★3 | 無頼の群(1958/米) | 私の好きなL.V.クリーフ、マカロニで有名になる前の小悪党役時代で、頑張っている。主人公の南軍服着用はいいとしても、教会が村(町)のモノにしては大き過ぎないか。原題(‘虚勢を張るものたち’)の意味もよく分からない。物語も全体にすっきりとしない。 | [投票] |
★5 | グレート・ワルツ(1938/米) | シュトラウスは天才であり突き進んで行っただけだが、見所は四角関係の他3人の描写。3人共が見事であった。ライナーも本作は良い。ウィーンの森に煮炊きをするロマの風景が見える。監督らしい人間描写にあふれた1作だ。 | [投票] |
★4 | シャークネード(2013/米) | 困った人は見過ごさない主人公キャラとか、老人ホームが出て来るとか、傷跡の昔話とか実にベタで、いい感じだ。欠点はやはりB級という所か。娘役がハンパなく可愛い。ラストが大いに笑え、気に入った。 | [投票] |
★3 | 水戸黄門(1978/日) | 主題歌は元より挿入曲迄が一緒で、TVファンは安心して(?)観られる。TVと違ってワイドで、又手を抜いていないのがいい。物語はいつも通りだが、三船の出演で画面が引き締まった。自ら‘書’もしたためている。あの加代さんが側室役で‘仕事’かと思ったよ(笑)。 | [投票] |
★4 | クロッシング(2009/米) | 力のある監督で、魅せた。ギアが上手い!イーサンはチャラ男(職種に関係なく)を演じさせたら、当代ピカ一だ。本作はラストが甘い。しっかりクロスして、驚く結末になっていたら―そんな作品はなかなか無いが―5点だった。あと、隠れたが、音楽が特筆の出来です。 | [投票] |
★4 | 断崖(1941/米) | まず、題を褒める。原作は「犯行以前」米題は「疑惑」そして邦題「断崖」と皆な素晴しい。何故かジョニーに注目した―表情が段々と暗く険しくなって行く・・・好演だった。全体に食い足りないが、盛り上げはさすが。私の推測を吹き飛ばす速さと力があった。
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★3 | 逃亡者(1947/米) | これは何という事もない全く普通の物語ではないか。というと巨匠フォードには申し訳ないのだが。
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★3 | 12ラウンド(2009/米) | 何と騒々しい映画だ。音楽も撮影もバタバタしている。12ラウンドって、数が多けりゃ良いってもんじゃないだろう。雑だしーー。12ラウンドに関係のない最初と最後のエピソードが面白かった。物語の辻褄が大きくズレていないので、3点。 | [投票] |
★4 | ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝(2008/米) | 3作目ともなると、2番3番煎じは止むを得ない。そして細かい所を詰問しなければ、それなりの作品だ。今回は、人間関係特に男と女カップル(何と4組!)を描きたかったのでは? [review] | [投票] |
★4 | 柴公園(2019/日) | 桜井ユキが出色の出来:一歩踏み出す勇気!です。寺田さん喜寿、まだ々元気。ベラベラしゃべる会話の面白さが特徴のドラマだが、反って真逆の不器用な人たちの会話が光る。そのバランスが上手く取れた作品。えっ、柴犬?もちろん大好きです。 | [投票] |
★5 | ジョニーは戦場へ行った(1971/米) | さすがにトランボの脚本は、面白くてすごい。対比の妙といえる。カラー対シロクロ、(愉快+希望)対絶望、セリフでは「いかなる死にも尊厳がある」対「神はこんな場所にはいない」。私が好きなよく言われる言葉がある、「神は都合のよい所にしか現れない」だ。
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★5 | 縛り首の木(1959/米) | クープは‘真昼の決闘’の続きかと思う程、全編困った顔。一方脇役[特にM・シェル(彼女らしくて代表作の1本に挙げたい)、K・マルデン(彼らしくない役もvery good)G・C・スコット(インチキ医師!)そして若者]が、物語の中にきっちりと納まっている。
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★4 | スパイの妻(2020/日) | いつも思うのだが、蒼井優はもう1歩踏み込んだセリフの物言いが、実によく似合う。‘素’かもしれないが、その辺が役者としての魅力だろう。高橋は真剣味が有り、演技に熱が入っていた。東出ぼくちゃんは、 [review] | [投票(1)] |
★4 | 見知らぬ乗客(1951/米) | 交換殺人のアイディアはフレドリック・ブラウンの同名小説(‘61)だと思っていたが、P・ハイスミスなんだね。R・ウォーカーの甘いマスクはナポレオン・ソロのロバート・ボーンに似ている。そう、L・G・キャロルは同ドラマのウェーバリー局長(?)ではないか。 [review] | [投票(1)] |
★5 | リラの門(1957/仏=伊) | このラストは予想外。トロくて酒飲みのロクデナシが、何故常識ある普通人の芸術家とつるんでいるのかが、腑に落ちた。テーマは‘人のことを考える’というところか。
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★4 | ゴスフォード・パーク(2001/英=米=独=伊) | 英近代のヒエラルキーの酷さ(監督が‘実際’にこだわった)も描かれているが、ここはじっくり謎解きを楽しみたい。登場人物35人で心地よい疲れ。一歩踏み込んだ伏線で犯人は分かるが、佳いホンだ。明るく生き生きしたメアリー主人公の次回作は当然ないよね、残念。 | [投票] |
★3 | プレシディオの男たち(1988/米) | メグ・ライアンは可愛いが、恋愛に時間を取り過ぎて、事件解明があっさりになった。トリックは悪くない。名脇役ジャック・ウォーデンがいい味を出している。原題(〜基地)と違って邦題がいいが、良かった1番はコネリーの制服姿。最高にカッコいい。 | [投票] |
★5 | 仔鹿物語(1947/米) | 余りに素直で真面目で、誰が観ても感動を共有出来るのでは。原題‘Yearling’は動物の1歳子だが、少年のことでもあろう。何回か見ているが、この歳になって初めて良いと思った。 [review] | [投票(1)] |
★3 | イノセンス(2004/日) | 物語は、結局のところ単純。画(最初の個人ヘリ、エトロフ経済特区。足とか)が凄い。アジアンテイストの歌とパーカッションが心地良い。他は早口AI用語(中国語)、哲学風セリフとかペダンティックで、それ以上のものではなさそう。 | [投票] |
★5 | 新聞記者(2019/日) | いやはや、凄い映画。前半は内調の実態が良く分かった。日本のCIAと言われているが、越後屋と代官の尻拭いの部署ね、おつー。しかし現実そのままで、ホン屋も考える事無くて楽だったなと思っていたら、後半がコワい。 [review] | [投票(2)] |