[コメント] バッファロー’66(1998/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
はぁ〜 泣いたよ泣いた。
「このねーちゃんおかしいよ、誘拐されて、、っちゅーか縛られてもいねーのに、なんでついていくんだよ。おめー逃げろよ、馬鹿じゃねーのか?」 なんて思っていたら・・・・ああぁぁぁぁ
もう生きられない
そう、生きられないと思ったことがあるダメ人間には、あそこは黙って観てられない。洗面台の陶器の冷たさと、手の甲に流れ落ちる涙の生暖かさ、溢れる鼻水。この温度を生で感じたことのある人間は、あそこで陥落。見事に陥落。
そうよ、俺だって、おめーの胸で泣きたいのさ。もう画面が滲んじまってよぉ。まともに観られないのさ。生きられないと思って、それでも生きるのさ俺は。辛さを忘却の彼方に押しやって、んでいつもいつも虚栄を張るのさ。
こんな女いないよとわかっていても・・・妄想映画でしょう、妄想ですよコレは。いや、ヴィンセント・ギャロの二枚目ならわからん。三枚目で虚栄を張るよーなダメ男には、いねーよいねーよぉ〜。
ちょっと(いやだいぶ)イっちゃってる部分もあるが、このねーちゃん理想だわ。すげーわ。惚れた惚れた。どこまでも優しくっていうんじゃねーんだコレは。ちゃんとしっかり突っ放すところは突っ放すしよ、絞めるとこは絞めるわけさ。んでいて、マリアナ海溝よりも深い深〜い懐を持ってるのよ。肉付きとは関係ないんだぞ(いや、まぁ肉付きもジャストミートに好みなのだが・・・)。
トップレスんところで、ぶっ放してしまった時には、「おめーはそんな度胸もないダメ男なんだよぉ〜 んなかっこよさげなことするなよぉ〜」と思ってしまったのさ。しかも、なんだいあのどーしよーもない「とさか」みたいなのは(註:後頭部及びこめかみから飛び出ていた赤い物体)。
などと思っていたら、ダメ男の想像であった。あぁ、ダメ男の想像ならトサカで充分です。ごっつぁん。殿堂入り。明日DVD買って来ます。
コメント読んでて、「こんなダメ男が愛しい」と言ってる素敵な女性がいたら、アタックゥしてみよぉかなぁと思ったが、、、、が、、、、奥様ばっかりだわぁぁ!!!
仕方ない、いっちょ誘拐でもしてみっかなぁ〜。・・・・・『完全なる飼育』になりそうなので、やめときます。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (41 人) | [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。