★3 | ひばり捕物帖 自雷也小判(1958/日) | お約束の七変化。ひばりの都々逸に、今回は東の詩吟が聞ける。捕物の謎は作者が早々に手の内を見せ、推理興味は半減。ラストのみ盛り上がった。観客が気になっていた妙と兵馬の恋模様はしっかり描けている。ひょうきんな吉田義夫が拾い物。3.5点。 | [投票] |
★3 | 続・さすらいの一匹狼(1965/伊) | 音楽がシーンに合っていない。そのシーンも迫力がない。ただ物語展開は手堅く、悪くはない。いつも通りのジェンマのカッコ良さと明るさは健在だ。「英雄は簡単になれるが男になるのは難しい」なんてセリフもあるぞ。 | [投票] |
★3 | ひばり捕物帖 ふり袖小判(1959/日) | 流れるようなカメラワークが良い。シノプシス(粗筋)も悪くはないが、脚本段階での物語展開の雑さが響いて、緊迫感薄く、盛り上がりに欠けた。ファンサービスは充実しており、5曲歌い、七変化も楽しい。極め付けはひばりの歌に、千代之介が舞う黒田節の一節だ。 | [投票] |
★3 | フライト・ゲーム(2014/米=英=仏=カナダ) | リーアム・ニーソンの困った顔が大好きだ。それはともかく、タイトルにつける程製作者としては自信があった non stopな展開は、その通りでした。しかし、吹矢、ケイタイ隠し等伏線もなく、犯人とその動機明かしはちょっと乱暴でした。 | [投票(1)] |
★3 | てんやわんや(1950/日) | 原作を読んだ。映画の方が良い。物語を多々変えたが、映像化を考えての事だろう。しっかりした画作りが出来た。ただ、原作にはシリアス&驚嘆するオチが付いており、喜劇向きではないと考えたのか、採用していない。為に、中途半端な終わり方になってしまった。 | [投票] |
★3 | 新婚道中記(1937/米) | 邦題に圧倒される。もっとも原題もよく分からない[(awful=very bad)ひどい真実]。風でスカートがめくれるのはモンローの専売ではないらしい。昔から色んなショーでやっていたんだ。犬は面白かったが、猫にはびっくり。一番笑ったのはこれ。 | [投票] |
★5 | 青年の樹(1960/日) | 画に若さがみなぎっている。裕次郎26歳。オープニングの笑顔がいい。観客はこの笑顔で物語に引き込まれる。舛田が監督デビュー2年目の33歳。キャメラがいい。この作品で一番はこのキャメラワークだろう。原作以上に仕上がっている。 | [投票] |
★3 | メカニック(2011/米) | オリジナルな物、他作以上の物がなさそう。そんな物はジェイソン・ステイサムだけか。物語が面白いので楽しく観れたが、1年後覚えているのは、車椅子のドナルド・サザーランドと彼の白い銃だけかも。 | [投票] |
★3 | SAFE セイフ(2012/米) | ジェイソン・ステイサムの銃撃シーンがとても楽しい。筋運びはやや強引。ボアズ・イェーキンは今回は脚本より監督の出来の方が良かった。ヒロインはもし可愛いい少女だったら、印象に残らなかっただろう。いいキャスティングだと思う。 | [投票] |
★4 | 手紙は憶えている(2015/カナダ=独) | ミステリー映画としてよく出来ている。タイトルの出し方も秀逸だ―ラストに出て来る。伏線は随所に張られているが、一番最初のものは・・・ [review] | [投票] |
★4 | ミクロキッズ(1989/米) | 期待していなかったが、小さくなってからの意外や意外の展開が楽しめた。4人の子供達の各々のキャラが際立っている。子供たちには絶対オススメ。 | [投票] |
★3 | ガンズ&ゴールド(2013/豪) | 何を描きたいのかよく分からない。襲撃シーンも短く、盛り上がらない。カーチェイスも迫力なし。男と女2人きりになると、それらしい歌が流れる。描きたかったのは、若い2人の愛の葛藤、なのでしょうか? | [投票] |
★4 | 孤独のススメ(2013/オランダ) | 邦題が良くない。プロキオン14さんが触れられている最初の「約束のマッターホルン」が、原題もそうだし、内容的にも合っている。ただ「約束の〜」ではもっちゃりしていて、今流行のカタカナ表記にしたのだろうが、内容的には逆である。 [review] | [投票(1)] |
★3 | 世界にひとつのプレイブック(2012/米) | 申し訳ないが、ほんの少し寝てしまった。リプレイしたが、大勢に影響なし。何となく先が読めてしまう話だ。しかし、ラストのお金の掛け方に、現実味がない。冗談なのか?もしこんな賭けが横行しているなら、やはり米は少し狂っている社会らしい。 | [投票] |
★3 | ひばりのおしゃれ狂女(1961/日) | 本作の一番良い所は、ひばりの独り舞台になっていない所だろうか。物語展開はややご都合主義的だが、毎度の旅ものではなく、謎解きを真ん中に据え、狂女が出て来る一風変わったミステリーに仕上げた脚本を買いたい。 | [投票] |
★4 | シルバー・サドル 新・復讐の用心棒(1978/伊) | 物語は大甘で、穴だらけ。ジェンマと2人の美女で乗り切った。風来坊、悪党執事と渋いキャラも登場するが、物語に全く生かされていない。撮影が悪くない事と、心温まるラストがいい。ジェンマのラスト作品なので、点数も大甘の4点。 | [投票] |
★5 | チャイナタウン(1974/米) | 何というラストだ。これで終わりかよ。この後この事件は、あれがこう説明してこうなって、こうなって〜なんて考えて行った時、だんだんと胸糞が悪くなってきた。可哀想だし、くやしいし。後味の悪さでは類を見ない。嫌な映画 No.1。 | [投票] |
★4 | エデンの東(1955/米) | エデンの東に住む罪人(我々)の物語。原作の方が人間心理をより深く描いていそうだが、本作はその脚本化(セリフとか)映像化(斜め撮りとか)としてはほぼ完璧だろう。2時間を一気に観てしまう。こんな自分でもいいんだというテーマ。有名な主題曲もやはり優しい。 | [投票] |
★5 | 逢びき(1945/英) | これは不倫の話ではなく、若者の恋と大人の恋の話だ。 [review] | [投票] |
★3 | いろは若衆 花駕籠峠(1959/日) | ストーリー構成が、綿密なのか大粗なのかよく分からない。タイトルも(若衆、峠は一瞬出て来るが)ストーリーには関係ない。ただ一番良いのは、米山正夫による4曲の歌はすべて聴き応えのある佳作揃いという事だ。 | [投票] |