★4 | 記憶の棘(2004/米) | ヒロインの心のうつろいを、見事という他ない演技で表現していて、まさにその一点に引き込まれた。いろいろと議論の余地はあると思うが、定まった結論などなく、見る人それぞれに解釈すれば良いと思う。 | [投票] |
★2 | 隣人は静かに笑う(1998/米) | 主人公の教授が取り乱しすぎじゃないかと思う。 | [投票] |
★4 | 鴨川ホルモー(2009/日) | 実にオーソドックスな青春群像をまじめに描いて好感。京都の町も良い。このテの映画に必ず登場していた竹中直人を使わないあたりにも誠実さを感じる。栗山千明はもうちょっと健闘の余地があったかも。 | [投票(1)] |
★5 | ナイト&デイ(2010/米) | 緩急巧みで非常に面白い。何故か不当なまでに低評価を受けていると思う。音楽もバッチリ。 [review] | [投票(4)] |
★3 | SPIRIT(2006/香港=米) | 面白くなりそうでいて、結局私的にはイマイチだった映画。不完全燃焼。 | [投票] |
★5 | かもめ食堂(2005/日) | 小林聡美、もたいまさこ、片桐はいりという、いかにもありそうだけど今までなかった絶好のキャスティング。フィンランド側の助演俳優達も非常に味があり、何とも言えない好対照をなしている。定期的に登場するいくつかの定点カメラも新鮮な映像感覚がある。 | [投票(1)] |
★5 | 純喫茶磯辺(2008/日) | 面白くてびっくりした。基本的にはみずみずしさと野太さが一緒くたになった仲里依紗の魅力に負うところ大の映画ではあるが、カメラワークやカット、そしてセリフのテンポも良くてすごく引き込まれた。クライマックスは音楽と映像が合いすぎていて笑えてしまうくらいのできばえ。 | [投票(2)] |
★2 | 裸の銃〈ガン〉を持つ男 PART33 1/3(1994/米) | 「昔のパロディ映画」という感じが強い。くどいので、今(2010年)見ると、笑いにつながりにくい。 | [投票] |
★3 | 天使の恋(2009/日) | キャバ嬢みたいな女子高生がたくさん出てきて情動失禁を繰り返す。谷原章介の演技力と、佐々木希の素材だけでなんとか成立している印象。 | [投票] |
★3 | 同じ月を見ている(2005/日) | 頭に浮かんだ印象的なシーンだけを繋いでいったのではないかという雰囲気の映画。唐突な筋運びに、突発的な啖呵。嫌いじゃないんだけど、見ていて整理しきれない。 | [投票] |
★3 | ワルキューレ(2008/米=独) | トム・クルーズがどうしてもドイツ人に見えない違和感が最後まで消えず。もう一つ、秘密警察が暗躍するこの時代のドイツで、こんなにもヒトラー暗殺計画の会合重ねてたら普通バレるだろと思った。 | [投票] |
★5 | 禁断の惑星(1956/米) | この作品無くして、後のいわゆるSF映画というジャンルは確立しなかったのであろうと思われるが、SFという舞台設定を使っての思索に満ちたストーリー運びもまた印象的。作り物丸出しのセットではあるがCG全盛の2010年にあっては逆にリアルを感じる。もう安易にCGを使うのは止めて欲しいと思う。 | [投票] |
★4 | アンドロメダ…(1971/米) | SF映画を「スターウォーズEP4」以前と以降に分けるなら、まさに「以前」の傑作。このカテゴリには『フラッシュ・ゴードン』みたいな残念作もあるが、本作は『物体X』と通底する非常に血筋の良い印象。もう一度、こんな作りのSF映画を見てみたい。 | [投票] |
★4 | ウォルター少年と、夏の休日(2003/米) | 思い切り引き込まれる楽しさに時間を忘れた。二人のおじさんのキャラもウォルター少年のキャラもイイが、脇役も人物設定がすごく良くできている。なお、邦題のマヌケさ加減に怒っている人は多いが、実際原題は見れば納得の意味があって、英語のままの方がずっと分かりやすいと思う。 | [投票] |
★4 | バンテージ・ポイント(2008/米) | 終盤のカーチェイスはものすごい迫力。バーンズ運転うますぎ。しかし鶴瓶っぽく善人ぶったフォレスト・ウィティカーが苦手なのだが、どの層に人気があるのだろうか? | [投票] |
★4 | パプリカ(2006/日) | 『インセプション』の感想で、この『パプリカ』を持ち出してる人が多かったので見てみたら、ホントにこのアニメが元ネタになってるかのような部分があった。しかし、本作のアニメーションは確かに超絶きれいだが、語り口が良くないというのか、話自体の面白みを引き立てる道具として余り役に立ってない気がする。 | [投票(1)] |
★3 | 十三人の刺客(2010/日) | 日本映画でもここまで面白く作れることに感心したが、女性と子供に対する残酷描写がひどすぎるので大きく減点。 [review] | [投票(4)] |
★3 | サバイバル・アイランド(2005/米=英=ルクセンブルク) | タイタニックでデカプリオの恋敵を演じたビリー・ゼーンが、こちらでも不快キャラを熱演。話の矛先が途中長期間に渡って変わるのでそもそもの発端がよくわからなくなったり、映像作りのタッチが突然変わったりと不思議な部分が多い。 | [投票] |
★3 | ブローン・アウェイ 復讐の序曲(1994/米) | トミーリージョーンズが熱演しているのだが、IRAについての知識があまりないため、もう一つピンと来ないものがあった。爆弾を解除する技術の裏付けもちゃんと描かれていないように思う。 | [投票] |
★3 | ディープ・ブルー(1999/米) | ゲーム「バイオハザード」の大水槽部分をまんまパクって映画化したような一作。鮫の表現はなかなか良かった。あえて王道(というか常套的構成)を外していくかのような作劇は、私はあまり好きにはなれなかった。黒人コックが妙にオカマっぽいのもマイナス点。 | [投票] |