irodoriさんのお気に入りコメント(12/21)
あにいもうと(1953/日) | review] (3819695) | 作中人物たちの日常は熟れてほとんど終末的な退廃に接近しているかに見える。しかしそれは彼らにとってまさに日常であるのだから、彼らはそのことに気づきすらしない。一方でラストに限らず爽やかな空気が取り込まれてもいるのだが、その文字通り嘘のような爽やかさが却って怖ろしい。 [[投票(2)] |
あにいもうと(1953/日) | 成瀬巳喜男の映画はどの作品も唸るような繊細な考え抜かれたカッティングが氾濫しているけれども、そんな中でも「驚き」に満ちたキャッチーなカッティングを次々に繰り出す作品がある。例えば『おかあさん』なんかが典型だと思うが、本作も『おかあさん』と同レベルの傑作だ。 [review] (ゑぎ) | バスの運ぶ物語。[投票(3)] |
ダイナマイトどんどん(1978/日) | review] (はしぼそがらす) | 「野球できるなら死んでもええ!」の叫びに、フランキー堺が「くぅ〜ッ」て顔するところがツボ。 [[投票(3)] |
ダイナマイトどんどん(1978/日) | ジャズ大名』の達成とは雲泥の差。キャラは愛せる。 (DSCH) | 「かつての野球少年達は、戦争という青春と時間の断絶を経て、ヤクザに成り果てた。彼等は、体が大きいだけの子供に過ぎない」というさりげないウェットさが隠されていて、はしゃげばはしゃぐほど笑えて切ない・・・はずなのに、どうにも眠い。一本調子で笑いの彫琢が浅く、エモーションを掻き立てる楔がない。たいへん惜しい。『[投票(4)] |
ダイナマイトどんどん(1978/日) | 緑雨) | ピッチャーの投球フォームというのは、野球劇画に魅力を生み出す上でもっとも重要なファクターであるのは間違いない。その点で、この映画の邦衛、北大路は素晴らしかった。カッコイイ、そしておもしろい。 ([投票(5)] |
女経(1960/日) | review] (ペペロンチーノ) | 三話それぞれに監督の色が出ていて、つい監督について語りたくなるけれど、本当のポイントは八住利雄の脚本だと思う。 [[投票(2)] |
女経(1960/日) | 市川崑編が一番気に入った。 [review] (ゑぎ) | オムニバス三作。これが三作ともなかなかの出来。中でも、実を云うと[投票(3)] |
女経(1960/日) | review] (づん) | 第1話:耳を噛みたがる女「現代的」☆3.5/第2話:物を高く売りつける女「前衛的」☆4.5/第3話:恋を忘れていた女「古典的」☆4.0 [[投票(4)] |
ノスタルジア(1983/伊) | review] (るぱぱ) | 圧倒的に美しく、圧倒的に理解不能。 [[投票(1)] |
ノスタルジア(1983/伊) | review] (寒山拾得) | 坂道を斜めに駆けおりる犬を追いかけて棒っ切れを投げる少女。屋根の上にゆっくり現れるあれは太陽なのか月なのか。これら描写の美しさは国籍を超えて我々の心を鷲掴みにする。映画においては、1+1=1は成就している。 [[投票(1)] |
ノスタルジア(1983/伊) | review] (ロボトミー) | 酷く退屈な日常と、酷く退屈な非日常。 [[投票(4)] |
ノスタルジア(1983/伊) | review] (くたー) | ちっぽけな存在、孤独な営み。その内的世界に共鳴するかのように、色づく世界の美しさ。タルコフスキー映画の印象に残る風景には、必ず誰かが一人でポツンと佇む。 [[投票(5)] |
ノスタルジア(1983/伊) | review] (鏡) | 郷愁/信仰、故郷/神、帰郷/死。 [[投票(5)] |
無法松の一生(1943/日) | review] (G31) | 例えばここに一生独身を通した男がいたとして、無法松みたいに誰か操を立てた女性がいたなどとは今じゃ誰も考えないだろうが、どこか心を打つものがある。 [[投票(1)] |
無法松の一生(1943/日) | 寒山拾得) | 松が一度だけ泣いたという回想の後、ぼんぼんが松に向ける共感の眼差しが、何とも云えぬほどいい。共感は美しい。 ([投票(3)] |
無法松の一生(1943/日) | 阪東妻三郎演じる富島松五郎の生涯を俯瞰したとき、たかだか中年時代からの後半生にも満たないはずのこの物語が『無法松の一生』などと題されるのは、彼にとって沢村アキヲや園井恵子との日々こそが「一生」だからだろう。車輪を軸に繰り広げられる「走馬灯」のイメージに嗚咽をこらえることはできない。 [review] (3819695) | [投票(6)] |
無法松の一生(1943/日) | 宮川一夫のカメラの存在抜きに語り得ない。 [review] (ゑぎ) | この映画においても、[投票(7)] |
クリード 炎の宿敵(2018/米) | review] (プロキオン14) | 判っていたことだけど、終盤近くで「♪ロッキーのテーマ」が流れてきたときには、涙腺が熱くなった。あのファンファーレは、いまでも多くの人々の魂に火をつける。 [[投票(1)] |
クリード 炎の宿敵(2018/米) | なんとか・ザ・ファイナル』? [review] (kiona) | いやあもう泣けて泣けて、オッサンがそれこそパンデミックのファースト・キャリアかってほど目を腫らし、桜木町のシネコンを出たところのエレベーターに居合わせたお姉さんたちをどん引きさせちゃってこっぱずかしいかぎりなんですが、こんなことは十二年ぶりというか、あのときはあれ何て映画だったかな……確か『[投票(5)] |
おっぱいバレー(2009/日) | review] (picolax) | 見終わってからポロポロ泣いてる私に、友達がびっくりしてたさ。 [[投票(11)] |