だったら、こう言う、こんな所へ行くと思うかも。もっと年上の観客は昔を思い出すだろう。誰だって朝まで歩き回った思い出はあるに違いないから。 | [投票] |
★5 | カティンの森(2007/ポーランド) | 本当に胸くそ悪くなる程の一級の戦争映画だ。ナチ独も赤軍ソ連も同じ穴のむじな。弱い国はいつも強い国に蹂躙されるのだ。しかし1,2000人は多すぎるでしょう。人の命の何と軽いことか。 | [投票] |
★5 | 男はつらいよ 寅次郎恋歌(1971/日) | ああ、この兄妹はこんな風に生きて来たのだと分かった1作。 [review] | [投票(3)] |
★4 | 昼下りの情事(1957/米) | オードリーの何と可愛いこと!まさかのラストにええーっと驚くも、この映画の一押しはあの“楽団”でしょう。真心をおしゃれで包んだ佳作。
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★3 | しゃべれども しゃべれども(2007/日) | この映画は女の子向けの出来のいいアイドル映画か?一番良かったのはゆずの主題歌「明日天気になあれ」でした。 [review] | [投票] |
★5 | 聖山(1926/独) | スキーの服装は男性はネクタイ、女性はスカートを着用している(特に女性用はなかった?)。時代を反映していて面白い。氷の宮殿は見応えがあるし、ラスト15分の盛り上がりは圧巻。清々しい山の景色に加え、光を味方につけた雲の変化の撮影は実に美しい。 | [投票(1)] |
★4 | レナードの朝(1990/米) | この世の中で難病と言われるものは百種類以上あり、何万人もの人が現在も闘っていると聞いた。本作は特にデ・ニーロの熱演もあり、見る気になったのだが、そうでなくとも普通の日常で目にする機会の少ないこういう現実に即した映画を時に見ることは大切だと思った。 | [投票] |
★5 | わが故郷の歌(2002/イラン) | これ見よがしのラストシーン・・・だが、良かった。息子達には言いたい放題、やりたい放題の主人公だが、観客は彼らと共に旅をして、主人公の人となりが分かったラストは十分に説得力を持っていた。 [review] | [投票] |
★3 | ヴェラクルス(1954/米) | 普通の西部劇では見られない凝った画が随所にあり、さすがアルドリッチと思わせる。が、人物描写が薄っぺら。それとC・ブロンソンが出ていたって?気が付かなかったな。ちゃんと皆さんのコメントを観る前に読んでおけばよかった。残念。 [review] | [投票] |
★3 | 善魔(1951/日) | 純粋で徹底した善は強く、善魔なんて所詮弱い人のたわ言ということか。しかし記者の三国は、これからの人生、これからがいろいろあると思う。まあ、それも1つの生き方で、私は善にも魔にもまみれて生きる方が好きですけれどね。 | [投票] |
★4 | 西部悪人伝(1969/伊) | 安手の主題歌から始まって、リー・ヴァン・クリーフのカッコつけた登場シーンなぞまさに二流映画。なのだが、マカロニ・ウェスターンらしい受けを狙った小技が次から次へと繰り出され、最後迄全く退屈しなかった。 | [投票] |