★2 | バルタザール どこへ行く(1964/仏=スウェーデン) | 例えば、マリーの物語に注目してその展開を追ってみるとよく分かると思うが、実につまらない。どうも作者は、物語を紡ぐという事は苦手のようだ。わざとらしいシーン、意味のないセリフも多い。家畜の運命は、多少の差はあれ、いつもこうだ。 | [投票] |
★4 | ルパン三世 カリオストロの城(1979/日) | 今となってみれば、登場人物はルパン常連メンバ−の他は、ナウシカといつもの四角顔の悪党とハイジのおじいさんじゃないか、なんてへらず口を叩かずに、素直な所を言えば・・・・いい作品です。 | [投票] |
★3 | モネ・ゲーム(2012/米) | アラン・リックマンが好きで観る。肩の力を抜いて軽く役をこなしている(いつもだが)。作品は導入部分が面白いし、所どころは結構笑える。が全体的には切れ味悪く、すっきりしない。ラストシーンの皆の‘真面目な顔’がちょっと良かった。 | [投票] |
★4 | プリティ・プリンセス2 ロイヤル・ウェディング(2004/米) | 前半は1の勢いで観てしまうが、真骨頂は後半だ。みなしごのエピソ−ドは、観客を裏切る(?)ラストへの伏線とみてはどうか。j・アンドリュースの歌声は往年のファンには落涙もの。丁寧な作りが方々にあり、作者の頭の中には2の方が先にあったのではないかと思う。 | [投票] |
★4 | プリティ・プリンセス(2001/米) | お目めパッチリA・ハサウェイはとても可愛い。J・アンドリュースはクイーンの気品を見せ、画面を引き締めた。友だちリリィ、運転手ジョゼフ、ネコのパット・ルー(メス!)と脇役もしっかりしていて楽しさ倍増。最初から続編を作るつもりだったって、何という自信! | [投票] |
★4 | 山の音(1954/日) | 水木は原作の多くのファクターを取り除き、菊子にのみ焦点を当て、自分の主張をはっきりと語っている。成瀬は、その路線を更に強調。さすがに女の描き方は上手い―川端より上手い(笑)。菊子の物語になる事によって、原作とはまた違ったものが出来上がった。 [review] | [投票(3)] |
★3 | シーザーとクレオパトラ(1945/英) | 劇作家B・ショーの脚本。「アントニーとクレオパトラ」はシェイクスピアだが、本作はその前日談。触発されて書いたのは間違いないだろう。ところで調べてみると、時にシーザーが52歳、クレオパトラが19歳(諸説あり)。老境にさしかかる男と、まだ少女さが残る女。 [review] | [投票] |
★4 | さらば冬のかもめ(1973/米) | 何というキャラだ。自分の事を「バッド アス(たちが悪い)」と呼んでくれと言い、ハッタリをかましたり、言いたい放題、やり放題。しかし、若者の親の事まで考えていた(少し押し付けがましくは有ったが)。そんな彼をバカにしていた自分を少し恥じた。 | [投票] |
★4 | 合葬(2015/日) | 原作漫画は、杉浦特有の絵巻物のような絵で登場人物の感情が、よく伝わってこなかった(というより、こちらの感性の無さによるのだろう)。が、映画は色、音、を生かして、歴史の中でもがく若者たちを活写し、分かり易かった。 [review] | [投票] |
★4 | 君の名は。(2016/日) | で、結局、三葉と瀧は三歳違いってことですね・・・?? | [投票] |
★4 | イップ・マン 葉問(2010/香港) | 主題曲がいい。1とメロディは変わらないが、オーケストラを後ろに回し二胡を前面に出すことによって、広がりが出て来た。アクションはサモ・ハン・キンポーの登場で1以上だが、物語の興味が勝ち負けだけに移って行ったのは残念だ。 | [投票] |
★4 | イップ・マン 序章(2008/香港) | ドニー・イェンの真面目そうな風貌が、金持ちで穏やかで達人という主人公そのものだ。更に魅力的なのは流れるような撮影だ。そしてどこの国にもいるバカは別として、特に日本人を悪く描いている訳ではないように思う。 | [投票(1)] |
★3 | 左ききの拳銃(1958/米) | アーサー・ペンの処女作という事を一旦知ってしまうと、(過大?)評価しがちになり、どうもいけない。処女作という事でのみ価値のある作品ではないか。ただ、ニューマンの(青臭い)演技は主人公に合っており、印象には残る。 | [投票] |
★4 | LEGO ムービー(2014/米) | いろいろな映画のオマージュが楽しい。更に言うなら、 [review] | [投票] |
★3 | ラストベガス(2013/米) | 70歳ほどの老人たちの話なので、経験も豊富だろうし色々な物語に出来たと思うが、うわべだけの何という事のない話に終始した。その割に出演大物たちがその役柄をしっかり演じており、余計に物足りなさを感じる。 | [投票] |
★4 | スイング・ホテル(1942/米) | 物語展開にスキ、甘さがあるが、中味はスレ違い、とちり、勘違いが沢山あって実に楽しい。アステアの爆竹ダンス、酔っ払いダンスは最高だが、圧巻は言うまでもなく、クロスビーの‘ホワイトクリスマス’。更に言うなら、この映画は年末に観るべき作品だろう。 [review] | [投票] |
★3 | カラーパープル(1985/米) | 少しコミカルな作風にしているが、それは間違いで、真正面から描くべきだったと思う。それと、不要なアフリカ描写もあり、ゴチャゴチャとしている。全体に的を絞ってすっきりとまとめて欲しかった。しかし撮影は美しい。副主人公シャグも美しい。 | [投票] |
★3 | ベイマックス(2014/米) | 善行も、その志しがズレていれば、評価すべきではないだろう。 [review] | [投票] |
★4 | ヘッドライト(1955/仏) | 邦題が良い−暗い夜道を走る、明日の見えない2人の生き方を表した。女は父性を求めた?しかし互いに魅かれたのは間違いない。世紀の大恋愛も週に2回15分の逢瀬も、燃える男と女には同じ事だろう。2Fの小階段、坂途中の連れ込み宿、霧に浮かぶ工事中看板、忘れられない。 | [投票(2)] |
★3 | マチェーテ・キルズ(2013/米=露) | えっえっと意表を付く展開の連続連続。段々マヒしてどうでもよくなって来る。荒唐無稽を通り越して面白いのか否かよく分からない。これが現代のB級映画か。真っ正直なマチェーテが作者ロドリゲスにいい様に扱われて可哀想、という変な感想を持った。 | [投票(1)] |