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ペンクロフさんのコメント: 更新順

★4アシュラ(2016/韓国)いやーホントすごいねえ… 洪水のような暴力の果てに、なんだか判らない解放感がある。我々小市民には縁がない(と思っていたい)特大の暴力を振るったり振るわれたりを、血みどろ役者たちが代行してくれている。 [review][投票(3)]
★3江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間(1969/日)全然バカにしたもんじゃないと思うが、乱歩の何を好むのかという点が自分とはかけ離れており、前のめりになる瞬間はなかった。 [review][投票(1)]
★3ジャコ萬と鉄(1949/日)黒澤映画よりもリラックスしている三船敏郎が素晴らしい。ニシン漁末期の北海道が舞台だが、タッチは西部劇。 [review][投票(4)]
★2ゴジラvsビオランテ(1989/日)84年で切って捨てるべきだったのだ。未練たらしく劇場で観てメチャクチャへこんだ。これを観た自分を嫌いになった。 [review][投票(2)]
★3ハッピー・デス・デイ 2U(2019/米)前作に劣らずよくできてるし面白い。出演者が皆さん続投してるのは立派だが、やはり番外編の脚本かなあ。[投票]
★3ハッピー・デス・デイ(2017/米)1周目がいちばん退屈。そりゃそうだ。 [review][投票(1)]
★3アナザーラウンド(2020/デンマーク=スウェーデン=オランダ)「俺たち酔っぱらいティーチャーズ」みたいな邦題でもよかったのでは。 [review][投票(4)]
★4戦国自衛隊(1979/日)そもそもムチャクチャな話の上で、脚本監督(「俺たちの旅」!)がやりたい女々しい青春群像を角川春樹と千葉ちゃんの狂気がひっくり返し、ちょっと見たことないレベルの混沌が現出している。 [review][投票(1)]
★3劇場版 鬼滅の刃 無限列車編(2020/日)どこからどこへ向かう列車なのか、原作通りとはいえ情報がなく劇中の誰も言及しない。列車への無関心、フェティッシュの欠落、物語を貫く虚無は自分には受け入れ難い。 [review][投票(1)]
★3MINAMATA -ミナマタ-(2020/米=英)ユージン・スミスの覚悟がキマる場面で『ラストエンペラー』で聞いたような坂本龍一メロディがドッカン流れて、イヨッ待ってました十八番、RKO炸裂! みたいな気分に。[投票]
★2皇帝のいない八月(1978/日)狂人って天皇大好きだよな。狂人を惹きつける何かがあるんだろうな。[投票(2)]
★4くじらびと(2021/日)「自然とともに生きる」などと言っては生ぬるい。漁師とは「異界において強さを発揮できる超人」なのだ。 [review][投票]
★3子供はわかってあげない(2020/日)これ原作漫画がメチャクチャ面白いので、的確な取捨も含めて手堅い映画化と言える。でもアニメ部分はちと長い。 [review][投票(1)]
★3ブレンダンとケルズの秘密(2009/仏=ベルギー=アイルランド)9世紀の装飾本のお話で、美しいが少々眠たい。トム・ムーアにはキリスト教への屈折した愛憎があるようだ。[投票]
★2ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014/アイルランド=ルクセンブルク=ベルギー=仏=デンマーク)いかにも観念優先、机上の御伽噺で気に入らない。 [review][投票]
★3ブレッドウィナー(2017/アイルランド=カナダ=ルクセンブルク)「怒りではなく、言葉を伝えて」。物語が人間に力を与える。このテーマは全面的に支持するが、タリバン支配下じゃあキツいぜ。 [review][投票]
★3少年の君(2019/中国=香港)クローズアップの映画、顔の映画。2人の顔になぜこれほど賭けられるのか、なぜ2人の顔の力をこれほど信じられるのか、驚かされる。 [review][投票]
★3太平洋奇跡の作戦 キスカ(1965/日)2001年2月、極寒のベーリング海。オレはアラスカのカニ漁船の甲板上から、キスカ島を目撃した。アメリカ人の漁師たちと並んでキスカ島を見たのだ。忘れられない体験だ。 [review][投票]
★5丹下左膳餘話 百萬両の壷(1935/日)「生まれてしまったから しかたなくただ生きる」ことの醍醐味が、我々を近代の呪いから解放する [review][投票(2)]
★4人情紙風船(1937/日)若い頃に観てその暗さが気に入らなかった映画だが、おっさんになって観るとしみる。どこをとっても映画だなと思う。ヤクザのシマで平気で盆を敷く、新三という町人の無頼がいい。[投票]