コメンテータ
ランキング
HELP

irodoriさんのお気に入りコメント(20/21)

麦の穂をゆらす風(2006/英=アイルランド=独=伊=スペイン=仏)★3 分離と分身としての兄弟性。 [review] (煽尼采)[投票(3)]
イディオッツ(1998/仏=伊=デンマーク=オランダ)★4 愚者の視点から非本来的在り方を嘲笑う視点こそが愚か。愚者とはそういったイデオロギーを含め、あらゆるものから疎外されているからこそ愚者なのでは。 [review] ()[投票(2)]
スペース カウボーイ(2000/米)★3 70歳越えの父母に楽しんでもらおうと実家でAmazonプライム鑑賞。ところが…。 [review] (ロープブレーク)[投票(4)]
ハナ 奇跡の46日間(2012/韓国)★5 端々に配慮の行き届いた演出が素晴らしく、勝利にガッツポーズをする監視員たちが極めて印象的。韓流だからこそ語れた理想。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
search/サーチ(2018/米)★3 観ている最中は意外と面白かった。説明台詞と同じぐらいPC画面のポインターやウィンドウの動きが饒舌なので、ふと気づくと考えたり感じたりせず「画面」を受け身で見ている自分に気づく。単調で限定的な画づらに慣れてしまうのだ。慣れとは麻痺とも言い換えられる。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
search/サーチ(2018/米)★3 全編PC画面で完結させる映画、ということで喧伝されているが、PCのディスプレイにウィンドウを複数立ち上げ、例えば電話で会話する際は、相手側が映っているウィンドウと、自分側のウィンドウのいずれかをクローズアップして、カットを繋いでいくといった趣向だ。 [review] (ゑぎ)[投票(5)]
恋妻家宮本(2017/日)★3 これだけステルスマーケティングに特化した作品は初めて観た。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
ビッグゲーム 大統領と少年ハンター(2014/フィンランド=独=英)★3 ファミリー向けゆるゆるアクション映画ながら、ハリウッドでは絶対にキャスティングされないであろう少年の野趣にあふれた風貌は見応えがある。サミュエル・ジャクソンは大統領役なのでファックファック言わない。 (ペンクロフ)[投票(1)]
カメラを止めるな!(2017/日)★4 低予算をアイデアとガッツで突破した作品と世間では言われているものの、アイデアとガッツがあっても残念ながら面白くない低予算映画は世に幾らでもある。やはり才能と言う他はない。 [review] (ペンクロフ)[投票(16)]
白夜(1957/伊=仏)★3 ヴィスコンティって、女が嫌いでしょ。そんな気がする。 [review] (青山実花)[投票(1)]
白夜(1957/伊=仏)★2 幼稚な恋にもそれなりの美しさがあるが、マリア・シェルの俗な顔立ちには繊細さが欠け、世間知らずの小娘が些細な事で泣いたり笑ったりする様には魅力を感じない。彼女を夢中で追うマルチェロ・マストロヤンニの素朴さも、作品の幻惑性を殺ぐ。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
永い言い訳(2016/日)★4 世間的には“好い奴(竹原ピストル)”が感情に素直であるように、人として“嫌な奴(本木雅弘)”もまた自意識に正直な男なのだ。グズグズと、懐疑的で、自信がなく、空威張りで、攻撃的であることで自分の弱さを誤魔化すこの“嫌な奴”が、私は好きだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(6)]
シークレット・サンシャイン(2007/韓国)★3 重い主題に正統派のアプローチ、それに応えた主演俳優の壮絶な演技 …本来は当然高い評価をしなければならない筈だが。… [review] (死ぬまでシネマ)[投票(2)]
シークレット・サンシャイン(2007/韓国)★4 「密陽ってどんな街?」。どこにでもある、ありふれた地方都市。希望のいとぐちから絶望のどん底へ、あるいはその逆を、何時、誰がたどってもおかしくない場所。すなわち我々の日常は「密かな陽ざし」を求め、彷徨い続ける危うさのなかに成立しているということ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
シークレット・サンシャイン(2007/韓国)★4 「神の不在」をストレートにテーマ化した映画ではないだろうが、最近はこの手の映画は途絶えていたと思う。2時間を越える長丁場の映像ではあるものの、持ち応える映画の力はさすがであり、 [review] (セント)[投票(6)]
シークレット・サンシャイン(2007/韓国)★5 ブレッソン直系の意地悪映画。ベストショットは二度出てくる、物思いにふけって衝突直前に我に返る運転シーン。夢想と気付きという主題がここで丁寧に示されてある。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
スリー・ビルボード(2017/米=英)★4 たぶん映画が趣味とかでもなくてまだこの手の作品に慣れてない多くの人には本作の良さは理解し難いかもしれない。それでも是非見てほしい。もし少しでも感覚的に優しい気持ちになれたら、たぶんそれが本作において大切なことだと思う。 [review] (deenity)[投票(13)]
スリー・ビルボード(2017/米=英)★5 ミズーリ州。三者六様。うさぎの置物7ドル。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(8)]
スリー・ビルボード(2017/米=英)★5 感情的でエキセントリックな怒りに支配されている者こそ、実はどうしようもなく繊細な心情の持ち主だという矛盾。世の中の多くの“こじれ”の根っこは、この人間的な弱さが生む矛盾につながっていくのだ。実に志が高く、かつ正直な憎しみと悲しみについての物語だ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(13)]
フェリスはある朝突然に(1986/米)★5 なにがそんなに私のツボにはまったのか、もう忘れてしまったけど、この映画を観て徹底的にマシュー・ブロデリックに惚れてしまった。今も顔はそのままなのが哀しい。 (キノ)[投票(1)]