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KEIさんのコメント: 更新順

★4ともだち(1974/日)いい脚本だ。ラストの処理は変わっていたが、より感慨深くなった。音楽は70、80年代らしく優しい調べだ。人は昔から子供も大人も変わっていない気がする。役者たちは、力を抜いた演技で好演。優作が浮いている様だが、印象には残る。[投票(1)]
★4猛進ロイド(1924/米)何と言っても後半が圧倒的。大笑いの連続。‘消防ホース’が一番笑える。‘パンタグラフ’‘馬車の車輪’は、よく撮影したものだ。ジョビナは愛らしいだけでなく、意外としっかりした演技で、素晴らしい。[投票]
★3豪勇ロイド(1922/米)何という優しさにあふれた映画だ。一番はおばあちゃんに決まり。とってもキュートで、素敵でした。[投票]
★4夫婦交換騒動(1914/米)8分ながらネタが詰まっていて、たっぷり笑える。チャップリンが女にちょっかいを出すのは分かるけど、マックがフィリスにすり寄るのは訳わからない―蓼食う・・なのだろう。又チャップリンがフィリスと夫婦になっているのも、結局夫婦なんだなぁとつくづく思う。[投票]
★2アルコール先生原始時代の巻(1914/米)ラストがちょっと良いけど、発想は月並みだ。件の先生を原始時代へ放り込んで、ドタバタさせれば面白かろうって、それだけだ。[投票]
★4黄色いリボン(1949/米)もう何も言うことは有りません。♪あの娘の黄色いリボン♪この歌だけで十分、4点。血気盛んな若者と老軍人の対比がしっかり描かれていたかどうかなんて、この歌にかき消されてしまいました。[投票]
★5アパッチ砦(1948/米)これは‘負け犬の遠吠え’か、いやあえて‘男の美学’と言いたい。分かっていながら、深みにはまっていく男の気持ちが悲しい。大尉を始め、素晴しい男達が居る。軍曹たちも楽しい―でもメチルアルコールは目に注意(笑)。1作目は傑作―本作も通例にたがわない。[投票]
★4飢ゆるアメリカ(1933/米)評価というより、本作をどう捉えればよいのだろう? 単に‘ついていない男の話’と思っていたのだが(笑)。そこで素直に最初から物語を追ってみた。 [review][投票]
★3マラソンマン(1976/米)分かってしまえば何という事のない物語だが、観客に分からせない様にしているのが、ミソだ。何十年後かに「あのコワいシーンの映画、タイトル何だっけ?」という作品になりそう。記憶の底に残るのは、油、鍵、歯、丘の家、そしてもちろんアベベは別の映画だろう。[投票]
★4いばら姫またはねむり姫(1990/日=チェコスロバキア)あの鉄壁ともいうべき物語の何という改変だ。つむ(紡ぎ車の部品、=スピンドル)!あきれるばかりだが、原作とは‘似て非なる物語’だろう。人形が凄い。これ程言葉少なく、表情は変わらぬながら、余りにも多くの思いを語る人形は初めてだ。[投票]
★4安寿と厨子王丸(1961/日)私のベストラストの1つ。元々「山椒大夫伝説」を扱った民衆芸能、説経節(ぶし)の正本「さんせう太夫」(1667年刊)を鴎外が改変し、まとめた小説だが、この素晴しいラストは彼の創作だろう。映画の色調は日本独自の淡く美しい色合いで、大切にすべきものと思う。[投票]
★3はじまりのうた(2013/米)辛口評。男と女の破局話2組をそれ程堀下げもせず、ちょっといいPOP曲を並べて、heart-warming 風に仕上げてみた作品。どんな観客を狙ったのか?私のようにキーラだけを見たい(ラファロは要らない)客か?良くも悪くもキーラのアップは、堪能しました。[投票]
★4雪の女王(1957/露)動きが柔らかいのはディズニーでも言えるが、本作は特に手の動きが実に優雅だ。動物たちの可愛さはディズニーを真似たのだろうが、背景の画はとても落ち着いた色彩で美しい。ゲルダの強さは、今(2021年)こそ違和感なく社会に受け入れられるだろう。[投票]
★3シューティング・フィッシュ(1997/英)詐欺というより、まさに原題通りfishing で、軽いが楽しい。こういう英国POP調が好きな人にはハマる映画だろう。ケイトは物語から浮いているほど、cute でした。[投票]
★3台湾アイデンティティ(2013/日)製作者には悪いが、‘アイデンティティー’の意味がよく分からない。いやいや、製作者としては、型はめ、分類分けが必要だったというのは、よく分かるのだが。しかしそうではない人も登場している。こういう人の発言を編集段階で残したのは、良かったと思う。 [review][投票]
★4選挙(2007/日=米)エンタメとして面白い。朝から晩まで背広、タスキ、革靴と変わらぬ山内さんがどんどん演説が上手くなり、必死になって来て、後半は大いに盛り上る。余談だが先輩2年目の衆院議員山際大志郎。2021年岸田内閣経済再生大臣で初入閣する。この選挙から16年後の事だ。[投票]
★4台湾人生(2008/日)数年前に台湾を訪れ‘日本語世代’を知り、蒋介石の異様に大きい、人を圧する彫像を見た。今回本作で228事件、白色テロを知り、あの像が何故あんなに大きいかが分かった気がする。 [review][投票]
★3劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2013/日)メンマの声がキンキンして聞き辛かった。キャラ分けがよく出来ている。最後の‘願い’は、ちょっと泣けた。シリーズを観ていたら、もっと泣けたかも。花の名前は私は知っていましたよ。3.8点[投票]
★4四重奏(1948/英)第4話が大人の話でじっくり語られていて、良い。役者も中々の演技でした。しかし一番良かったのはモーム本人が言う、「60才代は深みが無い」と評価されたというエピソード。思わず笑ってしまったが、モームはあまり読んでいないので、もっと読みたくなった。[投票]
★4悪い種子(1956/米)徐々に徐々に、語り口と音楽がコワくなって来る。私が秘密は分ったぞと喜んでいたら、そうではなく、何とそれからの展開がこの作品の見せ所だった。全く意表を付いた、結末も見事な秀逸ミステリー。[投票]