★4 | バーレスクの叙法が、類型にとどめられるKKK関係者にかえって造形的強度を与え、良識的な警官たちを絵空事に見せてしまう。作者の資質が図らずも野放図に共鳴するのはバーホーベン的である。 [review] (disjunctive) | [投票] |
★4 | KKKを描く映画を見るのは初めてだった。原作が痛快なだけにどう処理するかはスパイク・リーの腕の見せ所で、それは成功している。 [review] (t3b) | [投票] |
★4 | リー監督だからこそ作れる作品。苦手なストーリーなのに引き込まれる。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★3 | アメリカで生活するとすぐに気が付くことがある。白人と黒人を比べた場合、圧倒的に黒人の方が無愛想で機嫌が悪いということ。それだけ怒りがあるということか。今またBLMでこういった話が注目されている。なんとか態度を保留できないものだろうか。 (Soul Driver) | [投票] |
★3 | テーマがテーマだけに対象顧客がWASPの皆さんとアフロアメリカンの皆さんとユダヤ人の皆さんだけに絞られているのは仕方ないかもしれないが、黒人がKKKに潜入したらっていうストーリーはもうちょい映画的に転がしても良かったのではないかというのが極東アジア人の私の感想です。 [review] (ロープブレーク) | [投票] |
★4 | 多少の中だるみはあるものの、いい程度に笑いを散りばめた痛快作。説教臭いのは相変わらずだけども、ただのエンタメにする気もない監督の覚悟が見える。86/100 [review] (たろ) | [投票] |
★4 | 想像を絶するアホども(KKK)をハメるコメディとして進行するが、クライマックスが『ゴッドファーザー』に迫る圧巻で胸を打たれる。アカデミー賞は本当に見識低いなあ。 (ペンクロフ) | [投票(1)] |
★3 | またもアメリカにおける人種差別映画であります。もうそろそろ辟易している感もあるが、話題作なので見ることにした。 [review] (セント) | [投票] |
★3 | バディ・ムーヴィとしては粗末である。ジョン・デヴィッド・ワシントンは発端こそ作るものの潜入捜査における貢献が過小だ。またアダム・ドライバーが相対的に優秀に過ぎ、彼が電話対応を兼務しない道理がない。白人の差別主義者を虚仮にするのは当然だが、黒人主人公をも頓着なく侮った演出は不穏当だ。 (3819695) | [投票(2)] |
★5 | 『國民の創生』と『風と共に去りぬ』とトランプを並べて撫で切りにするという誠に痛快な映画。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 最後の最後で本作の印象は一変する。70年代のアメリカの物語であっても、極めて現代的な映画だ。さすがはスパイク・リーと言うべきか。 [review] (シーチキン) | [投票(5)] |
★3 | 予想していたよりは楽しかったが、しかしどことなく教師の作った映画という印象を受ける。スパイク・リーは若々しく、自分の頭の良さを社会に対してどう用いるかにも自覚的(少しだけゴダールに似ている)だが、それがおもしろい映画を保証するわけでもない。 [review] (淑) | [投票(6)] |
★2 | 全くアカデミー脚色賞受賞作に相応しい、映画としての、画面の愉悦に乏しいプアな映画だ。さらに云えば、これは映画を作ろうとして作られたものではないとさえ思える。本作中、最も良いカットは、冒頭の南北戦争場面の大俯瞰クレーン移動ショットだ。 [review] (ゑぎ) | [投票(7)] |
★3 | スパイク・リー監督はかなりのお怒りのようです。 [review] (deenity) | [投票(1)] |
★3 | 黒人対白人という差別の図はもはや超えていて「オレ様がエライんだ」意識が蔓延している今、その意味のない優位意識を笑い飛ばしながら、世界に公平な目を開かせようとするスパイク・リー。怒りながら笑っている余裕すら感じる。 [review] (jollyjoker) | [投票] |
★3 | 差別されているのは黒人だけではない。問題の本質は黒人差別という限定的状況ではなく、白人至上主義という根拠なき偏狭を利用した実体のない優越感の連鎖にあるのだ。すべての被差別者は連帯せよ。無知と沈黙は敗北なのだ。スパイク・リーは、そう挑発する。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★4 | スパイク・リー怒るわな。あんなファンタジーに負けたらね。 [review] (もがみがわ) | [投票(1)] |