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MSRkbさんのお気に入りコメント(5/10)

ミッション:8ミニッツ(2011/米)★4 ややもすると物語の素材そのものは『月に囚われた男』以上に安手でありふれているかもしれない。だがダンカン・ジョーンズはかつてない感情の創造を目指す作家のようだ。中盤を退屈に捧げることと引き換えに辿り着いた最後の「転送」シーン以降、形容困難の感動が怒濤のごとく間断なしに押し寄せてくる。 [review] (3819695)[投票(12)]
ミッション:8ミニッツ(2011/米)★4 およそ主体性と呼べるものを一切剥奪されながら自らの直感と選択を信じ喪失に耐える主人公に稀なる意志の力がみなぎる。それはまた、使い捨てられてよいものなど何一つ存在しない、という監督自身の心根であろう。「すべてうまくいく。」(2011.11.13) [review] (HW)[投票(9)]
ミッション:8ミニッツ(2011/米)★4 SF世界の当事者にしか起こりえない心情を、現実世界のわれわれに説いてみせ、そのことで現実のわれわれに何かを気づかせてくれるとしたら、それこそまさに本当のSFの醍醐味だ。 [review] (おーい粗茶)[投票(6)]
リアル〜完全なる首長竜の日〜(2013/日)★3 「完全なる娯楽映画やるぜ!」って黒沢清の意気込みは買う。がんばれ黒沢清!俺はこの映画を推すよ。★3だけど。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(4)]
リアル〜完全なる首長竜の日〜(2013/日)★3 「円」(テーブル、地球儀、信号、道路標識、ラケットとボール)「赤」(カバンやドラム缶)「水」(飲む行為の反復など)頻出するモチーフが結局は全て意味に繋がってしまう安易さが物足りないが、モノトーンな撮影・照明は良い。主観と客観の混乱が油断ならない不穏さを醸し出す。ただし場面毎の編集の組み立ては『LOFT』などに比べるとアップありきで若干心理的か。フィロソフィカルゾンビの中川信夫っぽい描き方に痺れる。 [review] (赤い戦車)[投票(1)]
リアル〜完全なる首長竜の日〜(2013/日)★4 キャストや主題歌のみならずミステリ仕立ての展開や泣かせっぽい演出などメジャー作品であることを意識した形跡は見られるが、結局は終末観の描写や廃墟の画や突拍子もない笑えるシーンなどといった黒沢清らしさばかりが目につく異様にバランス悪い珍品。 (太陽と戦慄)[投票(1)]
アフター・アース(2013/米)★5 あらゆる面でシャマランの集大成。内なる恐怖を克服すること、「信じる」こと。彼お得意の主題が単線構造の簡潔な語りとアクションで描かれ、その勢いでもっていつもの幼稚臭さをねじ伏せることに成功している。二度の敬礼、火山を見るジェイデン、物言わぬ大鳥の骸、息子の戦いを最後まで見届ける父の眼差し・・・このシャマランは泣ける。 (赤い戦車)[投票(1)]
野性の証明(1978/日)★5 たった一つの真実がこの出鱈目を成立させている。 [review] (pori)[投票(4)]
ザ・レイド(2011/インドネシア)★4 おぬし、思想が出ておるな [review] (ペンクロフ)[投票(6)]
ザ・レイド(2011/インドネシア)★4 最強の狂犬を引き立たせる普通の男、アンディ [review] (アブサン)[投票(4)]
探偵はBARにいる(2011/日)★3 昔はこういう安っぽくて面白い、男の夢みたいなベタな映画が普通にゴロゴロあったような気がする。大泉洋は「どうでしょう」贔屓を抜きにしても好演。体が動くうちに続篇バンバン撮るべし。 (ペンクロフ)[投票(2)]
探偵はBARにいる(2011/日)★3 ハードボイルドの約束を外さず安心して観ていられる出来の良いテレビ映画の感。大泉は期待どおり大泉であり、小雪も何の破綻も突出もなくいつもの小雪。松田、西田、松重、石橋もまたしかり。高嶋政伸安藤玉恵的非常識こそが映画の魅力だと思うのだが。 (ぽんしゅう)[投票(6)]
ゼロ・ダーク・サーティ(2012/米)★4 スクリーンに身を委ねているうちに、いつの間にか「米国目線」に憑依している自分に気づき恐ろしくなる。その戦慄を味わうことにこそこの映画の意味がある。ラストシーンのジェシカ・チャステインをみれば、これがプロパガンダなどではないことは明白だろう。 [review] (緑雨)[投票(2)]
ゼロ・ダーク・サーティ(2012/米)★3 力作であるという点には反論する気はない。むしろ、力作という以外に特に取り上げたくなる部分がない。 [review] (Master)[投票(2)]
ゼロ・ダーク・サーティ(2012/米)★2 映画を殺した者への、映画による復讐 [review] (Orpheus)[投票(9)]
バトルシップ(2012/米)★4 ブリトー入手のためコンビニに不法侵入するテイラー・キッチュの手際の悪さを定点監視カメラ映像の鮮やかな繋ぎで見せたプロローグが傑作だ。これは並大抵の馬鹿ではないと笑い慄く。ちゃんと代金を置いていくあたりも百点満点の馬鹿である。以降のシーンでは並の馬鹿に落ちぶれてしまうのが悔やまれる。 [review] (3819695)[投票(4)]
イングロリアス・バスターズ(2009/米=独)★4 おもしろ戦争講談。タランティーノの本質、精神は講談師や落語家に極めて近いと思う。快楽亭クエンティンの毎度馬鹿馬鹿しいお話。ただ話芸がうますぎるあまり、思想の背骨はちと見えにくいかなあ。 (ペンクロフ)[投票(1)]
トロール・ハンター(2010/ノルウェー)★5 こんな映画が観たかった。傑作である。 [review] (ペンクロフ)[投票(5)]
トロール・ハンター(2010/ノルウェー)★4 いやもうその服捨てろ。 (Lostie)[投票(1)]
桐島、部活やめるってよ(2012/日)★5 当事者はその一瞬を撮影できない。(原作読んで再鑑賞して評価を上げて追記しました) [review] (ペペロンチーノ)[投票(18)]