★4 | 美女と野獣(2017/米) | 主題歌の通り、「時を超え、愛され続けて来た愛の物語」だ。しかし今迄不満に思っていたのは愛がろくに描かれない内に、即愛してると言って、即結婚していることだ。今作は、ベルを今風にして、しっかり愛の行方を描いている。更に原作を読んでみたら・・・。
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★3 | ポリス・ストーリー2 九龍の眼(1988/香港) | いつも新しいコトを見せてくれるジャッキーは、ホントに楽しい。公園の格闘をもっと見たかった。特捜班は女の子が一杯で、これも楽しそう。今回は先が読めない展開にもなるが、ジャッキーなので大丈夫。タイトルが秀逸だ—余り関係ないような気もしたが。 | [投票] |
★4 | 日本の仁義(1977/日) | 大仰な題も「日本の(最後の)仁義」を背負ったのは鶴田だというのなら、ファンの私は満足。3人係りのホンで、分かり易い展開に。フランキー堺は往年の実力を見せつけた。菅原は一面狂犬の役ばかりだった、と今更ながら。逆に優しい人だったとも。2024年は没10年。 | [投票] |
★4 | 夜明けのすべて(2023/日) | 今どきの映画と言えばいいか。テーマも、展開も、あるある話も。
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★3 | 関東テキヤ一家(1969/日) | この業界の物語では2番、3番煎じは止むを得ないが、この物語の形では文太が主人公になっていない。彼の役は脇役だ。これは何よりマズいだろう。彼が主題歌の作詞、歌唱と意欲的にも拘らず、だ。最も歌唱は下手だが(笑)。 | [投票] |
★4 | 交渉人 真下正義(2005/日) | 全編ノンストップにしようと作られたホンで、撮影、音楽もしっかり支えている。物語も若いオタクの真下をみんなで支える話だ。それが犯人との対比になっているのがテーマ。手を伸ばせば届くか・・・?君塚が一番最初に頭に浮かんだシーンがこれだったのだろう。 | [投票] |
★3 | メインテーマ(1984/日) | 薬師丸ばかりを追っかけていて、話自体は気にも留めず。本作は登場するBOXと同じで、何か出て来るので楽しいが、中味は実は空っぽだ。桃井は無理を通したのか、英語で長時間歌っている(失礼!)。主題歌は、あっこの歌、と何十年かたった時にフト思い出しそう。 | [投票] |
★3 | 木枯し紋次郎(1972/日) | 原作「ご赦免花は散った」既読。中村紋次郎と比べると、薄汚れて暗く大人しい。リアルだ。中村はどうも出過ぎていた(笑)。殺陣は中村独自のやくざ剣法で、紋次郎も踏襲。ただ映像はごちゃごちゃ感が有った。市川の方がさっぱりしていて良いと思うが、好みだろう。 | [投票] |
★3 | セーラー服と機関銃(1981/日) | ♪さよならは別れの〜♪来生姉弟の主題歌も良かった。本作に関係したすべての人の代表作になったのではないか。三国さんは別(笑)。「けものみたいじゃない」というセリフの何と爽やかなこと。おじさんがセーラー服に振り回されるようになったのは、この頃からか? | [投票] |
★4 | サンダカン八番娼館 望郷(1974/日) | やはりベルリン祭主演女優賞の田中が心に残る。静かな佇まいながら圧倒的な独自の存在感だった。何もない日本が、明治以降大国入りの為重税を国民に課す。軍艦一隻2千万円(司馬遼太郎、坂の上の雲)。花代5円、人数2〜3千人。単純計算だ。恥を知れ、大日本帝国よ。 | [投票] |
★4 | 星の旅人たち(2010/米=スペイン) | 話は現実っぽい展開で、好感が持てる良作だ。主人公の息子は40歳、観客の中には30〜50歳で自分の道を探している男、女もいるだろうし、又そんな子を持つ親もいるだろう。その双方が暖かい目で描かれている。
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★3 | スリランカの愛と別れ(1976/日) | 最初から話がポンポン飛び、中味をセリフで補うお粗末さ。前半は展開もよく分からない状況に、観客は付き合わされる。さすがに後半は面白いが、やはり全体の組み立てが不良。唯一「ホテルで働いている」と言うセリフが、聞いていてドキッとする。リアルだった。 | [投票] |
★3 | エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(2016/米) | キャスティングも良いが、やはりホンと監督(同一人物)がいいのだろう。狙ったものに、きちんと仕上げているようだ、ただ、こんな大学生ばかりではないし、色んな青春もある。それが少し置き去りにされたかなと思う。3.5点 | [投票] |
★3 | FALL/フォール(2022/米) | 文句を付けようと思った幾つかの箇所が、どんどん回収されていく、10分間の凄さ。ただ1つ残ったオープニングの絶壁のシーンの嘘くささは、今から思えば、これが全体を示す一番の伏線だったのかもしれない。3.8点 | [投票] |
★5 | クーリエ:最高機密の運び屋(2020/英=米) | 段々と面白くなる良いホンだ。そして主題曲が良い。又、西の退廃音楽で流れるのは「Let’s Twist Again(‘61)」−好きな歌だ。演技ではカンパ―バッチを見直した。営業マンらしさがよく出せた。営業マンという人種は(私もそうだが)人一倍、根は真面目なのです。 | [投票] |
★4 | 座頭市と用心棒(1970/日) | 練られたホン。市のいつもとは違う遊び心が、楽しい。若尾の少し崩れた姿態が魅力的だ。米倉、更に滝沢がさすがの演技。市と用心棒は、らしくない所も多いが、これが喜八色だろう。ラストは拍子抜けもあるが、悪くはない。 | [投票] |
★3 | ランボー3 怒りのアフガン(1988/米) | 中央アジア山岳地帯は独特の雰囲気がある。今撮影はアフガンではなくイスラエルのようだが、やはりアリゾナなんかとは違う。タイトルが良い。‘怒りの〜。日本人はこれが好きで、公開時は仲間でバカにしたものだが、私は好きだ。原題は‘?’と素っ気ない。
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★3 | 喜劇 初詣列車(1968/日) | 初詣列車というものは登場しない。スキー列車が印象に残る。舟橋のホンは時間がなかったのか、物語は1アイディアの展開のみで、ギャグの繰り返しもしつこく、うんざり。ただ玉緒をはじめてキレイで可愛いと思った。撮影か演出か? | [投票] |
★4 | 喜劇 団体列車(1967/日) | 団体旅行がなかなか出て来ない。これはホン(舟橋)が先で、題は後付けなのだろう。執筆のシバリは‘車掌もの(喜劇)’だけか。多客期(今は繁忙期と言う)、助役、駅長とシリアスっぽいのを並べ、メリハリが出来た。寅さんの元ネタ映画ともいえそうだ。
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★3 | 天城越え(1983/日) | 小説映画化は映像が勝負だ。本作は宣伝に多用された隧道の写真の真ん中が真っ暗で秘め事を表し、秀逸。がその秘め事を最初の段階で観客に提示したのはどうか。原作未読だが、最後で明らかにする構成の方が良いと思う。監督、田中も話題だったが、ホンが残念。 | [投票] |