コメンテータ
ランキング
HELP

KEIさんのコメント: 投票数順

★3昭和残侠伝 一匹狼(1966/日)藤の好演は、実力だろう。和服の柄のデザインが良い。青緑色の物は品が有り、居酒屋のおかみが着る服ではない(笑)。衣装さんも父親(俊藤プロデューサー、クレジット筆頭)に気を使った?松役の小島慶四郎が懐かしい。松竹新喜劇の俳優。一番乗っていた頃の出演だ。[投票(1)]
★4カルメン故郷に帰る(1951/日)初カラーという事では、照明が丸分かりで、大いに気になった。しかし浅間の雄大な景色は見事に捉えられていて、総天然色が映えた―これが1番だ。物語も木下らしいいい話にまとまっている。[投票(1)]
★4張込み(1957/日)原作は清張の代表作の1つで、傑作短編だ。橋本は原作をもっと膨らませ、‘橋本の張込み’にした。 [review][投票(1)]
★5魔女の宅急便(1989/日)(女の子だけに限らず)1人で初めての町へ出て来て働く人への応援歌だろう。優しい映画だ。町の雰囲気が落ち着いていて、優しい。登場する人みんなも、優しい。「私、このパイ嫌いなのよね」という女の子も、それを祖母に言っていないという優しい子だ。[投票(1)]
★3座頭市の歌が聞える(1966/日)ゆったりした展開で、滋味ある映像が生きた。一方、物語は琵琶法師以外は子供、女郎、武士、やくざの親分と既視感あるものになってしまった。題が素晴らしいが、市の歌う歌詞は、いつも同じで既視感あるものだという意味か?[投票(1)]
★4蜘蛛巣城(1957/日)この名原作をどう処理するか?黒澤はシリアスではなく、(元来沙翁が心底で望んでいた、と私は思う)喜劇にしたかった様だ。その意味で、豪勇→小心=蛮勇→狂気とこなした三船は力演だ。ラストの矢のシーンと、砂塵から現れる巨大城のシーンに息を吞む。[投票(1)]
★4フェアウェル(2019/米=中国)寂寥感、孤独感、そしておばあに教えられたこと。 [review][投票(1)]
★3アルキメデスの大戦(2019/日)菅田が好きで、若手では実力No1と評価したい。作品自体は、原作通りで面白い。が、漫画シーンが頭に再三浮かんで来るのは、漫画を超えていないという事か。古手たち(舘、準、橋爪ら)が楽しんでいるのが一番。山崎の手際の良さ(VFX)は光る。浜辺はいつも可愛い。[投票(1)]
★4クライ・マッチョ(2021/米)ブロンコ・ビリーの成れの果て(失礼!!)。本当に彼は馬とかカウボーイが好きなんだな。こちらも年のせいか、このゆったり感が心地よい。内容は少年の話より、自分の夢想を描いた様だ。曲‘Find a new home’もそれに沿う―気がつけば1人だった、と歌う。佳曲。[投票(1)]
★3ジョン・ウィック:パラベラム(2019/米)前作でアクションを褒めた。それが健在なのは嬉しいが、そのシーンばかりで、チト長すぎないか。全編戦ってばかりのイメージだ。本作は、ゲームの映画化か?それとも、ゲーム化を狙った映画作品か?[投票(1)]
★3宮澤賢治 −その愛−(1996/日)テーマが‘賢治の愛’。愛と言うと妹への兄弟愛が有名で、それ以外の女関係、結婚の話を描くのか?という事になるが、彼には「性欲の乱費は自殺だ」という有名な言葉が有る。そう言い切られては、さすがの新藤も大いに困った事だろう。 [review][投票(1)]
★5天使の涙(1995/香港)邦題は見ての通りだが、原題は「堕落天使」、英題は「〜angels」と複数になっている。各々意味が違うが、英題が一番いいと思う。音楽(フランキー・チャン)が完璧の仕事。挿入歌としては、香港流行歌も良かったが、日本の演歌を唯一つだけ入れている。 [review][投票(1)]
★4マイスモールランド(2022/日=仏)日本の出入管移民法関連の立ち遅れ、未整備は目を覆うばかりだ(2023.6改正はされた・・が。)。作者は政治色を排したかったようで、主張を声高く叫ぶこともなく、激しいシーンも抑え、ただ々高三女子の現状を綴った。啓発映画として良作だ。[投票(1)]
★4風花(2000/日)「風花のような人生」という表現がある。世の中の風に吹き流されて行くのだ。しかし何と薄っぺらな2人の人生だろう。とはいっても、誰の人生もそれと大きな差はないと、改めて思う。「バッカみたい」というセリフに一番共感した。[投票(1)]
★3貸間あり(1959/日)原作既読。舞台を東京から大阪へ移し、井伏のユーモア、ペーソスを藤本+川島ワールドの猥雑さが蹂躙している形だ。換骨奪胎とはいうが、本作は全く別物になっている。逆に言えば、ここまでよく変えたものだと褒めたくもなる。が、私は嫌いだ。[投票(1)]
★3あなたを抱きしめる日まで(2013/仏=英)芸達者なディンチは今更いう事も無いが、彼女を老静というのなら、若動ともいうべき若い同役を演じたソフィ・ケネディ・クラークのハツラツさ、純真さが心に残った。 [review][投票(1)]
★3青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(2019/日)初めて見た。題からエロいと思っていたら、全くの純愛だった(笑)。日常生活の中の量子論、いや相対性理論ですか。予測不可の物語。ちょっぴり泣ける、いい話です。3.8点[投票(1)]
★5花嫁の父(1950/米)本作は、この企画を先に思い付いた者の勝ちだ。私も経験者だが、ドタバタしている内に終ってしまうものだ。古いモーニング(礼服)の挿話は100%現実だね。時代も変わり、式も変わっていくが、父の思いが変わることはないだろう。[投票(1)]
★3奇跡の2000マイル(2013/豪)居場所が無い、孤独だ、と言いながら、更に孤独になる旅に出るのは、ヘンな話だ。ディギティの挿話からしても、彼女は孤独でない事を求めていた。旅を実施して、居場所を見つけたのだろうか。何か得るものは有ったのだろうか。そこがどうも伝わってこない。[投票(1)]
★3あかね空(2007/日)原作を相当変えたが、それなりの物になった。これは中谷美紀を実質主役にした為だ。善人しか出て来ない―梅雀に悪役は無理―も良かった。テーマ‘家族の絆’がもっと出せれば更に良かったが。細かい所→ぼてふりと言うのは、分かり易く担ぎ売りとすべきだろう。[投票(1)]