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KEIさんのコメント: 更新順

★3星守る犬(2011/日)実写化すると普通の物語になってしまった。それは、原作の犬の忠実さ、可愛さが映画では、表現限度―漫画と映画の違い―がある為だろう。脚本は健闘したが、その結果、極端に言えば、ハッピーの物語というより、西田敏行の物語になってしまっている。[投票(1)]
★3銀座カンカン娘(1949/日)嘉次郎らしい、芸術家と社会との折り合いなんぞが聞けて、中々面白い。自己陶酔的だが、映画そして芸術を愛する立場に立てば分かりそうな気もする。次のセリフがそうだ。 [review][投票(3)]
★3ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え!(2004/米)シャープなデフォルメと動きで、日本アニメとは一線を画す、昔ながらのアメリカン・ドタバタアニメ。ストーリー上サプライズもあるが、思い付きの域を出ていない。が、主人公設定の面白さと西部劇らしさがよく描かれている点は捨て難い。3.5点。[投票]
★4ペントハウス(2011/米)製作決定迄に5年かかったとか。成程捨て難いアイディアだ。登場脇役もA・アルダ、T・レオーニ、G・シディベ、S・ヘンデルソン(ドアマン)他と実に楽しい。モデルはトランプ・タワーだとか。今(2015年)の方がイメージが強烈だ。大統領選はどこへ行くのだろう?[投票]
★4崖っぷちの男(2012/米)飛び降り自殺の見物人じゃないが、確かに100分釘付けになった。ストーリーがすっきりしない所がいくつか有り、それが無ければ堂々たる4点だった。音楽(H.ジャックマン)に注目。チョイ聞きは普通だが、じっくり聞くと佳いメイン曲だ。[投票]
★3大いなる決闘(1976/米)C.ヘストンは演技派と常々思っている。彼の老壮年期には更に顕著だ。本作は老元保安官役が強い印象を与える。B.ガーフィールドは‘狼よさらば’原作で有名だが、元々アイディアに富んだ、ひねりの効いた西部劇小説の短編(が多いように思う)を書いている。本作でも、 [review][投票]
★4パイレーツ・ロック(2009/英=独)観終って何処が面白かったかと考えると、ここが凄いというシーンは特になかった。あえて言えば、随所に入る英全国のリスナーたちのカット、カット、カット・・・が一番楽しい。本作はロックのノリで観る映画だろう。ノッて観て4点。[投票]
★5最前線物語(1980/米)カッコ良さも泥臭さも関係ない。ただありのままに描く。勝っているのか負けているのかさえ一兵卒では分からない。ただ目の前の任務を果たすだけ。軍曹のヘルメットを狙った1発で目が覚めた―これが戦争なんだ。等身大の戦争映画。私の一押し。[投票(1)]
★5バンド・ワゴン(1953/米)傑作。演劇とは何か・・・がテーマであり、‘芸術の独房に閉じ込められていたんだね’という自戒のセリフもある。アステアのダンスは魅力的。劇中劇‘Girl Hunt’は極上。曲は‘That's〜’の他‘Iguess I'll have to change my plan’がしゃれていて聞かせる。 [投票]
★3英霊たちの応援歌・最後の早慶戦(1979/日)早慶戦の話かと思って観ると肩すかしを食らう。野球学徒の話だけでもない。むしろすべての学徒を対象にした出陣の話なのだろう。2つの恋の話がメインで、他のエピソードもそれなりに観させるが、詰め込み過ぎたか全体としてチグハグでゴチャゴチャしている。[投票]
★5SR サイタマノラッパー(2008/日)私はラップなんて真剣に聞いた事もなく、今の若者は「マジっすか」と「ヤバくないっすか」と「マジ、ヤベぇ」しか言わないと思っている。現に、本作もそうだ。いつ止めようかと観ていたら、30分過ぎのエピソード‘市民の集い’から俄然面白くなった。 [review][投票(2)]
★4硫黄島からの手紙(2006/米)ということは、これは事実なんだ―いくつか創作はあるにしても。日本人が撮る日本軍に比べ、兵がのびのびしているのは、やはり米人が作ったからかな?。負けた側は当然ドラマが多いので物語が作りやすいと思うが、丁寧に撮ってくれたイーストウッドに感謝。[投票]
★3熱泥地(1950/日)藤田は変わらず、しっかりした演技。東野の怪演が光る―今更ながら芸達者に驚く。奔放な話の展開から映画用の原作かとも思うが、極寒地北海道と熱泥地噴火口の対比とか、ラストは物事が納まる所へ納まるのはさすが直木賞作家![投票]
★4父親たちの星条旗(2006/米)まとめ方の問題だろうが、最初が分かり難い。半分くらいから俄然面白くなる。総じて演出良し、撮影良し、音楽(イーストウッドなんだ)良しで、本質をついた主張を持った佳作だ。米の大物量作戦は聞いていたが、目の前に見ると、やはり凄い。こりゃ、負けるわな。[投票]
★4コクリコ坂から(2011/日)現在の日本人口で多数を占める所謂団塊の世代(1947〜49生)の物語だという見方をすれば、本作はジブリの売上増の戦略が見えて来ようというものだ。なんて嫌味はさておき、団塊後世代の私としても昭和の香りに懐かしく包まれた佳作でした。[投票]
★4映画 鈴木先生(2012/日)長谷川はNHK「八重の桜」が良かった。普通の男を演じて心に染みた。今回は名前は普通だが強烈な役で心に染みはしないが、印象深い。本作のヒットは理屈っぽい理論が今の社会に受けたのか?が混沌とした教育現場をこんな風に筋道立って考えられるならどんなに良いかとも思う。。。[投票]
★4BRAVE HEARTS 海猿(2012/日)今回はTV放映NO.3、4を録画し4時間ぶっ続けで観た。毎回テーマが違う、趣向が違う(・・・か?)とはいえ、テンションが高くさすがに疲れた。このシリーズは前作を忘れた頃に(1年間隔ぐらいで)1作ずつ観ていくのがお勧めです。本作はとりあえず4点。[投票]
★5俺はまだ本気出してないだけ(2013/日)堤は演技派だと数年来見直している。今回珍しく特異な役柄だが、元々こんな人ではないか(失礼!)と思う程だ。友人役の生瀬。その風貌の為か(失礼!)特異な役が多いが、今回は真面目な優しい人柄役だ。現実こういう人ではないかと好感度UP。 [review][投票]
★4THE LAST MESSAGE 海猿(2010/日)このシリーズは毎回同じような展開だとお思いの方も多いと思うが、実は毎回少しずつ、というか大きく違うのだ。今回は家族(妻と子)を持った男の仕事とは?というのがテーマで、そしてタイトルTHE LAST MESSAGEの本当の意味は・・・、 [review][投票]
★3夏の庭 The Friends(1994/日)相米は、やらせ的なこれ見よがしのシーンが多い、と思う。小説原作は3人の子供たちの家庭生活も描いて厚みがあるが、映画は老人の生活だけを描き、1つの戦争秘話の物語のみで終わった。取捨選択はわかるが、それにしては無駄なシーンがいくつかあるのも気になる。[投票]