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Keitaさんのコメント: 点数順

★4シン・シティ(2005/米)気だるい雰囲気の中、クールぶってる中、ジョークとバイオレンスのオンパレードであることがむしろ爽快。ロドリゲスの映画に内容なんていつも無い。なのにいつも何か強烈な印象が残るから面白い。(2005.10.2.) [review][投票]
★4ライフ・イズ・ミラクル(2004/ユーゴスラビア=仏)ボスニア内戦をここまで楽観的に、豪快にハチャメチャに、そしてユーモアたっぷりに描いていく前向き姿勢が力強い。この映画を観ていると、民族や国家の利己主義による戦争なんて馬鹿げたものだと本当に思えてくる。人生には奇跡くらいあったっていいじゃないか!(2005.8.17.) [review][投票]
★4ストーカー(1979/露)静寂の中にある退廃的な“ゾーン”の世界観が恐ろしい。風、水、足音でそれを表現するのはまさにタルコフスキー。終盤では“部屋”に降り注いだ雨のように絶望が襲ってくる。希望や未来は一体どこにあるのか…(2005.7.3.) [review][投票]
★4内なる傷痕(1970/仏)ニコフィリップ・ガレルの“内なるもの”を描いていると推測ができ、すごくパーソナルな映画だ。ふたりの関係について、寓意的な絵画のような映像が“何か”を語っているのも確かだ。それを探索しながらビジュアルに浸っていると不思議な感情が高ぶる。(2005.6.5.)[投票]
★4庭園(1968/チェコスロバキア)シュバンクマイエル的な造形はないが、多用されるクロースアップが奇妙な映像の雰囲気を生み出す。手を繋いだ人々が並ぶ“生け垣”を最初見たとき、僕はそこにシュールレアリスムを感じた[投票]
★4J.S.バッハ―G線上の幻想(1965/チェコスロバキア)静粛なモノクロ映像から、突然流れ出すバッハ。そして穴が開くなどの奇怪なイメージの連続。バッハも、シュバンクマイエルの造形も、感覚を刺激する。このバッハ×シュバンクマイエルの10分間、僕の好みには合致。[投票]
★4シュヴァルツェヴァルト氏とエドガル氏の最後のトリック(1964/チェコスロバキア)悪趣味な造形の人形を好き勝手に動かして遊び、ブラックユーモアに富んだこの舞台。シュバンクマイエルがデビュー作から個性を発揮しているのがよくわかる。 [review][投票]
★4バッド・エデュケーション(2004/スペイン)アルモドバル流フィルム・ノワール。予測不能の展開はミステリアスであり、変態チックである。このぐらい刺激が強い方が下手なミステリーより楽しめる。 [review][投票]
★4運命を分けたザイル(2003/英)ふたりの登山家もそうであり、この映画の撮影クルーもそうであるが、大自然に立ち向かう姿に拍手を送りたい。再現された映像であろうと、ここまで徹底的に追求した映像にはやはり力が宿る。終盤には、結末はわかっていても胸が詰まるほどの緊張感がある。[投票]
★4勝手に逃げろ/人生(1979/スイス=仏)劇映画としてしっかり構成されている。そんな中でもだたの劇映画ではなく、スローモーションや空のイメージなどゴダールのごだわりが他とは違うものを作っている。ゴダールのフィルモグラフィにおいて重要な一本だと思う。 [review][投票]
★4イル・ポスティーノ(1995/仏=伊)美しい自然を捉えた映像が、“隠喩”として最大の役割を果たしている。「詩」についての映画であるのに、台詞に頼らず、きちんと詩情を映像に還元したマイケル・ラドフォードの選択は正しい。 [review][投票]
★4禁じられた遊び(1952/仏)ナルシソ・イエペスのギターは美しいが、映画の中で描かれる大人たちは全く美しくない。人間の卑劣さを幼い子供の純粋さと対比して浮き彫りにしている。 [review][投票]
★4キートンの恋愛三代記(1923/米)3つの時代にて、3つの衣装を着たキートン。どれを取ってもまさにキートンであることが面白い。 [review][投票]
★4らくだの涙(2003/独=モンゴル)美しい自然を捉えたドキュメンタリーの中に、遊牧民一家の、そしてらくだの親子の“ドラマ”がしっかりと、ある。 [review][投票]
★4黒い罠(1958/米)監督としても、俳優としても、オーソン・ウェルズが映画の全てを支配している。陰影を巧みに使った見事なモノクロ映像、そしてウェルズの役柄から、ウェルズ監督版『第三の男』を連想させるフィルム・ノワールである。 [review][投票]
★4死霊のはらわたII(1987/米)1作目は5点、こちらは4点。ところが、ある意味ではこのとんでもないセルフパロディ続編の方が愛着が沸くから不思議。 [review][投票]
★4エル・スール −南−(1983/スペイン=仏)ミツバチのささやき』と同じく、ビクトル・エリセは少女の視点を描くことが上手。光と影を巧みに利用した芸術的な映像の中、少女の目が印象的。暗がりの中に見える丸い目が多くのことを語る。[投票]
★4ミモラ 心のままに(1999/インド=ハンガリー)アルシュワリヤー・ラーイの美貌にクラッ。お決まりのダンスと音楽が頭から離れません。そしてほろ良く切ない三角関係のラブストーリー。結構堪能しました。 [review][投票]
★4チェンジング・レーン(2002/米)発想が面白いし、人間の嫌な部分を巧みに描写している部分が良い。行動は起こさなくても、心に相当の怒りを覚えることはあるので。 [review][投票]
★4ズーランダー(2001/独=米=豪)今更言うのも難だけど、ばっかだよねぇ〜〜〜(笑) [review][投票]