★5 | 永い言い訳(2016/日) | オープニングのやりとりを見て、嫌な映画だとすぐに分かった。どうも、昨今こんな男(私を含めて)が多いと我ながら思う。「ひとかけらも。」にはドキッとさせられた。この映画に会った機会を、何かに結び付けられたら、と思う。他に役者2人のこと。
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★3 | 好きだ、(2005/日) | 静かな映画は大好きだが、クローズアップし過ぎ。ただ小山田は横顔が好きなので、OK。瑛太は学生服がよく似合う―ある歳迄だろうが。青空一杯の時代が良かった。「音楽で食っていく」なんて、若者はいつも言う。ある意味陳腐。起きる事件もまた陳腐だ | [投票] |
★3 | バトルクリーク・ブロー(1980/米=香港) | 構えを見ていると、ジャッキー+ブルース・リーというところだ。でも椅子を使ったり、コミカルチャンもあって、今後を彷彿させる。MAKOが出てきてびっくりしたが、彼のカンフーも悪くなかった。 | [投票] |
★5 | 銭形平次捕物控 まだら蛇(1957/日) | こういうシリーズ物では必ず1、2話、主人公に絡む恋物語がある。今回がそれだ。どうしても平次と小吉(ひばり)の方に目が行きがちになるが、作者が語りたかったのは、お絹の話だろう。
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★4 | 蜘蛛巣城(1957/日) | この名原作をどう処理するか?黒澤はシリアスではなく、(元来沙翁が心底で望んでいた、と私は思う)喜劇にしたかった様だ。その意味で、豪勇→小心=蛮勇→狂気とこなした三船は力演だ。ラストの矢のシーンと、砂塵から現れる巨大城のシーンに息を吞む。 | [投票(1)] |
★4 | 銭形平次捕物控 人肌蜘蛛(1956/日) | 事件数年後の・・という凝った(?)趣向。絵解きだけの推理は根拠を示さず残念だが、娯楽としては楽しめる。平次の生い立ちの話も有り、これは貴重な1作。売り出し中の市川25歳の男振り!全編を覆う神田祭の山車、賑わいも大いに見ものだ。 | [投票] |
★5 | 遠い夜明け(1987/英) | 見逃していたが、力作。原題も邦題も、良い。デイゼルは何をやらせても、存在感がある。ビコの‘黒人意識運動’も描かれていて良かった。主人公の家庭描写は、親近感が持てた。妻との浜辺の一瞬の遠景シーンが心に残る。 | [投票] |
★4 | ラスト・クリスマス(1978/伊) | 2流の伊映画らしく、アップが多く、ベタで、直截的だ。しかしそれが返って、心を直撃する。若い頃に観ると、「ほら、タイトルは忘れたが、〇〇で××で△△な映画、何だっけ?」という映画の1つになりそうだ。 | [投票] |
★4 | ヤング・マスター 師弟出馬(1980/香港) | 美しいカンフーと野獣カンフー
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★3 | コロンビアーナ(2011/米=仏) | 計算された面白さ、計算された盛り上がりシーンばかり見せられた感じ。2番、いや何番煎じか分からないアイディアばかりだが、何度見ても飽きないシーンも有るんだと分かった。主題歌が、オリジナルで意外と良い。 | [投票] |
★3 | 回路(2001/日) | コワ〜いシーンは、本当にぞくっとコワい。それだけで十分だった。が幽霊の説明を始め、それが不十分で、説得力に欠けた。それを基にした世界観?人生観?は、そんなものかな位にしか私としては反応出来ない。 | [投票] |
★3 | 新源氏物語(1963/日) | 豪華絢爛な衣装、屋敷の佇まい、簾が趣を醸し出す。見事な美術。しかしどうして女は美しい男子に弱いのでしょ。母上々と言いながら、いつの間にか×××になっているのは一体どういう事なんだ?私なんぞには、縁もゆかりもない世界ですね。 | [投票] |
★3 | ノートルダムの鐘(1996/米) | カジモドはよく描かれていたが、残り3人のキャラは薄っぺらだ。石丸の歌唱は良かった。ただ歌が多くて話が前に進まず、辟易した。原作未読なのでよく分からないが、大分話を端折ったのではないか。ディズニーのが画はやはりスゴイ。 | [投票] |
★4 | ナイトクローラー(2014/米) | 原題は夜這い回る者だ。私は前からギレンホールの目付きで、アブない奴だと分かっていた(笑)。昨今のTVでも「スクープ!取材〜」「警察密着24時間〜」(特定の番組を指してはいません)等が横行している。本作の緊迫感は凄いが、ヘドが出る。 | [投票] |
★5 | 殺すな(2021/日) | 男と女の形って色々有ろうが、男から見ると本作のような形は多いと思う。もてない私なんぞは、本作は実に勉強になった。役者は3人共標準以上だが、祐が頭1つ魅せた。 | [投票] |
★5 | シンクロナイズドモンスター(2016/カナダ=米=スペイン=韓国) | ファンであるアンハサウェイ目当てで観たが、私にとっては衝撃的で、まごうことなく私自身の姿をそこに見た。
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★4 | 山猫は眠らない8/暗殺者の終幕(2020/米) | 日本人秋元才加は忍者スナイパー役で、決して悪くはない。そして評価すべきは、シリーズを追う毎に、謎が凝って来ているという点だ。今回黒幕が当てられなくて、私は残念(笑)。もう1つ最初からアレッ?だったが、最後の最後で明かされた。これは見事! | [投票] |
★4 | 山猫は眠らない7/狙撃手の血統(2017/米) | 話の展開に上手さが有り、物語にのめり込ませた。ただ、シリーズ全作に言えるのは。圧倒的な面白さ、絶対的な緊迫感に欠けるという点だ。2流ではないが、1.5流という所か。ビシッと撃つ撮影だけは、いつも堅調で凄い。4点。 | [投票] |
★4 | 山猫は眠らない6/裏切りの銃撃(2016/米) | 意欲的なホンだ。この犯人像は今迄無かった(と思う)し、「勇気を試すならチェチェン人と戦え」の評も良い。狙撃手、G13も殺人マシーンと言われたが、ドローンとか本物が現われた。シャレにもならない、詰らない世の中になったものだ。 | [投票] |
★4 | 山猫は眠らない5/反逆の銃痕(2014/米) | 一矢報いた(まさにshoot back)物語だ。小気味よい。
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