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動物園のクマさんのコメント: 投票数順

★4J・エドガー(2011/米)テンポよく時間を行ったり来たりする演出はお見事で、長尺を飽きさせない。繋ぎのセンスの良さはこの人の映画らしいし、彼の国の自由と自立に対する興味もこの人らしいが、映像としての驚きはほとんどない。[投票]
★4アラビアのロレンス(1962/米)青い空、白い砂、赤い岩。設計された美しい画面作りと、考え抜かれた名優たちの熱演。ここはこの音楽だろう、と思うようなぴったりな配曲。そうか、だからこの映画には感動できないんだ。でも、、 [review][投票]
★3バベットの晩餐会(1987/デンマーク)妹役のボディル・キェアの上品な美しさ!ユトランドの枯れた風景と、姉妹の慎ましさ。そして、ステファーヌ・オードランがそこにいることがもたらす潤い。彼女はやっぱり、年を重ねてもシャブロル作品での彼女だ。[投票]
★4肉屋(1969/仏)フランスは行ったことないんだけど、クロード・シャブロルは、ヌーヴェル・ヴァーグの人たちの中でも、もっともアメリカ映画を継承していて、もっともフランスだ、と思うのは、この映画を観ても感じる雑感。息を飲むラスト。[投票]
★4エル・ドラド(1966/米)ジョン・ウェイン は言う、「後は、プロに任せな」。そう、まさにプロの仕事。[投票]
★2下り階段をのぼれ(1967/米)何ともまあ、お幸せなお話。[投票]
★3ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場(1986/米)お定まりのプロットを、お定まり通りに楽しめる。[投票]
★4最前線物語(1980/米)「俺も兵士だ」と乱射する男は狂気か正気か?生き残る力の迫力にやられて全編に漂う緊張感は凄いと再認識できたが、初見では感じなかったヒューマニズムのいやな匂いを感じたのは、30年前の俺と今の俺の違いだろうか?しかし、オマハビーチは地獄だね。[投票]
★2ジャイアンツ(1956/米)別に高揚しないしドキドキしないけど、なぜか最後まで観ちゃう。金があるとかないとかでなく、やっぱり堂々と生きなきゃね。[投票]
★4ゼロ・グラビティ(2013/米)上下左右が意味をなさなくなる心もとなさを十分に味わさせてくれた。マニュアルと訓練は大事だ。[投票]
★2海賊とよばれた男(2016/日)戯画的で、途中で「勘弁してくれ」と叫びたくなるほど、正直虫酸が走った。でも、モデルとなった人物には尊敬の念でいっぱいだ。[投票]
★3ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016/米)ドニー・イェンチアン・ウェンばかりが印象に残った。[投票]
★4ラ・ラ・ランド(2016/米)バンドワゴン』や『殺しの烙印』や『シェルブールの雨傘』を思い出させてくれて楽しいこと極まりないんだけど、目新しさや驚きは別にない。この監督さんには、アステアや清順は驚きなんだろうな。本物のミュージカルを観たいと思わせてくれただけでも映画館に来てよかった。 [review][投票]
★3シシリアン(1969/仏)無能な警察なのに、バンチュラなので丸く収まりますね。大スター二人に売れっこ若手が加わった太秦時代劇風で楽しめる。[投票]
★3シン・ゴジラ(2016/日)予期できぬ事態や予想できぬ展開の人間の対処への希望、カタストロフの元凶に対する畏怖と得もしれぬ憧憬、はある。瓦礫の下の人の悲鳴は相変わらず、ない。編集と演出の妙は楽しめました。[投票]
★3東京暮色(1957/日)斎藤高順の音楽がいつも通りの軽やかさ、であることが、本当のこの映画の意味なのでは。よく考えると、たいした事件は起こっていない。小津のいつも通り、だけれど、省略がうまくいっていない。沈鬱なのは、オサムちゃん、ミノルちゃんがいないせい。[投票]
★3舟を編む(2013/日)よくTVで目にするどこぞの電気メーカーのLED電球やガス会社の母親もののコマーシャルフィルムと同じ匂いがし、二人の辞書先生の真剣勝負とは180度異なる、おとぎ話として楽しめました。[投票]
★2オーケストラ!(2009/仏)チャイコンを聴きたくなって、久々に聴いたら、すっかり映画の事を忘れてしまった、、、まあ、その程度かな。[投票]
★4戦場のピアニスト(2002/英=独=仏=ポーランド)悲劇も恐怖も意外に淡々としているもの。だからこそ悲惨。逆に歓喜も幸福も極めて淡々としているもの。この映画の演出の演出たる所以。鼻白むと同時に安心が欲しくて期待もしてしまう。で、その期待の先がドイツ将兵、ってこと? [review][投票]
★4回転(1961/英)原作は名作ですが、脚色も演出もよくて、原作とはまた違う味わい。『妖精たちの森』を先に観ない方がいいかな。[投票]