薪さんのコメント: 投票数順
ターミネーター:ニュー・フェイト(2019/米) | 話の骨子が「2」と大差なく、登場人物の関係性も薄いため、後半に行くほど冷めてしまう。液体金属に物理的な攻撃をする不毛さはとっくに分かっているのだから、もっと対策を練っておいてほしかった。アクションが派手でも防戦と逃亡一方ではストレス。 | [投票(4)] | |
カメラを止めるな!(2017/日) | 違和感ギリギリを攻める構成に脱帽。 [review] | [投票(4)] | |
プレステージ(2006/米=英) | いい男二人の華麗な魔術対決……を期待していたら、なんだかせせこましい足の引っ張り合いであった。これならむしろ、テスラとエジソンの対決を主軸に置いた映画を見てみたい。 | [投票(4)] | |
ホリデイ(2006/米) | 女優二人は魅力的に描けているが、肝心のストーリーが予想の範囲を一歩も踏み越えない。せっかくのユニークな設定をセンスの古さが腐らせた一例。 | [投票(4)] | |
めぐりあう時間たち(2002/米) | むやみに内省的で自虐的な人々が、終始ヒステリックにわめき散らすばかりで、ドラマとして成立していない。そりゃあ人生いろいろ辛いだろうし言いたい事は分からなくもないが、おまえら少し落ち着け。 | [投票(4)] | |
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002/米) | テンポ良く繰り出される、荒唐無稽な詐欺テクの数々が痛快。一方、ドラマ面の過分なウェットさや、2時間半という上映時間などにチグハグさも感じた。「小粋な作品」程度では済ませられないのが、“巨匠”となってしまったスピルパーグの業なのかも知れない。 | [投票(4)] | |
キューティ・ブロンド(2001/米) | 正に「サクセス」を絵に描いて可愛くお化粧したような物語。何もかもパターン通りの展開を、嫌味なくテンポの良さで見せ切る爽快感。どんどん聡明に綺麗になっていく主人公が魅力的。しかし邦題をこんな芸のないものにしちゃった担当者には有罪判決を。 | [投票(4)] | |
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002/日) | 贅沢な不満かも知れないが、こんなお行儀の良いお話を「クレしん」で作るべきではない。突き詰めてしまえばこの物語は、“現代人が戦国時代にタイムスリップする”という前提さえあれば、キャラクターが誰でも十分成立してしまうのだから。 [review] | [投票(4)] | |
レオン(1994/仏=米) | ひとつひとつのパーツはすごくいい。何がウケるかよく分かってる人が作った映画、という印象。なのに、肝心の物語そのものに訴求力がない。鑑賞後の「だから何?」感がどうしても拭えない。 | [投票(4)] | |
アバウト・ア・ボーイ(2002/英=米=仏) | 飄々とした主人公二人はいいのだけど、身勝手な母親がかなり悪意ある描き方をされているため、反感を覚えずにいられないのが難。エピソード全体のまとまりもやや弱い。 | [投票(4)] | |
打ち上げ花火、下からみるか?横からみるか?(1993/日) | 「男から見た、女の子のわけわかんなさ」がすごく良く出ている。瑞々しさと切なさいっぱいの作品。夏に観て良かった。奥菜恵、えっちだなあ……。 | [投票(4)] | |
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001/日) | 雰囲気作りが上手い、選曲がズルイ。でも、クレヨンしんちゃん自体に思い入れがないせいか、評判ほどには楽しめなかった。これをもし藤子不二雄のキャラクターでやってくれたなら、どんなにか面白かったろうと思うのだけど。 | [投票(4)] | |
街の灯(1931/米) | あの富豪は酔っぱらいというより、もはや多重人格者だと思う。 | [投票(4)] | |
ゴッドファーザー(1972/米) | みるみる逞しくなってゆくマイケルと、みるみる小さくなってゆくビト、その対比。まるで十何年もの月日がそのままフィルムに縫い込められたよう。 | [投票(4)] | |
キッズ・リターン Kids Return(1996/日) | さんざん堕落しておいて、最後だけかっこいい台詞で締められても……。行為が伴ってなければ、虚しい強がりにしか聞こえません。久石譲の音楽に丸め込まれた感のある映画。それにしてもタクシーの彼は可哀想。 | [投票(4)] | |
お熱いのがお好き(1959/米) | 「バレないわけないだろー!」とツッコミつつも大爆笑。とりわけジャック・レモンが最高。富豪の爺さんと一夜を過ごしてネジが飛んじゃうあたり、たまりません。モンローもかわいいし、お気軽に見るには絶好の逸品。 | [投票(4)] | |
ナイト・オン・ザ・プラネット(1991/米) | 雰囲気こそドライだけれど、血の通った人物造形のキャラクターたちが織りなすそれぞれのミニ・ストーリーはどれも小粋で、そこはかとないユーモアが利いている。実にいい。そしてノニー好き好き。 | [投票(4)] | |
天使にラブ・ソングを…(1992/米) | なんといっても一番の見どころは、特訓を終えた聖歌隊が初めて披露する“ヘイル・ホーリー・クイーン”。このシーンだけ繰り返して何回観たことやら……。ウーピー姉さん、アンタ最高だよ! | [投票(4)] | |
ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー(2018/米) | 大ピンチの続く冒険活劇…のはずが、全くハラハラしない。アウトローゆえの黒い面の描写が殆ど無く、他の人物も総じて魅力に欠ける。ガチャガチャしたアクションも分かりにくい。SWファンなら「答え合わせ」的な楽しみはあるが、それ止まり。 [review] | [投票(3)] | |
レディ・プレイヤー1(2018/米) | デロリアンや金田のバイクに乗ってみたいのは70年代生まれのおっさんたちであって、未来の少年たちではないはず。劇中に「オタクが好きそうな言葉を並べてるだけだ」的なセリフがあったが、この映画にまんま当てはまると思ってしまった。 [review] | [投票(3)] |